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光圀伝 の商品レビュー

4.4

379件のお客様レビュー

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    170

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2013/12/15

ものすごくおもしろかった。 主人公に、はまってしまったから。 感情豊かな性格は、読んでいて楽しい。 青少年期の光圀の激しさかわいさに萌え~となったり、大事な人たちとの死別に大泣きしたりと、かなり感情移入しやすい。読後は、光圀に出会えて良かった、という気持ち。 ただ、光圀が四十、五...

ものすごくおもしろかった。 主人公に、はまってしまったから。 感情豊かな性格は、読んでいて楽しい。 青少年期の光圀の激しさかわいさに萌え~となったり、大事な人たちとの死別に大泣きしたりと、かなり感情移入しやすい。読後は、光圀に出会えて良かった、という気持ち。 ただ、光圀が四十、五十をすぎると感情移入しにくくなるのは私が若いからなのか、作者が若くて老年の感情を描写しにくいからなのか…光圀の三十代までは「わかるわかる、その気持ち!」だったのがそのあとは「ヘェ~、そんなもんなんかなぁ」に変わりました。

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2013/01/12

若い頃は市井で遊びほうけていたこと、兄の子を跡取りとしたこと、自分の子は讃岐の藩主となったこと、大日本史をてがけたことなど何となく知っていた水戸光圀。それが幼少期から最期の時まで時系列に続く小説なのでとても分かりやすかった。 水戸藩特有の思想、勉学などについて分からないことが多...

若い頃は市井で遊びほうけていたこと、兄の子を跡取りとしたこと、自分の子は讃岐の藩主となったこと、大日本史をてがけたことなど何となく知っていた水戸光圀。それが幼少期から最期の時まで時系列に続く小説なのでとても分かりやすかった。 水戸藩特有の思想、勉学などについて分からないことが多かったが、その基礎がどの様に成り立ったのかが理解でき、今後の水戸学について学ぶ時に役立ちそう。 全体的に凄く面白かったが、光圀が神の様に立派すぎるて人間的な面白みに欠けること、本が分厚すぎて電車で読めなかったり腕が疲れることでー星ひとつ。

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2013/01/12

屏風裏での主従対面シーンは胸熱。 素朴な疑問がひとつ。独特なフォントの光圀伝。扉のフォントだけプレーンなのは、そういうお約束なの?(初めての気づいた!)

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2013/01/11

今この時代だからこそ、全ての人々に読んでいただきたい。孤高の虎『水戸光圀』その生涯を収めた一冊。まさにこれが時代の本。生涯一生読み続けるだろう。これこそが日本の文であり漢の象徴だろう。

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2013/01/11

「生きとし生けるもの全てみな、歴史になるのである」「正しい苦楽をもって、生をまっとうすること。そのすべこそ、大義なのである。」義を持ってまっすぐ前を見据え生きる。堅固な姿勢を崩さず、それでも素直な心と聞く耳を持つ。人間、光圀の魅力が存分に描かれた一冊。

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2013/01/08

読みごたえのある一冊でした。少しずつしか読めずかなり時間がかかったのですが、それはそれで楽しい読書の時間でした。 おなじみの水戸黄門のイメージとはかけ離れた光圀ですが、この雰囲気は好きですね。

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2013/01/07

光圀がとことん魅力的! 苦悩しつつも義を見出し、義に生きる…まさに“美事”な人生である。 子どもの頃から大好きだった水戸黄門を、鮮やかにそして力強く書いてくれた作者に感謝。

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2013/01/06

テレビドラマからイメージする光圀像を良い意味で裏切られる。 幼い頃から苦悩や葛藤に苛まれ、それを打ち消すが如く学問、詩歌に打ち込む事で築き上げられていく新しい光圀像。 決して聖人ではなく、私達と同じように悩み苦しみ、生きる喜びを感じるひとりの人間としての光圀に共感を覚えると同時に...

テレビドラマからイメージする光圀像を良い意味で裏切られる。 幼い頃から苦悩や葛藤に苛まれ、それを打ち消すが如く学問、詩歌に打ち込む事で築き上げられていく新しい光圀像。 決して聖人ではなく、私達と同じように悩み苦しみ、生きる喜びを感じるひとりの人間としての光圀に共感を覚えると同時に、どんな事があっても己の信じる道を突き進む姿に魅了され、ページをめくる手が止まらない。

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2013/01/06

〈内容〉何故この世に歴史が必要なのか。生涯を賭した「大日本史」の編纂という大事業。大切な者の命を奪ってまでも突き進まねばならなかった、孤高の虎・水戸光圀の生き様に迫る。『天地明察』に次いで放つ時代小説第二弾!

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2013/01/05

お長、子龍と呼ばれる幼少期から光國そして黄門様と呼ばれて亡くなるまでの、まさに光圀伝。その義に生きた生涯が生き生きと描かれている。「大日本史」として編まれることになる史書の意義や背景もよく分かった。 如在など、儒教の教えも新鮮だった。 まさに時代を生きていた人物を描いた著者の史筆...

お長、子龍と呼ばれる幼少期から光國そして黄門様と呼ばれて亡くなるまでの、まさに光圀伝。その義に生きた生涯が生き生きと描かれている。「大日本史」として編まれることになる史書の意義や背景もよく分かった。 如在など、儒教の教えも新鮮だった。 まさに時代を生きていた人物を描いた著者の史筆にも感心した。 13-2

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