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百年法(下) の商品レビュー

4.1

309件のお客様レビュー

  1. 5つ

    100

  2. 4つ

    131

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

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2014/11/11

最後それはないんじゃないの?みたいなとこは正直あった。すーーーごく面白かったんだけど、前半が常軌を逸した面白さであるがゆえに後半の小物感がはんぱない。とてつもなくおもしろかったことに変わりはないんですけどね。

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2014/11/11

全ての登場人物に伏線があり全てのストーリーに意味がある完璧な作品でした。 百年法に始まり百年法に終わり百年法の是非を考えるこの作品は人間の生と死の感情を上手く表現出来ているなと感じました。 同時に生と死はやはりセットになるものだなと再認識させられました。 いつの日か本当に人類が足...

全ての登場人物に伏線があり全てのストーリーに意味がある完璧な作品でした。 百年法に始まり百年法に終わり百年法の是非を考えるこの作品は人間の生と死の感情を上手く表現出来ているなと感じました。 同時に生と死はやはりセットになるものだなと再認識させられました。 いつの日か本当に人類が足を踏み入れてはいけない場所まで踏み込む日が本当に来るかもしれない。 その時自分ならどうすか考えさせられました。

Posted byブクログ

2014/11/11

うーん,なんだか読み疲れた. 確かに面白いのだが,引き込まれ感と読みにくさ感の不思議な同居状態で. 何が読みにくさの原因かは自分でもはっきりしないのだが. 特に上巻はまだスピード感があったのに,下巻に入るとイメージがガラッと変わって. いちおうハッピーエンドなのかも知れな...

うーん,なんだか読み疲れた. 確かに面白いのだが,引き込まれ感と読みにくさ感の不思議な同居状態で. 何が読みにくさの原因かは自分でもはっきりしないのだが. 特に上巻はまだスピード感があったのに,下巻に入るとイメージがガラッと変わって. いちおうハッピーエンドなのかも知れないが,個人的には微妙に消化不良. ただ,端々に現状の社会や日本の政治の問題等に対して警鐘の様なもの(それがかなり具体的に)が埋め込まれ,散りばめられていると感じるのはちょっと考え過ぎだろうか・・・

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2014/11/03

14/10/26?読了 不老不死と独裁政治が始まり、終わるまでの話。 ひとは自分が可愛い。一度犯した過ちは、意外と繰り返されない、ただしその痛みを覚えているうちは。合議制よりは独裁制にメリットがある、特に決断の速さにおいて。不自然なことは長く続かない。 にしても、オトコの話で...

14/10/26?読了 不老不死と独裁政治が始まり、終わるまでの話。 ひとは自分が可愛い。一度犯した過ちは、意外と繰り返されない、ただしその痛みを覚えているうちは。合議制よりは独裁制にメリットがある、特に決断の速さにおいて。不自然なことは長く続かない。 にしても、オトコの話でしたね、徹頭徹尾。

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2014/10/20

一日で読んでしまった。今まで、日本という国に思い入れもないし別に自分の身の安全が保証されていればどうでもいいと思ってた。国を守るため、日本という国を存続させるためにわが身を犠牲にする人がいるなんて考えもしなかった。多分、今の日本にもそういう人がいるんだろう。そんな人がいるなんて考...

一日で読んでしまった。今まで、日本という国に思い入れもないし別に自分の身の安全が保証されていればどうでもいいと思ってた。国を守るため、日本という国を存続させるためにわが身を犠牲にする人がいるなんて考えもしなかった。多分、今の日本にもそういう人がいるんだろう。そんな人がいるなんて考えもしなかったから、びっくりした。

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2014/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルが気になって読んでみた。 初めての作者。 センチュリオンの北沢大佐と香川局長のシーンもよかったが最後の仁科ケンの国民に向けてのメッセージがすばらしかった。 スケールの大きいすばらしい作品

Posted byブクログ

2014/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

パラレルワールドの日本の近未来SFサスペンスの下巻。 さすがに読みごたえがありました。 特に政争劇は圧巻です。 一つだけ気になることがありました。 国や子孫の将来のために、愛する人や物のために犠牲になる、というのは美談ではありますが、第二次世界大戦で戦場に散った若者たちも同じ気持ちだったと思いますし、戦争指導者たちも私利私欲ではなかったのではないかと思います。 同じ言葉を使っても、ある一線を越えてしまうと危ういということを考えた上で、ラストの感動的なシーンをとらえた方が良いと思った次第です。

Posted byブクログ

2014/10/08

読み終わってすぐ人に勧めました。自分がその立場だったらどうするかな…。設定自体もすぐ未来にありそうだし、百年法を受け止めたり取り巻く人間関係、人生観も人それぞれ。ラストも個人的にはすごく納得。その先も気になるけどここで終わるのがキレイだと思う。

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2014/10/05

テーマは面白かったけど、もっと深堀してもっと面白くもできた気がするのが残念。 参考文献、少なすぎでは?

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2014/10/03

真に国民を思う政治家がどれだけいるのだろうと。 遊佐に一時失望しつつ、最終的に偉大な人であったのではないかと。 日本は今、安部政権下において独裁政権を強いられているのではないか?それは耳障りの良い言葉で破滅に向かっているのではないか?とか。 久しぶりに面白い小説でした。 私?どう...

真に国民を思う政治家がどれだけいるのだろうと。 遊佐に一時失望しつつ、最終的に偉大な人であったのではないかと。 日本は今、安部政権下において独裁政権を強いられているのではないか?それは耳障りの良い言葉で破滅に向かっているのではないか?とか。 久しぶりに面白い小説でした。 私?どうでもいいよと言ってしまうと思います。人間の生は有限であるから輝くのだと思っているので。 突如現れたガンは滅亡願望を含めた人々の救世主でもあったのではないかなーと。 永遠なんてね、くそ食らえです!!!!! 追記:私どうやらifを含めた政治小説が好きみたいです。眉村卓の「消滅の光輪」とか。絶対的窮地に立たされたとき個人の行動よりも政府とか、権力者の行動とかに興味を惹かれる。 最終的に人間を信じてるんだと思います。

Posted byブクログ