鈴の神さま の商品レビュー
鈴の神さまが可愛い。 一緒に遊んだりアイスクリームや饅頭を食べたくなる。 きっとこの国にはこういう可愛い神さまもたくさんいるんだろうなあ。 私もおじゃる◯さんを思い浮かべてしまいました。 でも、子供の時と大人になってからでは少し違ってるだろうけど。
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四国のとある田舎町を舞台に時代を超えて紡がれる5つの短編集。 八百万の神々がいるといわれている日本ですが、この物語に出てくるのはなんとも可愛らしい鈴の神様です。 鈴守である安那と通じることの出来る人はほんの一握りではあるものの、その時代毎に安那と心を通わせる人々の姿が温かく描かれ...
四国のとある田舎町を舞台に時代を超えて紡がれる5つの短編集。 八百万の神々がいるといわれている日本ですが、この物語に出てくるのはなんとも可愛らしい鈴の神様です。 鈴守である安那と通じることの出来る人はほんの一握りではあるものの、その時代毎に安那と心を通わせる人々の姿が温かく描かれています。 安那の無邪気でいじらしい姿に読んでいて自然と顔がほころびます。 きっとこの国にはこんな愛らしい神様がいることでしょう。 清らかな鈴の音が響いて来るようでした。 最終話のラストでは思わず涙が。 書店で表紙に惹かれて何気無く手に取った作品ですが、とても素敵な本と出会うことが出来ました。
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この町を守ってくれているのは鈴の神さまだというーー。 鈴の神さま/引き出しのビー玉/シッポと煙管/秋桜/十四年目の夏休み
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中学二年の春休み、本書の主人公「冬弥」は、東京から四国の祖父のもとへ行くことに。きっかけは、突指してピアノコンクールに出れなくなり、怒った母親とした大喧嘩。嫌になってしまったピアノから離れ、祖父の元で息抜きしようと思っていた冬弥だったが、思わぬ出会いのおかげで、音楽への思いを取り...
中学二年の春休み、本書の主人公「冬弥」は、東京から四国の祖父のもとへ行くことに。きっかけは、突指してピアノコンクールに出れなくなり、怒った母親とした大喧嘩。嫌になってしまったピアノから離れ、祖父の元で息抜きしようと思っていた冬弥だったが、思わぬ出会いのおかげで、音楽への思いを取り戻していく。鈴の神さま「安那」は齢1200を超えているとはとても思えないほど、食い意地が張っているし、なんだかとってもかわいらしい。読んでいると、思わず顔が綻んでくる。あったかい気持ちになれる一冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
安那殿のかわいいことといったらない。 千と五百や六百も生きていながら見た目は五歳ぐらい、 中身はちょっと気遣いのできすぎる五歳。はじめて登場したところや 冬弥と再会するところなんて飽きるほど読み返した。 楓殿の持ってきた薄く味噌の塗られたおにぎりに漬物がおいしそうだった。 安那の世界での和菓子はあって、そこにも安那のお気に入りがあるのだろうけれど、 こちらの世界にもお気に入りがあって、それを自分で買えないという設定もおもしろい。 安那たちのことを見える人たちが限られていることや、 こちらの世界で当たり前のものを知らないこともおもしろい。 時代を変えて連作になっていた。 戦争のときにも安那は同じように川原で遊んでいた。 そのときだけの出会いにしているのは秘密を打ち明けることができないからだけではなくて、 別れを考えてのことだろうか。仲良くなってもどんどん亡くなっていくような 感覚になってしまわないだろうか。 千年もそういうふうに生きるのは寂しい気もしたり、そういうものなのだからそんなことは思わないのかもなと思ったり。 心の底から楽しめた一冊だった。
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あたたかい本です。 こんな交流ができたらいいな。 そして楓さんはぜひうちに来てほしいです。 沙耶の「~してたも」の口調と、鈴の音を聴いた冬弥の頭に曲が降りてくる場面が好きー♪
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ただの短編集かと思ったら、どこかしらリンクしてました。 地域が限定されますから、当然と言えば当然ですがw とある事で家族内(女)と喧嘩をして、おじいちゃんの所へきた少年。 疎開してきた、気持ち新婚妊娠妻。 売れない俳優に、お店の…ひばあちゃん。 そしてまた最後に少年。 年月が...
ただの短編集かと思ったら、どこかしらリンクしてました。 地域が限定されますから、当然と言えば当然ですがw とある事で家族内(女)と喧嘩をして、おじいちゃんの所へきた少年。 疎開してきた、気持ち新婚妊娠妻。 売れない俳優に、お店の…ひばあちゃん。 そしてまた最後に少年。 年月が行ったり来たりする中で、子供とそのお付きだけが そのままの姿で現れてくる。 私も見た、おれも見た、と語れる話だったらいいのですが 一種座敷童の様な貴重物(笑) いや、相手神様ですから、土俵(?)はそんなものかと。 やはり最後の「夏休みがきた」と喜んでいる様が ほんわかしてしまいました。 無限に等しいほどの時間の中で「長かった」と言われたのが すごく楽しみにしてくれていたんだな~と。
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うーん、かわいい! ピアノを続けたい少年。最近楽しくない。そんな状況を抜け出すため、四国に住む祖父のもとへ。 そこでの生活は素晴らしく、 理解ある祖父と共に伸び伸び過ごし、 音楽に触れ、 自然に触れ、 山の上の神様 安那ー沙耶ーに触れた。 人生からすればたったひととき、 ...
うーん、かわいい! ピアノを続けたい少年。最近楽しくない。そんな状況を抜け出すため、四国に住む祖父のもとへ。 そこでの生活は素晴らしく、 理解ある祖父と共に伸び伸び過ごし、 音楽に触れ、 自然に触れ、 山の上の神様 安那ー沙耶ーに触れた。 人生からすればたったひととき、 そのひとときで人生が変わる。 鈴の神様に触れたひとはなにを感じ、考え、思うのか。 触れたひとたちの世代を越えた5つのストーリー。 あー沙耶がかわいい。 ほのぼの。ときに泣ける。 そんな感じ。
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ああ、まあ、イイハナシでした。 ほとんど飛ばし読みしたけど。 江戸なのにお貴族さんなんだか武家さんなんだかごっちゃになってるような。 神さまだからいいのか。 まあとりあえず表紙がかわいらしい。 かわいらしい話。 児童向きに書き直してもいいんじゃない。
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高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784591130056
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