ツナグ の商品レビュー

辻村深月【著】

2025/01/25

「死」という逃れることのできない事象を自分はどうやって迎えるのか。死生観を問いかける作品でした。現実社会に使者がいるのなら、自分はたった1回の権利を行使するのか、２つの視点で考えてみても今と５年後、10年後は変わってくるかもしれません。ただ、今を後悔ないように一生懸命生きてみようと思います。

2025/01/23

最後、NPCみたいな役割に徹してた使者について語られるの気持ちよすぎた。

全員が全員救われるわけじゃないのがよかった。特に御園と嵐の章が傑作。

2025/01/16

とても素晴らしい作品でした。
死生観を考えさせられる物語でした。
切なくてうるっと来る場面もありました。
後半、物語の内容を回収している所が更に良かったです。
続編があるので是非読みたいと思います。

2025/01/13

面白かった。
あの息子が、元気でなって言った一言を私はそのままの意味で捉えていた。その裏に隠された意味も考えず。「生と死」について考えることが比較的多い気がするが、それでも今回は新しい考えが私の中で芽吹いた。私だったら誰に会うだろうってこれからもたまに考えていくだろうな。楽しい時間を作ってくれて感謝です。

2025/01/11

色んな伏線があって何が最終的に起きるかは理解出来たが作品自体は面白かった
辻村深月は本当に心情描写が上手い
御園と嵐の話は他との対比で後悔を表していて凄い良かった
最終的に使者自体の事はだいたい読めたけど面白くてパパっと読んじゃった

2025/01/07

一生に一度だけ死者と会える、死者も生者に会えるのは一度だけ。お互いが会いたいと思えたなら再会ができるという設定がすごいなと。
また、再会したら後悔がなくなる人ばかりではないというのもリアリティがあって良かった。

2025/01/07

よく図書室とかのおすすめ本として紹介されていたのを思い出して読んでみました。おすすめされるだけあってやっぱり面白かった。少し気を抜いたら涙がうるっとしてしまうほど、どのストーリーも感動した。もしも自分だったらどうするかな、と考えさせられる本だと思った。学校で読むのはあまりおすすめしない。笑

2025/01/07

正に自身の年末年始を繋ぐ!?
使者（ツナグ）の物語。

年末年始ほっこりするお話が読めて良かった〰
今の自分だったら、誰と逢うんだろうと考えながら読みました。
今の自分には、作中にでてくるような切実に逢いたい方はまだおりませんが、、、

ラスト、歩美の両親の死の真相!?の下りは素晴らしかった!

続編もでてるようなので、いずれ読みたいと思います。

2024/12/30

自分が死んで自分自身に悔いが残ること、そして、亡くなった人に対して自分が悔いを残すこと。どちらもあるに違いない。誠実に、丁寧に生きられたらいいなあと考えてしまった。

2024/12/27

ツナグのその後
彼を軸としたストーリーになっていて
読みやすいという印象を受けました。
ツナグの成長がみられる一冊です。
続き、あるのかな？
あったら読んでみたいと思いました。