リーン・スタートアップ の商品レビュー
リーン・スタートアップとは、どういった手法なのかということが書かれた本。 内容が冗長(※)でまとまりがないように思える。結局、リーン・スタートアップって何をすることを言うんだっけ?って思い起こそうとしたときに、また全体的に読まなくてはいけない。ああ、付箋を貼っておけばよかったな...
リーン・スタートアップとは、どういった手法なのかということが書かれた本。 内容が冗長(※)でまとまりがないように思える。結局、リーン・スタートアップって何をすることを言うんだっけ?って思い起こそうとしたときに、また全体的に読まなくてはいけない。ああ、付箋を貼っておけばよかったなって後悔する。 ※ 提唱している内容は共感できるがくどい、いくつかの企業の実例があって楽しく読めるが長いので、話題の本筋を忘れてしまう 自分も、ここに書かれている手法を実践したい!って最初は思ったけど、結局、自分のようないち開発者では何もできないなーと思った。リーン・スタートアップを知るっていう意味では、この本を読む意義はあると思う。 サービスの企画に携わる人、管理者、決裁権がある人、起業家、経営者の方にはぜひ読んでほしいなあと思う。いち開発者の方は、実践できる場がないと思うので、興味があれば読んでみる感じでいいかと思う。
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知ると知らないでは大きく事業の進め方が異なり、取り返しのつかなり失敗をする可能性に気づかせてくれた。 スタートアップといっても社内で事業を作っている人であれば読むべき本かなと。
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すごく難しい本だった。 前提知識が色々必要で、かつ、悩んだ経験がないと、 この本の言いたいことが、さっぱりわからないんだとと思う。 きっと、色々、経験している人は、もっと多くのことをこの本から学んでいるのだろう。 この本が言っているのは、 できあがったものを顧客へ提供するのでは...
すごく難しい本だった。 前提知識が色々必要で、かつ、悩んだ経験がないと、 この本の言いたいことが、さっぱりわからないんだとと思う。 きっと、色々、経験している人は、もっと多くのことをこの本から学んでいるのだろう。 この本が言っているのは、 できあがったものを顧客へ提供するのではなく、 顧客が欲しいものを探りながらサービスを作っていこうということ。 なぜなら、世の中に存在しないようなものを作るときは、 顧客が欲しがるものを分析することはできないから、 色々やってみて、顧客が欲しがるものを成長させていくべきだ。 ということらしい。 もう少し勉強してから読み直したい。 ------------ リーン・スタートアップへの批判 http://www.seojapan.com/blog/blaming-lean-startup
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スタートアップの経営はどうあるべきなのかについて書かれている本。「5回なぜを問う」や必要最小限の機能のみを搭載してリリースし、アーリーアダプターに意見を求めること、そしてパッチサイズを限りなく小さくするなど、PDCAサイクルを意識した設計であるとともに、著者も言及しているが、非常...
スタートアップの経営はどうあるべきなのかについて書かれている本。「5回なぜを問う」や必要最小限の機能のみを搭載してリリースし、アーリーアダプターに意見を求めること、そしてパッチサイズを限りなく小さくするなど、PDCAサイクルを意識した設計であるとともに、著者も言及しているが、非常に科学的なアプローチだなと感じた。スタートアップを目指している人にはマストで読まなければならない本である事は間違いないと思うが、それ以外の人も自分の環境に使える重要な考え方をこの本から手に入れることができると思う。イノベーションに関する参考文献も巻末に記載されているので、さらにこの分野について深く勉強したい人はこの本から広げていくこともできると思う。
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経営は実験であり、科学的に検証できる。そのための手法が豊富な事例と共にまとめられている。 その手法はベンチャー(スタートアップ)、起業家たち向けに特化したものでなく、大企業であっても当てはまると、いうところまで昇華されていることが、本書がこれだけ話題になっている理由何だろうと感...
