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ヤッさん(Ⅰ) の商品レビュー

3.5

92件のお客様レビュー

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    12

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2021/05/30

ホームレスなのにグルメな料理人という設定がユニーク。料理、成り上がり、勧善懲悪、恋愛と面白い要素満載。

Posted byブクログ

2021/04/15

もう何年も前に読んだ本。 2巻も読みたかったけれど、そのままになっている。 とにかく、面白い本だった。 ヤッさんはすごい!こんなホームレスは実在するかな? 毎日の食生活を、店から店、有名老舗 料理店へと走り廻り、試食して意見を言い店主には有り難がられ、試食することで毎日の食事も...

もう何年も前に読んだ本。 2巻も読みたかったけれど、そのままになっている。 とにかく、面白い本だった。 ヤッさんはすごい!こんなホームレスは実在するかな? 毎日の食生活を、店から店、有名老舗 料理店へと走り廻り、試食して意見を言い店主には有り難がられ、試食することで毎日の食事も、賄っている。舌が肥えているんだろうなぁと思う。 ある日、ヤッさんは、ホームレスに なりたてのタカオという青年を見つけ、「いい若者が!」とタカオにいろいろと 指導を始める。最初は、店から店へと 走り廻ることに、根を挙げていたタカオだったが、ヤッさんと一緒にいるうちに皆にも覚えられ、逞しくなっていく。 恋物語も顔を覗かせ、わくわくする場面もある。続卷、何巻か出ている。 又、読みたいのだが・・・・ そのままになっているのは、残念に思う。また、機会があればと思っている。

Posted byブクログ

2021/01/19

この人たちに会ったことあると思ったら、以前に読んだことがあった。 http://booklog.jp/item/1/4575236756

Posted byブクログ

2021/01/07

スイスイと物語の中に引き込まれていく ホームレスになった主人公がやっさんと会って変わっていく姿 そして人と人との繋がり おすすめの本です。

Posted byブクログ

2020/04/26

4月-12。3.5点。 築地市場に出入りする、誇り高きホームレス、ヤッさん。 若くしてホームレスになったタカオが、ヤッさんの弟子になる。 連作短編、ヤッさんの謎の過去が少しずつ明らかに。 面白い。ホロッとさせる。

Posted byブクログ

2019/11/13

ヤッさんという人間の背中をタカという弟子が見て成長する。 お手本となる人が、どんなに素敵な人か、それは、身分には関係なく、人間性なのだと改めて言われる。

Posted byブクログ

2019/05/25

18歳で上京し大学へ。 その後も東京て就職したが続かず、ホームレスになったタカオが段ボールで寝ていたら蹴飛ばされた。 それが、ホームレスの先輩のヤッさんとの出会いだった。 それをきっかけにヤッさんの弟子となり、ホームレス哲学と生きていく術を教えてもらい、立派な?ホームレスになるタ...

18歳で上京し大学へ。 その後も東京て就職したが続かず、ホームレスになったタカオが段ボールで寝ていたら蹴飛ばされた。 それが、ホームレスの先輩のヤッさんとの出会いだった。 それをきっかけにヤッさんの弟子となり、ホームレス哲学と生きていく術を教えてもらい、立派な?ホームレスになるタカオ。 しかし、ホームレスらしくないとはいえ、決して楽な生活ではなく、事件も色々と起こる。 ヤッさんや周りの人たちに助けられながら、それらをなんとか乗り越えていく。 実際の築地の移転問題等にも触れながら描かれえいるのが、また面白い。 お金ではなく、本当の人と人との繋がりを感じる作品。 2019.5.25

Posted byブクログ

2019/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テレビドラマにもなった原宏一氏の小説シリーズ第一弾。 若いホームレスのタカオは、食に精通するホームレス ヤッさんと出会う。築地や銀座の高級店で頼りにされるヤッさん。いつしかタカオは弟子入りする。 蕎麦の食い逃げをする家出少女。かつての名店店主が自分のレストランに籠城。築地の豊洲移転。湘南での違法操業。ターレにはねられるタカオの事故。次々に起こる事件をヤッさんとタカオのコンビが人情と機転で解決していく。 時事問題あり、恋愛あり、ホロリとさせるところあり、かつてない設定に引き込まれます。

Posted byブクログ

2018/10/28

2015年21冊目 ホームレスを主人公とした物語。 と、言っても暗い話では無い。 主人公のヤッさんはポリシーを持ったホームレス。 ホームレスは都会の恩恵を受けて生きている。その幸せに感謝の気持ちを持たなければならない。少なくとも堅気の方に不快な思いをさせないように毎日きちんと身づ...

2015年21冊目 ホームレスを主人公とした物語。 と、言っても暗い話では無い。 主人公のヤッさんはポリシーを持ったホームレス。 ホームレスは都会の恩恵を受けて生きている。その幸せに感謝の気持ちを持たなければならない。少なくとも堅気の方に不快な思いをさせないように毎日きちんと身づくろいしなくてはならないという。 そんなヤッさんのもとにホームレスとして弟子入りしたタカは30手前の若者。 ヤッさんの毎日は朝早くからの築地市場。市場と飲食店を情報で結ぶことで、様々な飲食店で賄い飯などのご相伴に預かる日々。 そして、そんな日常から発生する様々な事件を片付けていく。 情報の価値を考えさせられ、またホームレスを通じ生き方を考えさせられる面白い小説であった。

Posted byブクログ

2018/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

評価は1.(未読) 内容(BOOKデーターベースより) 段ボール暮らしのタカオは見知らぬ中年男にたたき起こされた。「おめえ、それじゃ銀座でホームレスなんざ張っていけねえぞ」。訳もわからずついていくと、その男、通称ヤッさんは驚くべき食の達人で、築地市場と高級料理店を行き来して生活する、誇り高きホームレスだった。「旨い食いもんと人間が好きなこと」だけ確かな謎だらけのヤッさんは、時には料理人を叱り飛ばし、食の世界に起こるアツイ事件の解決に奔走する。やがて弟子入りしたタカオにも、成長を問われる試練が訪れるが…。愉快度バツグン、飛び出す啖呵も痛快なユーモア人情小説の決定版。 人間味が云々の前にきちんと社会生活を送っていないホームレスが上から目線で理論を並べる設定自体が受け入れられず。言うならやることしろ!途中でお手上げ

Posted byブクログ