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百年法(下) の商品レビュー

4.1

309件のお客様レビュー

  1. 5つ

    100

  2. 4つ

    131

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

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2013/05/29

すごく満足です。 すべてがきれいにまとまって、気持ちよく終わりました。なんとなく映画化されそうな内容だけど、でもやっぱり活字の方がおもしろそうだな。

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2013/05/27

ジャンルは別次元の日本が舞台だからSFですかね。 なんだかものすっごい気合を入れて書いたのがひしひしと伝わってくるようなお話でした。話のテンポも早いし文章も読みやすい、こういうのが本屋大賞候補だと納得。

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2013/05/26

扱っているテーマの重さにしんどくなるかと思ったけど、一気読み。 感想を言葉にすると、大事なものがこぼれそう。 もう一回、時間を気にせず読みふけりたい。

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2013/05/22

「そんなに長く生きたいもの?」 不老ならば…。 いや、どうだろう。 人生方向転換はいくらでも可能だろうけど、リセットして一からというわけにいかないなら、今の自分、すでに結構飽きてますがww。 家族は時として重かったり、足枷だったりするけど、それらか何もないというフリーな状態っ...

「そんなに長く生きたいもの?」 不老ならば…。 いや、どうだろう。 人生方向転換はいくらでも可能だろうけど、リセットして一からというわけにいかないなら、今の自分、すでに結構飽きてますがww。 家族は時として重かったり、足枷だったりするけど、それらか何もないというフリーな状態って、もしかしたらかえって気持ちが不安定なものかもしれない。 やはり、限りあるモノだから、大事にしたり、頑張ったりできるんじやないかな。 一生、恋愛とか婚活とか…面倒だ。←ある意味終わってるw さて、実写化はあるでしょうか? 主役はやはり遊佐なのかなぁ。。。 でも、百年法を推進していたはずの末路がアレか・・・?でw。 個人的には櫻井翔くんにやって欲しい役は、なかったんですけど・・・^^;。 そこんとこどうなの?岡田くん。。。

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2013/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すごかったなぁ ほぼ一気読みでした。 遊佐さんすごい!惚れた! ケンくんも香川さんも上巻からは予想できないくらいの成長(?)っぷりで驚きました。 牛島さんも遊佐さんを信じてて安心した。 独裁も使い方によってはうまくいけるものなんだね…… まあ本当に国のことを思って強い意志で大局を見据え続けないとダメなんだけど。 ただカリスマがあるだけじゃすぐに滅ぶんだね。 ただ最後もうちょっといろんなこと書いて欲しかったな……由基美さんの最期とか。 その辺はご想像にお任せしますってことなんだろうか ちょっと最後物足りない感はあったけど満足!

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2013/05/19

+++ 不老不死が実現した社会。しかし、法律により100年後に死ななければならない―“生存制限法”により、100年目の死に向き合うことになった日本。“死の強制”をつかさどる者、それを受け入れる者、抗う者、死を迎える者を見送る者…自ら選んだ人生の結末が目の前に迫ったとき、忘れかけて...

+++ 不老不死が実現した社会。しかし、法律により100年後に死ななければならない―“生存制限法”により、100年目の死に向き合うことになった日本。“死の強制”をつかさどる者、それを受け入れる者、抗う者、死を迎える者を見送る者…自ら選んだ人生の結末が目の前に迫ったとき、忘れかけていた生の実感と死の恐怖が、この国を覆う。その先に、新たに生きる希望を見出すことができるのか!?構想10年。最高傑作誕生。 +++ アメリカによる驚愕の研究結果によって、日本共和国が生き残るために取るべき施策が浮かび上がる。現役世代の共感を得るのは至難であろうと思われる施策だが、紆余曲折の末に大統領代行の座についた遊佐の果断により、極端とも言える施策が国民に発表され、国民投票に委ねられることになるのである。その結果は…。そして、上巻ではユニオンに属する一女性・蘭子の息子であるだけだった仁科ケンが、下巻ではどんどん存在感を増してくる。降ろうか処置を受けていない彼が未来への希望になるとは、なんという皮肉だろうか。生きるということ、老いるということ、国を治めるということ、などなど…。さまざまなことを考えさせられた一冊だった。

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2013/05/16

下巻でも物語は渦を巻いて流れていくようで、どんどん進んでいきます。最後まで納得のいく展開でした。こんな長い物語を一気に読ませるんだからおもしろいんですよね。

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2013/05/13

楽しめた。でもちょっとリアルで恐い。近い将来の姿じゃないかって。不老不死のウィルスだって?それに飛びついた人間。社会。やがて自滅へ... そこからの救い、希望、未来... 今の現実だってこれに近いんじゃないかって。人間の必死で追い求めてるもの。やがて実現するいろんなこととその先。...

楽しめた。でもちょっとリアルで恐い。近い将来の姿じゃないかって。不老不死のウィルスだって?それに飛びついた人間。社会。やがて自滅へ... そこからの救い、希望、未来... 今の現実だってこれに近いんじゃないかって。人間の必死で追い求めてるもの。やがて実現するいろんなこととその先。ぞくっとするほど恐い。

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2013/05/10

不老不死技術が導入された日本社会(といっても平行世界)を描いたSF。 社会の様々な階層の人々を描いていくのかと思っていたのですが、どっちかというと政治的な話になっていったので、ちょっと残念。終わり方は好きです。 もっと色々な人々の生活や受けとめ方を読みたかった。

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2013/05/09

百点満点。 久しぶりに絶対映像化してほしくないと思った。 今年読んだ中で1、2位を争うほどの一気読みでした。 下巻はSMOCという謎の病と拒否者ムラという違法者の話から始まりますが そこからまさかの展開があり、怒涛のラスト。驚きの連続でした。 牛島と遊佐の病室での場面、泣けた...

百点満点。 久しぶりに絶対映像化してほしくないと思った。 今年読んだ中で1、2位を争うほどの一気読みでした。 下巻はSMOCという謎の病と拒否者ムラという違法者の話から始まりますが そこからまさかの展開があり、怒涛のラスト。驚きの連続でした。 牛島と遊佐の病室での場面、泣けたなあ。 そしてあの、国民投票。最終章のケンの言葉。 「自虐的で冷笑的な言葉に酔う前に、その足で立ち上がってほしい。」 「虚無主義を気取る余裕があるなら、一歩でも前に踏み出してほしい。」 「あなたにもできることは見つけられるはずだ。」 はあ。どこかに遊佐みたいな政治家いないですかねえ?

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