経営は実験であり、科学的に検証できる。そのための手法が豊富な事例と共にまとめられている。 その手法はベンチャー(スタートアップ)、起業家たち向けに特化したものでなく、大企業であっても当てはまると、いうところまで昇華されていることが、本書がこれだけ話題になっている理由何だろうと感じた。 非常に内容が濃く、どれもためになる内容で、読み返して身につけたいと思った一冊。まずは自分の業務で実行できるようにしたい。
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「無駄」「リーン」と「スタートアップ」。 どう考えても自分には結びつかなかったこのキーワードが死ぬほどでてくるのが本書です。 そもそも、自分の行動を変えるヒントがほしいという、テーマとはあまり一致しない動機で読んでみたのですが。。 しかし、案の定、リーン・スタートアップの「...
「無駄」「リーン」と「スタートアップ」。 どう考えても自分には結びつかなかったこのキーワードが死ぬほどでてくるのが本書です。 そもそも、自分の行動を変えるヒントがほしいという、テーマとはあまり一致しない動機で読んでみたのですが。。 しかし、案の定、リーン・スタートアップの「リーン」はトヨタ生産方式に由来することが分かりました。そしてリーンや製造業のマネジメント論、科学的管理法を重視した点や、その具体的オペレーションまでもが詳細に書かれている点は確かに興味をひかれます。 しかし、究極には、どこまで便利な世の中になっても、「やってはいけないことを効率よくつくることほど無駄なことはない。」(ドラッカー) また、作れるのか。ではなく、作るべきなのか。を問われている気がします。 はじめるのは簡単だけど、続けること、価値を生むことはもっと大変だし、社会的責任が伴う時代に、リーダーはどう行動すべきか?その指針になる持続的なフレームワークまで捉えている点で、リーンは非常に奥が深い。 やる手法だけではなく、なぜやるのか?そして、やらない選択を自分の行動指針に取り入れてみたく。
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ちょうどデザイン思考やアジャイル開発に触れているときに出会ったので、とてもいいピースになった。 デザイン思考は製品をどのように発想し、どのようにその価値を最大化するかという製品開発の考え方とその手法に特化している。代わりにそれを会社として実践し、持続性を持って運営していくことに関...
ちょうどデザイン思考やアジャイル開発に触れているときに出会ったので、とてもいいピースになった。 デザイン思考は製品をどのように発想し、どのようにその価値を最大化するかという製品開発の考え方とその手法に特化している。代わりにそれを会社として実践し、持続性を持って運営していくことに関しては論理に乏しい。またアジャイル開発は主にソフトウェア開発プロジェクトをその議論の議題としているため、どのようにプロジェクトの成果を最大化するかという点に特化しているため、同じように会社経営的、つまりマネジメント視点での論理には乏しいと感じていた。 リーンスタートアップではその冒頭で触れているように、スタートアップ、つまり新規事業の立ち上げから持続的な事業経営に至るまでのマネジメントの考え方とその手法を議題としていて、上記のデザイン思考やアジャイル開発といった体系と相互補完的であると感じた。つまり、ピースがひとつ埋まった感じだった。 逆にいうと、アイデアレーションについてリーンスタートアップでは言及していない。つまり新規事業のビジョンをどうやって掴み取るかはその議論のスコープ外になっているようだった。なので、他の製品開発手法やビジネスモデル、経営手法の理論と合わせて考察するといいと思う。
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スタートアップ組織のリーン方式の活用例。 リーン方式とは、アイディア→構築→製品→計測→データ→学ぶ→アイディアのサイクルを最小にすることである。 つまり、アイディアを製品に変える媒体のようなものだ。 この著者が問題にしているのは、いかに優れた技術で顧客に影響を与えるかではなく、いかに顧客の望むことを提供出来るかである。 顧客を中心にアイディアを考え、いつどこエネルギーを投下すべきかを判断することで金、時間を抑えることが出来る。
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「スタートアップがダメであったとしても、早期の実験でわかる」というのは、田口メソッドに通づる部分がある。 挑戦の要は「基本機能」、MVPは「テストピース」。。。ただ、組合わせ実験という概念はないので、直交表などの概念を持ち込めばより効率は上がるかもしれない。 リーンスタートアッ...
