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ヤッさん(Ⅰ) の商品レビュー

3.5

92件のお客様レビュー

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2013/01/18

『三匹のおっさん』に通じるものを感じるのは、描かれているヤッさんの風貌のせいかな。 銀座や築地といった好きな街が舞台になっているのも、サクサク読めた要因か。 登場人物に感じる格好よさや潔さが気持ちいい!

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2013/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人生欲を出すと失敗しがち。 欲を出すことが悪いというわけではないけど、おいしい話には裏があるし、信念だったり、プライドだったり、小説で頻繁に出てきた矜持だったりを忘れちゃいけないない。 心身ともに健康で生きていきたい。

Posted byブクログ

2013/01/11

心暖まるいい話。 続きもの短編集、ってな具合か。 ヤッさん、というネーミングがあからさまで勿体ない。 おれも18歳の嫁とイチャイチャしたい。 そういや『とんび』ドラマ始まるねー。 録画設定せな。

Posted byブクログ

2013/01/06

設定に無理があったんじゃないかなと思いつつも、サクサクと読めてしまった。 登場人物の個性がもうちょい吹っ切れてくれたら面白かったかなぁと。料理ものだったけども、その料理の感動も中途半端な感じで残念。 ラストシーンはちょっと素敵。映像栄えしそう。

Posted byブクログ

2012/12/29

ホームレスのやっさんのお話。 なかなか他にはない設定のオモシロイ題材でした。 が、ちょっと現実離れした感じが、私はもう少し入り込めませんでした。

Posted byブクログ

2012/12/24

原宏一さん、初読。と言うか、原宏一と言う作家さんを初めて知った。ホームレスの話なのに、全然汚くなくて義理人情に熱く、ホームレスは保険が効かないからと言ってむちゃくちゃ体を鍛えている、銀座のホームレスのヤッさんが主人公。実際には、あり得ないと思うんだけど、築地市場の人達と料理人のパ...

原宏一さん、初読。と言うか、原宏一と言う作家さんを初めて知った。ホームレスの話なのに、全然汚くなくて義理人情に熱く、ホームレスは保険が効かないからと言ってむちゃくちゃ体を鍛えている、銀座のホームレスのヤッさんが主人公。実際には、あり得ないと思うんだけど、築地市場の人達と料理人のパイプ役のような役割をしているヤッさん。ホームレスなのに弟子もいるし、ヤッさんの身の回りで起きたトラブルをヤッさんとその弟子が解決に導いていく。二人以外にも、温かい人達が出てきて、とてもあったまるお話。たくさんの料理が出て来たり、お腹のすいた時に読むとめちゃめちゃ美味しいものが食べたくなります。こんなホームレス居たら絶対会ってみたい。

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2012/12/14

文庫で再読。やっぱりおもしろい♪ 2012.12.14

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2012/12/10

原 宏一さんの著書初読み。 本屋さんで平置きしてあったので購入。 つらつらつら〜と読める江戸っ子文章。 脂ののった戻りカツオというよりもさっぱりとした初ガツオ。すっきりした感じ。 最後のタカオのセリフ「こんなありきたりの〜」の部分は僕の読後感と同じ。でもこれでいいのだ。きっと。

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2012/12/10

ホームレスのヤッさんは食材と料理店を結ぶコーディネーター。 「ホームレス≒自由人」って私は思うんですが、単に堕落してしまっただけではなく、そうなってしまった人も世の中には大勢いるんじゃないでしょうか。 保険が効かないから体力づくりに余念がなく、身ぎれいにしたり、同じ場所を寝床...

ホームレスのヤッさんは食材と料理店を結ぶコーディネーター。 「ホームレス≒自由人」って私は思うんですが、単に堕落してしまっただけではなく、そうなってしまった人も世の中には大勢いるんじゃないでしょうか。 保険が効かないから体力づくりに余念がなく、身ぎれいにしたり、同じ場所を寝床にしなかったりと、他人に迷惑をかけない信念がいいなって思いました。 ヤッさんの弟子となったタカオが、人情味溢れアツイ師匠を尊敬する眼差しと、距離感が若者にしちゃぁ上出来(^v^)って思いました。こんな素質も師匠は見抜いていたのかもしれません。 絶望的な経験も「ありきたりな身の上話しはそれだけか」なんて言いきられちゃうと、大した事ではなくなってしまう気がします。そう言われると人間前向きになれそうです。 困難でリアルな問題を一刀両断するという爽快感が残りました。

Posted byブクログ

2012/11/21

月に10冊程度、小説を読んでいると、半分くらいがアタリ、その中でも1~2冊は寝る間も惜しんで読む、大当たりとなる。 今回は大当たり。 心揺さぶられた。 『人間の矜恃を忘れちゃいけない』。 イイ言葉だなぁ。 人の暖かさとか、誰かのために、我が身を捨ててとか、そうゆう感じ、そう言え...

月に10冊程度、小説を読んでいると、半分くらいがアタリ、その中でも1~2冊は寝る間も惜しんで読む、大当たりとなる。 今回は大当たり。 心揺さぶられた。 『人間の矜恃を忘れちゃいけない』。 イイ言葉だなぁ。 人の暖かさとか、誰かのために、我が身を捨ててとか、そうゆう感じ、そう言えば昔から好きだったんだなー。 浅田さんとかその典型。 今回も最高の作品と出会えた。 あとがき読んでビックリ。 床下仙人の著者だったんだ。 アレはわたしはだめだったのは、ファンタジー色が強いからかな。

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