月の影 影の海(上) の商品レビュー
「十二国記の読破」を2023年の目標として1冊目。 展開の重さが堪えるが読みたい人は、電車やバスなどの移動時間に読むといい感じに没入しすぎることなく読めて良いかも。
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妖魔から助けてくれたケイキという青年が一向に姿を見せない。異界に連れ去られた陽子は関わる人に次々と騙され孤独と人間不信に陥る。妖魔と戦い飢えに苦しみ、心身共に極限状態に陥った陽子の行く末は。ハラハラしながら一気読み。2023.1.9
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突然異世界に連れ去られた少女陽子の冒険譚。 裏切られ過ぎて可哀想。 途中で誘惑してくる猿の幽鬼も鬱陶しいと思った。また、妖魔との戦闘の描写がかっこいい。 山田章博さんの挿絵も綺麗。
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口コミを事前に読んでたので主人公が辛い目に遭うことは知っていたので何とか読み進められた。でも、異世界に飛ばされたら普通?はこういうものかと思う。下巻が気になる
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長年読みたいな~と思いつつも、中々機会がなかったこちらをようやく読み始めました。主人公の陽子ちゃんと読者の心情が完全に一致しつつ進むので、俯瞰的ではなく陽子ちゃんと同じ立場で異世界の雰囲気を味わうことが出来て、かつ常に「どうなるの…?」という気持ちが強まっていき、一気に読み進めま...
長年読みたいな~と思いつつも、中々機会がなかったこちらをようやく読み始めました。主人公の陽子ちゃんと読者の心情が完全に一致しつつ進むので、俯瞰的ではなく陽子ちゃんと同じ立場で異世界の雰囲気を味わうことが出来て、かつ常に「どうなるの…?」という気持ちが強まっていき、一気に読み進めました。 最初は、剣を振るうことすら躊躇っていた陽子ちゃんが、それだと生きていけないので徐々に変化していき、逞しくなっていく過程に心が痛くなりつつも、生きることを諦めない強さが、どんな状況になっても濁ることなくそこにぐっと惹かれました。この巻は本当に物語の序章だと思うんですが、それでも十分面白かったです…!謎は一つも解けていなくて、むしろ深まるばかりなので次巻以降も読むのが楽しみです!
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ストーリーを分かって読んでもやっぱり引き込まれる。 陽子みたいに人に合わせて、人の顔色をうかがうような生き方してるのに当時気付いていたのに、その性格は治ることなくこの歳まで生きてしまった…… だから本当に陽子のように親しいと言える友達が誰もいない。寂しい 誰とでも上手くやってはい...
ストーリーを分かって読んでもやっぱり引き込まれる。 陽子みたいに人に合わせて、人の顔色をうかがうような生き方してるのに当時気付いていたのに、その性格は治ることなくこの歳まで生きてしまった…… だから本当に陽子のように親しいと言える友達が誰もいない。寂しい 誰とでも上手くやってはいけるけど、誰も必要としない代わりに誰にも必要とされてない気がする。 もし私が陽子のように突然消えても本当の意味で心配してくれる人は親以外に誰もいないかもしれないと思うと悲しい…… 人を信じるって難しい。
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昨日の夜寝れなくて友達に借りた十二国記シリーズ(?)履修開始いたしました 読み始めたら一瞬だ ファンタジーなのに読みやすい いまんとこ主人公がつらいめにしかあってなくてつらいです
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十二国記のオープニングを飾る一巻の上巻。 なのだが、ストーリー暗っ!重っ! 異世界転移ものって現実だとダメだけど異世界ではすごいみたいなものが王道である。ネシャンサーガとかなろう系全般とかハリーポッターとか。 十二国記は容赦ない。現実も辛ければ異世界も辛い。 上巻丸ごとかけて主人...
十二国記のオープニングを飾る一巻の上巻。 なのだが、ストーリー暗っ!重っ! 異世界転移ものって現実だとダメだけど異世界ではすごいみたいなものが王道である。ネシャンサーガとかなろう系全般とかハリーポッターとか。 十二国記は容赦ない。現実も辛ければ異世界も辛い。 上巻丸ごとかけて主人公を心身共にゴリゴリ削ってくる。 個人的にはすごい良かったけど、小学生のころだったら下巻まで読めたか微妙かもしれない・・・。 著者の着眼点が良いなと思ったのは、遊郭が緑で塗装されているという点。緑の塗料は近代以前は無かったので中世世界で緑を出してくると一気に異世界っぽさが強調される。こういった細かい描写が上手いのが良いファンタジーだね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・主人公の「陽子」がいきなり学校に来たケイキと呼ばれる金髪の男と異世界に行くお話。「巧国」に流れ着く。出会った人たちに騙されまくって、妖魔には襲われまくってさんざんな序章。
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「よう実」「新宿鮫」のような時を忘れて読み耽るシリーズを探して十二国記を手にする。 陽子の気持ち、感情が同じ世界観を持つアニメや漫画とは違いリアルに書かれていてさすが小野不由美だと思った。現実をどうしても受け入れられない陽子、人を信じて裏切られ疑心暗鬼になる陽子、生きることを諦め...
「よう実」「新宿鮫」のような時を忘れて読み耽るシリーズを探して十二国記を手にする。 陽子の気持ち、感情が同じ世界観を持つアニメや漫画とは違いリアルに書かれていてさすが小野不由美だと思った。現実をどうしても受け入れられない陽子、人を信じて裏切られ疑心暗鬼になる陽子、生きることを諦めなくなる陽子。主人公の心が変わっていく。 一人の少女の成長譚として下巻へ向かいたい。
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