「スタートアップがダメであったとしても、早期の実験でわかる」というのは、田口メソッドに通づる部分がある。 挑戦の要は「基本機能」、MVPは「テストピース」。。。ただ、組合わせ実験という概念はないので、直交表などの概念を持ち込めばより効率は上がるかもしれない。 リーンスタートアップで出てくる様々な要素は、兼ねてから日本の製造や品質管理で一般化しているものが主。 カンバンしかり、バッチサイズの最小化しかり、コホート分析にしても「尺度の追跡は、目的に沿った層別をした上で行う」ために利用されているのだろう。 これらを現場でちまちまやっているのが今の我々。これらをスタートアップにもちこんだのがリーンスタートアップ。 ものづくりにおけるボトルネックは、どう作るかではなく、何を作るかに完全に移行したということか? 日本生まれのマネジメントがこのような展開を遂げるのはうれしい反面、なぜ日本から生まれなったのか?は残念。
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この本は、買って手元において何度も見直す事。 そして、身に付ける事が大切。実践、実践、見直しすること memo:スタートアップが失敗するのは、まず最初に優れた計画しっかしりした戦略、市場調査の活用に目を奪われるだ イノベーションの原材料を現実世界への成功への変換するプロセスが重要 問題となるのは、リーダーであり、中間管理職です。ビジネスリーダーには、分析が得意だから成功した人が大勢います. 計測項目は2つ、3年前に存在しなかった製品を使う顧客の数と、3年前に存在しなかった商品の収益 会社の上層部は、起業家精神から生まれる実験を社員が行える環境を整えなければならない 学びはなんの約にもたたない 検証による学び、どれだけ短い時間で改善できるか? 顧客と話す:自分が知っている事は、世界の一部 自分がした仕事を捨てる:過去の失敗にこだわらない 時間が全て:机上や統計データから戦略を練ることに時間を割くより、サービスを開始し、客の言葉を聞くことが大事。ちょっと使わせてみる! 改善効果は、数字で確認出来る。 挑戦の要:価値仮設と成長仮説 実用最小限の製品 誰も欲しがらない製品にスケジュールと予算を守っても無駄 顧客の行動分析に繋がる評価基準 ピボット(pivot):方向転換 顧客の原型をつかむ:ターゲットとする顧客のタイプ、モデルを特定する。ただしそれが正しいかどうかは不明であるので、リーン・ユーザエクスペリエンス手法を用いる。顧客の原型ですら仮設とし、持続的に対応する戦略であることを検証により学ぶ 基礎にした事実が間違っている事はある コホート分析 ユーザーは、TRIAL以外にもサービスを使うかどうかを判断している。 つまり遅延登録は100%意味があるわけでは無い 虚栄の評価基準を回避する。行動につながる評評価基準を設定する ピボット:革新会計。方向転換するか辛抱するか ズームイン型ピボット ズームアウト型ピボット 顧客セグメント型ピボット 顧客ニーズ型ピボット プラットフォーム型ピボット 事業構造型ピボット 価値補足型ピボット 成長エンジン型ピボット チャネル型ピボット 技術型ピボット バッチサイズ 小さいほうがいい、スピードアップの為には大きくは出来ない 市場のニーズをきちんと捉えられなくなる、遅れる 成長 過去の顧客の行動が新しい顧客を呼び込む 口コミ、製品の利用に伴う効果(ブランド)、有料広告、購入・利用のリピート 成長エンジン ウィルス型成長エンジン 粘着型成長エンジン 支出型成長エンジン 順応力の高い組織作り 5回のなぜ、罪を憎んで人を憎まず。問題の本質は、人ではない、仕組みを疑え スタートは小さく、5回のなぜを参加者が理解しなければ、回答は間違う 全員参加 5回のなぜをバッチファイルに活かす。小さいバッチで対応! 教育マニュアルを作らなくても、プロセスができていれば教育は出来る。 イノベーションのサンドボックスを用意する。そして小さいサンドボックスから着手し、素早く回す。 恐れるのは、旧組織の破壊
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