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失敗の本質 の商品レビュー

3.9

59件のお客様レビュー

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2024/09/10

図書館で借りて第3章まで読んだ。野中郁次郎先生の2章までは読んだが、4章以降の他の方が書いたものは読んでいない。太平洋戦争の失敗を学ぶには面白そうだが、一回積読で止めている。

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2024/07/06

2024/07/05読破  一言 リーダーとしての戦績 感想 戦争時代のリーダー達の良かった点、悪かった点を根拠を基に記載してあり、とても面白かったです。 下記は印象に残った点 「暗黙知」思っていること 「形式知」思っていることを言葉にすること 「実践知」言葉を形にしていくこ...

2024/07/05読破  一言 リーダーとしての戦績 感想 戦争時代のリーダー達の良かった点、悪かった点を根拠を基に記載してあり、とても面白かったです。 下記は印象に残った点 「暗黙知」思っていること 「形式知」思っていることを言葉にすること 「実践知」言葉を形にしていくこと フロネシス=実践知 リーダーに求める能力 ①「大局観」②「現場感覚」③「判断力」

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2023/09/22

「失敗の本質」の本を読んだことがあり、その後に久しぶりに野中先生の本が読みたいと思い読んでみた。非常に興味深い内容で、今まで通り日本軍の戦争を研究材料としつつ、戦場でのリーダーシップについて大量の論文とデータを元に分析されて納得感のある内容であった。 個人的には第8章の辻政信の...

「失敗の本質」の本を読んだことがあり、その後に久しぶりに野中先生の本が読みたいと思い読んでみた。非常に興味深い内容で、今まで通り日本軍の戦争を研究材料としつつ、戦場でのリーダーシップについて大量の論文とデータを元に分析されて納得感のある内容であった。 個人的には第8章の辻政信の内容に思うところがあった。幼い頃から文武両道で部下の信頼も厚く飲み会や風俗などが大嫌いで教科書に載るお手本のような軍人であるのにも関わらず、組織として何故上手く立ち回ることができなかったのか?日本人が目指すべき人物に限りなく近いはずなのに何故同世代のエリートには嫌われていたのか?そもそも日本の学問における優秀な人材は何なのかを考えさせられる内容であった。 最後の菊澤先生の章もおすすめ。非合理的な意思決定プロセスに使われる【空気】という目に見えないものについて、取引コスト理論を用いて説明しているので、現代のビジネスでも応用できる内容であると思う。総じて自身の知的好奇心が満たされる素晴らしい本であった。

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2023/06/27

リーダーは実践し、賢慮し、垂範せよ 理想のリーダ像はかくあり、その実現するが難なることを痛感する日々です。

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2021/10/20

これだけ日本の欠点と言うか日本の弱体化の要因を俯瞰的に正確に指摘出来る日本人がいるんだなと素直に驚き。同じような考えを持つ日本人は一定数いるはず。それでも日本が衰退国として甘んじているのは分かっていても変えられない何かが多々あるからだと思う。自分もそうだけど。

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2021/06/22
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フランスが犯した失敗の本質を的確にした指摘した上で、物は、祖国フランスの救済策を次のように書いている 強くなること 敏捷に行動すること 世論を指導すること 国の統一を保つこと 外国の政治から世論を守ること 祖国の統一を撹乱しようとする思想から青年を守ること 治めるものは高潔のある生活をすること 汝の本来の思想と生活方法を情熱的に信じること 戦時体制のアメリカ政府は、統合参謀本部を始め、軍のポストに多くの民間人を起用した。それが知のバラエティーを豊かにし、組織にバランス感覚を植え付けたのだ 学校での成績が重視される10日システムに象徴されるように、日本軍の組織人事は極めて硬直的なものであった 羽を和ませ、気分を一新させる場合、ジョークやユーモアも必要だ。いざと言う時、こうした知の潤滑油を使うことができるかどうか。 失敗からいかに学ぶかこれは軍隊に限った課題ではない。贈収賄や談合、粉飾決算、個人情報流出問題等と、今なお企業不祥事が後を絶たないのは、組織の失敗の拡大再生産と言う負の連鎖に陥っているからだ

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2021/06/04
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史実をベースに、リーダーシップについて考える一冊。 思ってたほどリーダーシップについては触れられていない印象を受けた。(過去のリーダーシップについては触れられているが) 辻政信についてが非常に印象的だった。「おるおる、こんな人」って思いながら読んでいた。 求められている理念の実践は完璧なのに、言動を知らず暴走してしまう 将来こうならないように気をつけたい...。 あと人情課長の指示は今統計を取り直したら割と変わってるんじゃないかなあと予想。 当たり前やけど求められるリーダーシップは時代とともに変わっていくから日々アップデートが必要やなあと痛感(この本はアップデート出来ていない?と感じるので、過去を読むもの・参考程度に留める方がいいとは思う)

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2020/08/19

太平洋戦争の日本軍の失敗に学ぶ本 組織論などで現代にもじゅうぶん通じる、ということは普遍的、本質的な話なんだろう 日本企業の組織あるあるではあった 作戦が失敗した アメリカ→原因を分析、次の作戦に反映 日本→「気合が足りない」「次は勝てる」 無謀な意見が出た アメリカ→ロジカルに...

太平洋戦争の日本軍の失敗に学ぶ本 組織論などで現代にもじゅうぶん通じる、ということは普遍的、本質的な話なんだろう 日本企業の組織あるあるではあった 作戦が失敗した アメリカ→原因を分析、次の作戦に反映 日本→「気合が足りない」「次は勝てる」 無謀な意見が出た アメリカ→ロジカルに考えて判断 日本→「あいつは本気だ、やらせてやろう」 第一陣が敗退したら、、、 アメリカ→コンティンジェンシープランを持っている 日本→「失敗するわけない」「失敗を考えるのは異端だ」 今時こんな古い考えの組織もなかなかないとは思うが、 ゼロではないだろうと思う。 少なくともうちの会社も忖度とかあるし、「あいつがあそこまで本気なんだから、一度やらせてみよう」みたいなのはあると思う。 ただ企業であれば、最悪倒産で済むけど、 こと戦争では、そのしょうもない判断で、何千男万の人間を殺すことになる点は忘れてはいけないと思った。 戦史の勉強にもなってとても良い本だと思います。 ただ、かなり難解な文章も含むので眠くはなる。

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2020/07/27

リーダーシップのエッセンスが凝縮。とても興味深く、図書館で借りたものの、結局手元に置いておきたくて買ってしまった。 直感の概念化が、今の私には一番琴線に触れた。少し置いて読み返してみたら、また違うところが響くのかも。

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2020/07/24

戦争状態における戦略的・戦術的判断の理由をリーダーシップを軸にひも解いています。集団の意思決定において、国家レベルの集団であったとしても必ずしも論理的な判断をするとはかぎらないということが改めて理解できました。 野中郁次郎さんのことはよく知らないまま本書を手に取りましたが、他の著...

戦争状態における戦略的・戦術的判断の理由をリーダーシップを軸にひも解いています。集団の意思決定において、国家レベルの集団であったとしても必ずしも論理的な判断をするとはかぎらないということが改めて理解できました。 野中郁次郎さんのことはよく知らないまま本書を手に取りましたが、他の著作も読んでみたいと思います。 最前線での日米の指揮官の比較分析、また「空気を読む」行動を取引コストで解説されていたところが非常に興味深かったです。

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