ヒートアップ の商品レビュー

中山七里【著】

2018/04/15

『魔女は蘇る』の続編。
登場人物は繋がっていて(主人公は麻取の七尾になってる)前作の2ヶ月後の話。
すごい疾走感であっという間に読み終わる。
犯人のどんでん返しはもはやどうでも良いレベル。(言い過ぎ？

2017/12/03

前作も読んだけど、今作の方がグロさはない。むしろ痛快さはあるかも。薬物の怖さをあらためて考えさせられる。

2017/11/14

「魔女は甦る」→「ヒートアップ」→「ワルツを踊ろう」となるのだであろうか、数々のシリーズ物を持つ著者だが、ヒートシリーズとしては終わりだろうか、「ワルツを踊ろう」のように派生した物語も更に出てくるのだろうか、この作品でも七尾と山崎のコンビは捨てがたく、また別の物語で出て来そうだ、おまけに御子柴弁護士の名前まで出てくる始末だもの。本作はミステリーの常道、まさかの人物が犯人だということになるのだけれども、犯人は女性のはずなのにと思わせておいて最後の最後に叙述トリックに騙されていたことに気づくのである。

2017/10/25

篠田課長って女性だったことを最後まで隠す意味は？
宮條が出て来たときは、おっ！と思って2人でどう事件を解決するのかと思いきや、電話の場面きりだったのが残念。
社会風刺もしてて、現実に肉薄してて良かったけど終わりをもう少し腑に落ちる感じにして欲しいな、と思った。途中アメリカ軍が出て来てすごく話のスケールが巨大になったから。

2017/10/19

麻薬を打たれても、大丈夫な体という特異体質と言う設定はなかなか面白かった（実際は影響があるのだが）。最後も。

2017/07/04

「魔女は甦る」の続編。
とある製薬会社のつくった薬物により異常行動をおこす若者が増え始めた。麻薬取締官の主人公と薬物を追うヤクザと共に事件追うお話。
近い将来、現実でもおこりうる話なのではないか？いやもしかしたらすでにどこかで起こっていてもおかしくないなと想像できる恐ろしい内容です。
２冊間を空けずに読むことをおススメします。

2017/06/04

魔女は甦る の続編的物語。

中山さんは本当、悪いんだかいいんだかわからない人間が好きなんだなぁとつくづく。
法律についても、人間的な意味でも。
白黒どっちかだけの人間なんていないって、私もそう思うしむしろ私もそういう人の方が好き。
ここまで極端でなくても。

でも七尾にも何か過去があるのかなーと思ってたけどなにも出てこなかった。
ヒートが完全に消えたのかどうかも明らかじゃないからまだ続くのかなぁ。

前作読んでる身としては「うそぉ！うそでしょ宮條さん！」…って感じ。

それと七尾くんはカエル男の時の古手川くんみたい。いくら特異体質だとしてもコレ人間じゃねぇと思った。人の体がどのくらいどうなったら動けないかとか全然わからないけど、古手川くんも超人レベルだったがあれを超えたのでは。

それにラストのナパーム弾連発。
爆発を背景に走る3人 て絵面が浮かんだ。ハリウッド映画みたい。マジか！

もう一つ。
最後の方で御子柴さんの名前が出てきて「⁈」となったがこいつ、もしかして恩讐の鎮魂歌で顧問弁護士になってくれって依頼しにきた奴じゃないか！ そういう事情があったんだな。。

ヒート打った時の描写が、鹿の王で黒狼熱にかかった後で狼と同化してしまう時の描写に似てた。体が変化することで意識も変わってしまうあれ。

2016/12/28

『魔女は甦る』の宮條さんが生きてて良かった！
犯人がかなりの意外人物だったので（ずっと別人物を想定して読んでた）ビックリした。

2016/12/24

「魔女は甦る」の続編。前作と違い、そこまでグロ要素はなかったので読みやすかった。七尾と山崎の真逆コンビがとてもよかった。前作でもラストシーンの表現力には感嘆したものだが、今回も臨場感溢れていて素晴らしかった。是非映像化！と思ったが、不可能だな。御子柴…山崎をよろしく！

2016/10/21

「魔女は甦る」から二カ月後、本題のヒートの話しに…麻薬の怖さから所謂バイオハザードの恐ろしさへ…グロい表現が薄くなったのは助かる。
最後の犯人はその人が女性だとは微塵も思っていなかったという点でやられた！という感じです。
「魔女は甦る」から続けて読んで、ハッピーエンド。
作者は御子柴弁護士、宏龍会、山崎こんなところで繋げてますか（時系列の細かいところは置いといて）、いろんなシリーズ読まないと分からない「お！」をちりばめますねー^^;

クスリは絶対に手を出してはいけません！