月の影 影の海(上) の商品レビュー

小野不由美(著者)

2022/11/21

1巻？に登場した方々はどこに行ったのでしょうか。
訳がわからないまま読み進めた感じです。

力強い文章のため、読みやすかったです。
けれども、まだ世間が騒ぐほどの面白さは感じない。
と、友達に確認したところ。
これから、らしいです。
これから、物語が動いてさらに面白くなるというので楽しみにしています。

2022/11/19

十二国記『月の影 影の海』再読に入り、努めて記憶を失くして読むと、景麒が「満足な説明もなしに、陽子に何かを強制しようとするのだろう」男すぎて陽子かわいそう。
読み進めていくと景麒がイラつくのも理解できるが、結局陽子の味方をしてしまうのは彼女がどんなに過酷な状況を乗り越えて王に至るかが詳細に描写されているからだと思う。

2022/11/11

20余年前、母親とアニメでめちゃくちゃはまった作品。
いつか読んでみようと思ってかなり時間が立ってしまいました。
アニメでストーリーは今でも覚えていたけど、それでも面白い！
いろいろなことを経験して陽子が人間として成長していく様が楽しい

2022/10/17

魔性の子から読む派もいるようですが、私はこちらの巻から。
陽子自身が状況を理解できず、家に帰りたいと訴え続けるのが最初はしんどかった。上巻は読み終わるまで結構時間かかる人が多いと思うけど、ぜひ下巻まで頑張ってほしいなと思う。

2022/10/15

十二国記と共産主義について論じた話を探したのですが、見つからないので、個人的にメモしておきます。

十二国記の世界観を読んで、違和感を感じたのが、社会主義っぽいところです。共産主義までは行っていないようですが。

王国制度なのに社会主義的なところがあり、一番違和感が強かったのが、女性が子供を産まず、卵果がなるということでした。

では、あの世界では女性には生理は来ないし、男性には精通はないのでしょうか？

では、両性が存在している理由が分からないです。

少し話がそれました。

十二国記と社会主義について書きます。

十二国記の世界では、土地は成人すると与えられると言います。

どの土地を与えられるかは選べないようです。

子どもは木になることから、家族の結びつきが強くないように思うのですが、与えられた土地が生まれ育った土地から遠ければ、ますます家族とは疎遠になるでしょう。

税の仕組みはありますし、必ずしも低い税率ではないようですので、土地に縛られる強さは比較的大きいと思います。

そうすると地縁関係が強くなりそうですが、一方では流浪の民の描写もあり、他国からの難民の描写もあり、やはり子供を腹に10か月も抱えなくても子どもを産み育てることができる世界では、土地に縛られることはあまりないのかな？と思います。

土地が国家から付与されるものであることが社会主義っぽいと感じたのですが、それだけですね、すみません。

子どもを育てる意思がないなら結婚する必要もなく、逆に子どもを育てる意思があるなら、子どもは天が与えるものですから、男性同士でも女性同士でも夫婦は成り立つように思います。

この辺の設定はどうなっているのでしょうね？同性婚については作中、言及がなかったように思いますが。

2022/09/30

ずっと気になっていた十二国記シリーズ、ようやく手に取ってみたけれど、あまりにも何もわからなくて、陽子と一緒に置いていかれている感の方が強い。

2章あたりまでずっと、陽子の台詞がいや！や、なんで！？ばかり、同じような場面が繰り返されケイキの返答や対応も腑に落ちない印象があり（異界に連れていきたいのであれば普通少しくらい理由は話せないのか？待てないと言いつつ待っているわりにその時間で説明できないのか？）などと思ってかなり客観的に読み進めてしまったので、あまりに暗い内容でしたがそれほど苦痛なく読み終えました。

他のみなさんはこの辺は特に疑問に思われなかったのかな…
それとも後々謎を明らかにするためにあえてこの流れにしてあるのか…

このお話にどう決着がつくのかは気になるので、とりあえず下巻は読もうと思います。

2022/09/21

9月初め、ポストに小さな荷物が入ってた。
見ると、袋に『まっちゃんへ　◯◯より』との友人からのメッセージ。中を覗いてみると小野不由美さんの『十二国記』だった！

趣味友からの突然のサプライズ！
おすすめしてくれたのは嬉しかったけれど、
実は『十二国記』、12も国が出てきたら自分には理解するのが難しいんじゃないかと苦手意識を持っていた作品の一つ。

不安になり、おびのりさんにコメントで私でも楽しめるか質問したら、十二国記の面白さを丁寧に教えてれ、ネット上にガイドブックがある事、漢字辞典はあったほうが良い事を教えてくれた。

いけるっ！私でも楽しめるはずっ！
どうしよ楽しめなかったら、ドキドキするぅぅぅ

感想は下巻へ…笑

2022/09/18

　異世界に飛ばされた陽子の学びという形で、壮大な世界観が無理なく、少しづつ開示されていく。例えば、女子高生だった陽子が剣を使える理由等もきちんと用意されている。
　裏切りと救いを通しての陽子の成長を追体験する極上のストーリーだった。
　有名な本シリーズを未読だったのは不覚（？）だが、そのおかげで10冊以上も新作のストックがあるのは嬉しい。
※上下巻通しての感想です。

2022/09/17

長期の海外出張にあたって現地で読もうと買いました。めちゃくちゃ面白かったので続きは電子書籍で読もうと思ったら、まさかの紙Only…帰国までお預けか(T . T)

2022/09/07

ゆっくり読むか〜と思っていたのに、続きが気になりすぎて一気に読んだ。
挿絵が綺麗で童話みたい。専門用語以前に漢字のあれこれを覚えるのに苦労した…(三国志とか封神演義でかなり苦戦した人)

陽子みたいな子は沢山いるし彼女のように振る舞っていたことがあるという人もかなりいると思う。嫌だなと思うけど身に覚えがある…
よくある異世界トリップ系の俺TUEEE系が苦手というより嫌いで、それ系があまりにも増えたので異世界トリップ系も読まなくなってしまった。なのでこういう苦難だらけの話をハラハラしながら楽しめるのが久しぶりで本当に読んでいて満足だった。

いきなり陽子のところに来て事情も説明しないで勝手に連れ去るのは、そりゃ文句言わなきゃやってられないよなぁ。
グズグズしていた陽子が裏切られて傷付けられて、それでも諦めないのが単純なようでいて突きつけられる何かがあった。なぜかちょっと涙が出た。

引き離された陽子のところに景麒が来なかったの、修行と称して自分のところに来させるのが目的なのかなと思ってたけど違った…少年漫画じゃないんだから…と少し自分を恥じた。