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ツナグ の商品レビュー

4

1585件のお客様レビュー

  1. 5つ

    452

  2. 4つ

    649

  3. 3つ

    311

  4. 2つ

    43

  5. 1つ

    5

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2012/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何処となく、辻村さんの、過去のアノ作品(タイトルを書くとネタバレになりそう)をふと思い出させるような、死者と生者の繋がりのお話。 辻村さんの他の作品にしばしば見られるような、突き刺さるような、或いはひりひりとするような感じは全くなく、それぞれの再会に纏わる想いに、涙が出てしまいました。 でも、最後はやはり、辻村さん、でした。

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2012/08/29

829 森絵都さんの「カラフル」に似ている。 帯を見たとき、最初に思った。 しかし読み続けて行くうちにわかった。この本は「死者は生者のためにいていいのか」これを伝えるための本たと。 生者は一回、死者に会える。 しかし死者からは生者を選ぶことが出来ない。選ばれるのを待つしかない。 ...

829 森絵都さんの「カラフル」に似ている。 帯を見たとき、最初に思った。 しかし読み続けて行くうちにわかった。この本は「死者は生者のためにいていいのか」これを伝えるための本たと。 生者は一回、死者に会える。 しかし死者からは生者を選ぶことが出来ない。選ばれるのを待つしかない。 「おくりびと」がヒットしたから映画化したのか。 3.11で、予期せぬ別れを経験した人へのメッセージなのか。 わたしは、まだ会いたい死者はいない。 辻村さんお得意最後のどんでん返しが、いつもより小さく感じられた。 ストーリー重視、本当に伝えたいことのために比重を少なくしたのか。

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2012/08/29

久しぶりに長編を没頭して読んでいます。いろいろな繋がりがあって... 映画化もされるみたいなので、監督さんが、どう描写するのかたのしみです。

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2012/08/28

図書館で借りて2回読んだが、度読み返してもよい本である。文庫化 されたので、今回は購入予定。(持ち運びしやすいので、いつでも持っていける)。10月には映画にもなるので、映像化されたものをみるのも楽しみである。

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2012/08/23

辻村サン、ワタシの中ではデビュー作の怖い印象が強かったけど、ひっくり返った。 すごく心に残る作品。 ちっとも怖くなく、優しさがあふれる小説だった。 使者である歩美君が謎の人物じゃなく、普通に生活してて、使者になるにあたっての心情も丁寧に書かれててよかったな。 短編だけど、すべ...

辻村サン、ワタシの中ではデビュー作の怖い印象が強かったけど、ひっくり返った。 すごく心に残る作品。 ちっとも怖くなく、優しさがあふれる小説だった。 使者である歩美君が謎の人物じゃなく、普通に生活してて、使者になるにあたっての心情も丁寧に書かれててよかったな。 短編だけど、すべて繋がってて途中でまた読み返したりしながら読んだ。 ワタシはすごく好きな小説。

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