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海賊とよばれた男(上) の商品レビュー

4.3

690件のお客様レビュー

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2022/04/04

戦前、戦中、戦後の石油会社の路程。 商人としてあるべき姿、人としてあるべき姿を改めて考えさせられた。常に自分の利益でなく国のため、命のために生きている主人公国岡は、普通ではないと感じた。 また、国岡を経済的に助けた日田も素晴らしい人だった。

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2021/11/24

ずっと読みたかった本ランキング1位 出光興産創業者をモデルにした歴史経済小説。 本当にこんな人物がいたのか?と疑ってしまう程の人間力。 大正、昭和の激動の日本に信念をもって仕事や奉公する主人公にただただ感動。。 下巻へつづく

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2021/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

海賊のモデルは出光興産・出光左三。国岡鐡造は貧しくも神戸で勉学に励み、国岡商店を立ち上げる。彼が石油に将来性を感じたところが「商人」「プロ」としてのセンスを持ち合わせていた証拠だろう。永遠の0・宮部とのリンク、日本がとってしまった開戦、百田さんの戦中への想いを受けとった。この本では部下に対する信頼、そのためには人間関係こそ一番大切にするべきことなのだと思い知る。国岡商店を目の敵にする輩と対峙するには同志の結束が一番の武器。プロというのは手技・手法だけではない、見えない武器を持っている。下巻も楽しみです。⑤

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2021/05/20

子供の頃読まされた偉人伝を膨らませた感じの美談美談。 明治から昭和の時代の流れを読むには、大変面白く、読み応えもあるが、 あまりにも、勝てば官軍?主人公が全て正しく、ご都合主義に感じる。

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2021/03/29

出光興産創業者をモデルとしたお話。 戦後の日本を立て直すために奔走した一人の男性の生き様が非常にカッコ良い。 分量はそこそこあるが、話のテンポも良く、スラスラ読める。

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2021/02/22

出光の創業者をモデルにした国岡鐡造という熱い男を描いた小説。自分の利よりも国の為、国民の為にと動き続ける姿に自分も熱くなる。国岡商店の店員を家族と思いながら過酷な仕事も請けていく。時代が違えばブラックと思うが鐡造の想いに応えたいと思う自分もいる。こんな芯の通った人について行きたい...

出光の創業者をモデルにした国岡鐡造という熱い男を描いた小説。自分の利よりも国の為、国民の為にと動き続ける姿に自分も熱くなる。国岡商店の店員を家族と思いながら過酷な仕事も請けていく。時代が違えばブラックと思うが鐡造の想いに応えたいと思う自分もいる。こんな芯の通った人について行きたい。下巻も楽しみ。

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2020/11/22

出光興産の創業者、出光佐三さんの生涯をベースにした物語。 「人間尊重」や「黄金の奴隷たるなかれ」などの理念は、今も出光興産で守られています。 明治、大正、昭和の時代、店員を想い、国を想う素晴らしい店主(経営者)がいらっしゃった。 人としての器の大きさがすごいです。 感動しま...

出光興産の創業者、出光佐三さんの生涯をベースにした物語。 「人間尊重」や「黄金の奴隷たるなかれ」などの理念は、今も出光興産で守られています。 明治、大正、昭和の時代、店員を想い、国を想う素晴らしい店主(経営者)がいらっしゃった。 人としての器の大きさがすごいです。 感動しました。

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2020/10/17

戦争があった時代の企業ものです。 ドラマ「半沢直樹」を観てから、企業ものも読めるようになりました。 戦争は、教科書の中の話というレベルにもかかわらず、ぐんぐんと話の中に引き込まれています。 実在の人物の話だからというのもあると思います。 歴史を勉強する時に出会っていたらと思え...

戦争があった時代の企業ものです。 ドラマ「半沢直樹」を観てから、企業ものも読めるようになりました。 戦争は、教科書の中の話というレベルにもかかわらず、ぐんぐんと話の中に引き込まれています。 実在の人物の話だからというのもあると思います。 歴史を勉強する時に出会っていたらと思える本です。

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2020/08/22

百田さんの小説は初めてでした。 上下巻か読み終わり、主人公だけでなく、戦後の復興に向け懸命に生き、尽力された方々へ、ただただ感謝致します。 自分も子、孫の世代へ少しでも良い日本を、文化・環境を残すため頑張らねば。

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2022/10/03

歴史小説によくある文章の感じがあまり得意で無いので、恐る恐る読み始めたが、とても読みやすくて驚いた。 出光興産の創業者をモデルにした「歴史経済小説」前編。 日本が戦争に突入していく様や、戦中物資がどんどん徴用されていく様、身を呈して国のために亡くなっていく様、後半の方は読んでい...

歴史小説によくある文章の感じがあまり得意で無いので、恐る恐る読み始めたが、とても読みやすくて驚いた。 出光興産の創業者をモデルにした「歴史経済小説」前編。 日本が戦争に突入していく様や、戦中物資がどんどん徴用されていく様、身を呈して国のために亡くなっていく様、後半の方は読んでいて辛かった。。。 それだけの犠牲を払って得たものは何だったんだろうか。戦争って虚しい。。 太平洋戦争がそもそもは石油のために始まったのは知らなかった。 国岡鐵造のような社長の元で働けたら幸せだろうなー。 後編でどうなるのか楽しみ。

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