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ヤッさん(Ⅰ) の商品レビュー

3.5

92件のお客様レビュー

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2013/07/25

読んだ人の80%が電車を乗り過ごしてしまう面白さ!!…という帯文句はやりすぎかもしれないが、なかなか確かに面白い。読みやすい!原宏一の他の作品も読んでみたい。

Posted byブクログ

2013/06/30

銀座のホームレスになって、 「ホームレスたるものホームレスの矜持を持て」と言われ、共感し師弟関係に。やっさんは界隈の人脈を駆使し、アツイ事件の解決に走り、その姿を見て成長していく、俺。 そんなやっさんは、実は凄い人だったんだ・・・。 読みやすい一冊。

Posted byブクログ

2013/05/31

文章が簡潔で読み易かった印象。ほほ〜・・こんな浮浪者が存在してもおかしくないなと妙に説得力のある設定。なんていうか、伝法口調が小気味良くって読んでて気持ち良いんだろうなあと思う。フリーダムな生き方を満喫してしまったタカオ。さて、蕎麦屋として成功するんだろうか。

Posted byブクログ

2013/05/27

またも短編でしたが、とても読みやすく、サクサク進みました。 短編だと必ず好きな話と嫌いな話に分かれるのですが、これはどれも好きでした。 現実にはあり得ないと思うけど面白かったです。

Posted byブクログ

2013/05/19

だいたい走るか食べるかが登場人物の活動の大半だから、なんとなくリズミカルで爽快な気分につられる。読みだしたら止まらないってのはそういうことかも。 最後のオチで突然安っぽくなったのには拍子抜け。一生懸命丹念に積み木を高くまで積んで一気に崩壊させる、そんなことがしたかったのかしら作者...

だいたい走るか食べるかが登場人物の活動の大半だから、なんとなくリズミカルで爽快な気分につられる。読みだしたら止まらないってのはそういうことかも。 最後のオチで突然安っぽくなったのには拍子抜け。一生懸命丹念に積み木を高くまで積んで一気に崩壊させる、そんなことがしたかったのかしら作者は。

Posted byブクログ

2013/05/14

ホームレスだけれども、矜持があり、そして天才な舌と、料理の才能がある男ヤッさん。築地を基地に料理人と築地の間をコーディネイトしている。 彼が拾ったホームレス男タカを鍛え、従えて、数々の難事件を解決。ヤッさんの男気あふれる言動、そして機知に富んだ活躍。 最初のうちは波に乗って読んで...

ホームレスだけれども、矜持があり、そして天才な舌と、料理の才能がある男ヤッさん。築地を基地に料理人と築地の間をコーディネイトしている。 彼が拾ったホームレス男タカを鍛え、従えて、数々の難事件を解決。ヤッさんの男気あふれる言動、そして機知に富んだ活躍。 最初のうちは波に乗って読んでいけるのですが・・・。 だからこそ、途中のマンネリ具合や最後のタカの行く末に納得がいかないのです。 あれほどいろんな経験して、そこ?そこなわけ? 作者は途中で飽きてしまったのではないかな~?と 余計な詮索までしてしまいます。

Posted byブクログ

2013/05/07

ある青年がホームレスになってしまうが、そこで出会ったヤッさんと呼ばれるホームレスに出会う。 実はこの人物はホームレスでありながらその存在は料理人と食材を取り扱う間に走り回るフードコーディネーター的な存在であった。 生き方、哲学を食材や料理店を絡めたエピソードで書き上げられ人情...

ある青年がホームレスになってしまうが、そこで出会ったヤッさんと呼ばれるホームレスに出会う。 実はこの人物はホームレスでありながらその存在は料理人と食材を取り扱う間に走り回るフードコーディネーター的な存在であった。 生き方、哲学を食材や料理店を絡めたエピソードで書き上げられ人情味溢れる物語として仕上がっている。 数話のエピソードで作りあげらてりる本作、その作品ごとに出演する人物にありふれた身の上話なんかするなと一喝してしまうヤッさんの一言が凄く印象的だった。 話が進むごとに明かされるヤッさんの身の上、なぜこれほどまでに人に慕われている人物なのか?読み終わって話は完結してしまってはいるが続編があるならば次も読んでみたいと思える作品だった。

Posted byブクログ

2013/04/24

読み出したら本当に止まらない!颯爽と走るヤッさんに付いていくのに必死(笑)。読んでるとお腹が空きます。

Posted byブクログ

2013/03/26

本書はありきたりなホームレス小説(そう言うジャンルがあるならば)とは違う。 とにかくヤッサンの生き様は一本筋が通っていてかっこいいのだ。 ヤッサンは宿無しだが、所謂ホームレスとは違う。 そう、人生を謳歌し、人の役に立っている。 寝起きする屋根を持ってはいても ヤッサンの生き様に敵...

本書はありきたりなホームレス小説(そう言うジャンルがあるならば)とは違う。 とにかくヤッサンの生き様は一本筋が通っていてかっこいいのだ。 ヤッサンは宿無しだが、所謂ホームレスとは違う。 そう、人生を謳歌し、人の役に立っている。 寝起きする屋根を持ってはいても ヤッサンの生き様に敵う人は少ないかも知れない。 私を含めて…。

Posted byブクログ

2013/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私は銀座、という場所に行ったことがおそらく1回しかありませんが、イメージはこんな感じです。 「高級、ブランド、マダム…」 なのでそんな街にホームレスが実際にいるかどうかも知らないけれど、もしいるとしたらヤッさんみたいに、小奇麗にしていて、それとは気づかれない感じでいるのかもなあ。 ヤッさんが築地と高級料理店を行き来して生計を立てているのは納得いったけど、タカオはそれにくっついて、「なんだお前ラッキーボーイだな」という印象しか抱けませんでした。 挙句結婚相手も就職先も見つけて。 お話は、「ちっ、タカオめ…」と思っていたので(やきもち?)あまり入り込めませんでしたが、築地市場の移転問題とか、密漁の問題とか、そういうのがわかってよかったです。

Posted byブクログ