天地明察(上) の商品レビュー
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「星だ!」「星だ!」に、すごくわらってしまった。 きらきらと瞳を輝かすじいさまたちがいとおしすぎて。 こっちまでうきうきしてしまいました。 うきうき感が、表情にですぎて、電車では読めないと思った。 わらう。わらってしまう。
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どうしても読みたくって衝動買い…。テストが終わるまで下巻は我慢するつもりだけれど早く読みたくなってしまう。 天文学は全然わからないけれど主人公の感動や迷い、不安がすごく伝わって自分も頑張ろうって思える。
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2012 5/27読了。WonderGooで購入。 絶対面白いだろうと思って文庫落ちを待ち望んでいた小説。 案の定面白かった+読みやすかった。 感想は下巻にまとめて。
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本屋大賞を獲った時から気になっていたが、文庫化してやっと読めた。 上巻は碁打ちの渋川春海が一瞥即解の異名を持つ天才に出会い、挑戦し、挫折するところから日本独自の暦を作るという壮大なプロジェクトに関わるところまでを描いてある。 特別なにか派手なわけでもなく、淡々とした文章で書か...
本屋大賞を獲った時から気になっていたが、文庫化してやっと読めた。 上巻は碁打ちの渋川春海が一瞥即解の異名を持つ天才に出会い、挑戦し、挫折するところから日本独自の暦を作るという壮大なプロジェクトに関わるところまでを描いてある。 特別なにか派手なわけでもなく、淡々とした文章で書かれる春海を初めとした才覚あふれる人々の姿は読んでいて清々しい。 なにかに熱中すること、できること。 それは幸せなこと。 熱中できる何かを知らないこと、知ること。 それは難しいこと。 道はたくさんあるしその先も人によって千差万別なんだろうけど、大事なのは道を選んで進むことなんだろうなって。誤っても何しないよりはずっといい、なんてことを思った。 てなわけで下巻も楽しみ。
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参加しているブックレビュー系のSNSで話題になった本。 冲方丁(うぶかた とう)は初めてです。 ラノベの作家さんですが、極めてまともな歴史小説。江戸時代を舞台に、暦や算学を舞台にした着想も面白く、上下2巻を飽きさせずに読ませます。 ============= 私は人物造形とキャラ...
参加しているブックレビュー系のSNSで話題になった本。 冲方丁(うぶかた とう)は初めてです。 ラノベの作家さんですが、極めてまともな歴史小説。江戸時代を舞台に、暦や算学を舞台にした着想も面白く、上下2巻を飽きさせずに読ませます。 ============= 私は人物造形とキャラと言う言葉を使い分けているようです。主人公に強烈な性格を与え、それが起点となってストーリーが進む時にはキャラ。物語がメインの場合が人物造形。もちろん本当には著者の意図は判らないのですが。 この作品には主人公・渋川春海と"えん"という女性が出て来ます。如何にもラノベ作家的な人物造形なのですが、それがキャラと呼ぶところまで行ってないのが良いですね。物語の中で二人の絡みのシーンは楽しく、しかも物語全体はしっかり進んで行きます。 さすが角川。漫画化されて、さらに映画化が進んでいるようです。えんさんは宮崎あおい、良いかもしれません。
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感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201205/article_9.html
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単行本発売時から気になっていたが、単行本は読まない、読んでも全然進まない(作品そのものの読みやすさ関係なしに)超文庫派の私には2週間という返却期限はあまりにも短すぎた・・・ 文庫本発売を機に購入してゆっくり読むことに(その割には2日で読み終わったけど) 上巻では囲碁で仕えていた...
単行本発売時から気になっていたが、単行本は読まない、読んでも全然進まない(作品そのものの読みやすさ関係なしに)超文庫派の私には2週間という返却期限はあまりにも短すぎた・・・ 文庫本発売を機に購入してゆっくり読むことに(その割には2日で読み終わったけど) 上巻では囲碁で仕えていた春海が人生の転機となる経験・北極出地までを収録。 関やえんをはじめ、キャラクターでどんどん魅せてくる。 下巻の展開が気になるところ。
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よくこんな本書けるなー。すごい!天文学と数学の知識がなくてもスイスイ読める。実にさわやかで清々しい本です。
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冒険譚の始まりって感じで良い。 才気溢れる主人公と、叱咤激励しつつも温かく見守ってくれる数々の人との出会いと別れ。 まさに青春と言える上巻でした。
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全2巻。 ちょいちょい評判を目にするので読んでみる。 賞を5つも穫ってるらしい。 映画化もされるみたい。 徳川四代将軍・家綱の時代に実在し、 暦の変更に尽力した人の生涯。 暦って昔はずっと正しくないの使ってて、 それが正しくないとは知りながらも 変えることが難しかったらしい...
全2巻。 ちょいちょい評判を目にするので読んでみる。 賞を5つも穫ってるらしい。 映画化もされるみたい。 徳川四代将軍・家綱の時代に実在し、 暦の変更に尽力した人の生涯。 暦って昔はずっと正しくないの使ってて、 それが正しくないとは知りながらも 変えることが難しかったらしい。 暦を司るって言うのは天皇の権威だから。 加藤廣の「信長の棺」でもそんなこと言ってた気がする。 たしか。 http://booklog.jp/users/bullman/archives/1/4167754010 で、 それを改正しようぜって動きを 若者の情熱と、幕府側の政治的な狙いを 盛り込んで物語にした感じ。 まず、この作家さん。 なんかいろいろやってる人らしい。 アニメとかマンガとかゲームとかライトノベルとか。 いわゆる硬派な小説家ではないっぽい。 それで若い人やたら食いついてたのね。 きっと。 ただ、意外にも、ライトな感じってのはあんま無かった。 きちんと調べたんだろうなあって感じ。 逆に、キチンと書かなきゃって 生真面目になってる堅苦しさみたいなのを感じた。 むしろ。 専門分野の話だから職業小説ぽい部分もあるんだけど、 「火天の城」の山本兼一みたいに、 知らなくても読ませるって強さはあんま無く、 いまいち想像つかないまま読み進むって感じ。 なんで、 基本は主人公のキャラ造形を楽しむ話かも。 情熱とか青春を。 ただ、そうやって見ると、 実在の人物をベースにしてるから あんまり人生をいじくれなかったようで、 少し中途半端。 夢も恋も一本道じゃない。 小説だとそこそこ読めるけど、 これ映画化したらコケるだろうなって感じがすごいした。 ざっくりまとめると、 中途半端な青春小説に、堅苦しい説明書きを足した感じ。 それなりにワクワクし、引き込まれたけど、 そんなに騒ぐほどかねって思った。 泣いたけど。 結構。 泣いたけども。 でも、 もっと面白い本は一杯ある。
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