ヒートアップ の商品レビュー
『魔女は甦る』の続編となる作品です。 麻薬取締官と、暴力団の渉外交渉委員長がコンビを組むという、現実にはあり得ない設定ではありますが、それ故の面白さがあり、引き込まれます。 終盤のたたみかけるような展開も見事で、アクション映画さながらの迫力があり、最後まで楽しませていただきま...
『魔女は甦る』の続編となる作品です。 麻薬取締官と、暴力団の渉外交渉委員長がコンビを組むという、現実にはあり得ない設定ではありますが、それ故の面白さがあり、引き込まれます。 終盤のたたみかけるような展開も見事で、アクション映画さながらの迫力があり、最後まで楽しませていただきました。
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前作のグロさや残酷さ、ハラハラ・ドキドキを期待してたからちょっと物足りなかった。後半の展開がもっと早くから始まれば良かったのに! 麻取とヤクザのコンビは面白かった。意外な人が電話してきたけど…うーん…まあありがちな展開よね。最後のどんでん返しは意外だったな〜。
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この作品だけ読んでも楽しめると思いますが、前作の「魔女は甦る」を先に読むことをオススメします。 中山七里さんの作品では、教誨師や名を馳せるピアニストなど、他ではあまり見ないキャラクターが登場しますが、今作では麻薬取締官とヤクザという異様なコンビが活躍します。 事件の解決は最...
この作品だけ読んでも楽しめると思いますが、前作の「魔女は甦る」を先に読むことをオススメします。 中山七里さんの作品では、教誨師や名を馳せるピアニストなど、他ではあまり見ないキャラクターが登場しますが、今作では麻薬取締官とヤクザという異様なコンビが活躍します。 事件の解決は最後あっさりとしていますが、読み応えのあるアクションで満足しています。
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中山七里の『ヒートアップ』 ヒートアップした内容じゃったはず‼️ 多分面白かったはず‼️ 2014年読破
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「魔女は甦る」の2ヶ月後の世界線なんだけど、前作の主人公たちが出てこないので続編といった感じは受けない。麻薬取締官の七緒は、破壊衝動と攻撃本能を呼び起こすドラッグ「ヒート」という悪魔のクスリを追っている。指定暴力団も絡んでテンポよく進んでいく。
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どこかで読んだ設定で、既視感しかないと思っていたら『魔女は甦る』と同じ世界を舞台にした作品とのことで納得。 人を凶暴に変えてしまう「ヒート」という薬物を追って麻取の七尾が走る。彼はひょんな事からヤクザと組むことになる。 展開はハードボイルドというよりコミカルなアクション物のそれ。...
どこかで読んだ設定で、既視感しかないと思っていたら『魔女は甦る』と同じ世界を舞台にした作品とのことで納得。 人を凶暴に変えてしまう「ヒート」という薬物を追って麻取の七尾が走る。彼はひょんな事からヤクザと組むことになる。 展開はハードボイルドというよりコミカルなアクション物のそれ。バディもの、といったところだろうか。90年代ならば大沢在昌あたり書きそうである。目新しさなどはあまり感じられないがサクッと読めて気楽に楽しめる作品だ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作に続きヒートの恐ろしさがひしひしと伝わってきました。後半はスピード感があって一気読み。でも、真犯人が七尾さんを犯人に仕立てようとしたのが腑に落ちませんでした。犯行に至った理由まではわかるのですが。何か読み落としてたのかな?
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「魔女は甦る」から二ヶ月後の世界。 中山先生が続編ではないとされている作品。後に刊行される「幼稚園シリーズ」みたいなテーマだけ同じで時間経過はしているが続編ではないという位置付けかな。 最後の戦いは息付く暇もなくハードボイルド小説。鬼気迫る逃走劇は一気読み。そして、その最中のと...
「魔女は甦る」から二ヶ月後の世界。 中山先生が続編ではないとされている作品。後に刊行される「幼稚園シリーズ」みたいなテーマだけ同じで時間経過はしているが続編ではないという位置付けかな。 最後の戦いは息付く暇もなくハードボイルド小説。鬼気迫る逃走劇は一気読み。そして、その最中のとある一文に「え?」と声が出ました。 山崎はもちろん、七尾さんも後の世界にも本当に一瞬の出番も含め登場するので、「あー久しぶりだな。健在で良かった」と安否を知れるのがいいところ。
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都内の繁華街で、破壊衝動と攻撃本能を呼び起こし、人間兵器を作り出す、悪魔のクスリ“ヒート”という非合法ドラッグを使用した若者達の抗争が、激化していた。 関東信越地区のエース「特異体質」のお陰もあり、囮捜査にかけては、他の追随を許さないといわれる、七尾究一郎が、ヒートの捜査に乗り...
都内の繁華街で、破壊衝動と攻撃本能を呼び起こし、人間兵器を作り出す、悪魔のクスリ“ヒート”という非合法ドラッグを使用した若者達の抗争が、激化していた。 関東信越地区のエース「特異体質」のお陰もあり、囮捜査にかけては、他の追随を許さないといわれる、七尾究一郎が、ヒートの捜査に乗り出した。 その七尾に、暴力団「宏龍会」渉外委員長・山崎岳海から、ヒートの売人、仙道寛人を確保するため、手を組まないかと持ちかけられる。 警察の機動力と暴力団の情報力。 お互いに、補い合えると、行動を共にすることになったが、その仙道が、確保する寸前に殺害されてしまった。 しかも、死体の傍に転がっていた鉄パイプから、七尾の指紋が検出された。 お決まりのどんでん返し。 面白かった。 捜査官とヤクザがコンビを組んで、何かから逃げ、お互いに、腹の探り合いをしながら、助け合い、いつの間にか、心が通う。 そんな作品が大好きだと気づいた。
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ヒートシリーズの第二弾。前作ほど残酷な描写はないものの、マトリとヤクザがコンビを組むという展開は面白かったです。最後のドンデン返しはなんとなく読めてしまいましたが…。
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