リーン・スタートアップ の商品レビュー
今更ですが、、、 「はっ、わかった!」と電球マークが閃くわけではありませんが、道筋を照らしてくれる本。 「なんかやらなきゃいけないんだけど、社内稟議まわしてる間に適切な時期すぎちゃった・・」「このプラン信じてないけど、上司が言ってるし評価もあるから適当やっておこう・・」「成功した...
今更ですが、、、 「はっ、わかった!」と電球マークが閃くわけではありませんが、道筋を照らしてくれる本。 「なんかやらなきゃいけないんだけど、社内稟議まわしてる間に適切な時期すぎちゃった・・」「このプラン信じてないけど、上司が言ってるし評価もあるから適当やっておこう・・」「成功したプランだけ乗っかろう。。それまで様子見」といった世俗的な意見があるなかでアントレプレナーがどう案件をすすめるか?というのを提起してくれます。ただあくまで「効率よいやり方」であり、社内的な色々な不整合はないものとしています。 「価値は一般的な利益ではなく、経済学における価値を意味する」と会社としての利益追求だけでなく、世の中に対してどう価値提供をするか?という意見もだしながらその一方で革新会計(新規事業のKPI設定とは?)とか現実的な事も示唆しています。 この本の全体論は「迷いすぎるのもよくないです。構築-計測ー学習というループをすばやく回そう」という感じです。元はトヨタの「あんどん」や「5回のなぜ」といった考えからでているようです。 もちろん製造業とサービスとをごっちゃにすることは良くないですが、著者はそれでもトヨタの考えはWEBでも応用できると・・・ また開発的にはアジャイルという言葉もありますが、組織的には「横断的な」組織であるべきで、ユーザのニーズをしっかり把握し、短いタームで修正を繰り返すには開発もデザインもすべて課題を知るべきで「自分のしごとを流したら終わり」ではいけないとしてます。 どこで計画を修正するか?(ピポット)というのは悩ましい・・としながらも適切な時期を書いてあるわけではないのは、著書が業界/スタートアップの内容によって違いがあるべきだ・・と認識しているからではと思いました。 組織内でスタートアップ事業をどう定着させるか?といった点もいくつか記していますが、それは面白かったです。 ※このあと「PlanB 不確実な世界で生き延びる11の法則」も読みましたが、共通点は多かったです。
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全てのスタートアップは課題図書としてこれを読んで感想文を提出すべき。 スタートアップの定義は本書参照のこと。
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"この本はかなり自分の立場では学べる点が多いです。 気付きをたくさん得られているので、どんどんメモが進みます。 ここでの気付きを投資や事業で活かしていきます。 ケーススタディから学べる点が多く、ちょうど数社起業直後の 会社があり、そこで活かしてみようと思います&...
"この本はかなり自分の立場では学べる点が多いです。 気付きをたくさん得られているので、どんどんメモが進みます。 ここでの気付きを投資や事業で活かしていきます。 ケーススタディから学べる点が多く、ちょうど数社起業直後の 会社があり、そこで活かしてみようと思います"
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まだ読み途中だが、ソフトウェア開発にも言えることがたくさん載っていて、非常におもしろい。 ほんと、「アプリはこういう機能を持っていなければいけない!」なんてのは作る側のエゴだと思う。 本当に必要かどうかは、使ってもらった結果からこそわかるということを今の偉い人達に知ってもらいた...
まだ読み途中だが、ソフトウェア開発にも言えることがたくさん載っていて、非常におもしろい。 ほんと、「アプリはこういう機能を持っていなければいけない!」なんてのは作る側のエゴだと思う。 本当に必要かどうかは、使ってもらった結果からこそわかるということを今の偉い人達に知ってもらいたい。
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話題だったので、読んでみたいと思っていた本。 期待通りの気づきをもらえた気がする。 実務でもAB分析や仮説検証のフローはよくやっているが、他部門のオハコだったので、スピード感意外をきっちり感じることはすくなっかったといわざるを得ない。 これを読んで整理がついて、ほんとにそう感じ...
話題だったので、読んでみたいと思っていた本。 期待通りの気づきをもらえた気がする。 実務でもAB分析や仮説検証のフローはよくやっているが、他部門のオハコだったので、スピード感意外をきっちり感じることはすくなっかったといわざるを得ない。 これを読んで整理がついて、ほんとにそう感じさせられた。 いくつもポイントはあるものの、最小限リリースの真意や、重要視されるものの定義がとても実践的。 慣習に流されている現状を突き付けられた思いがする。 ここから脱却するのも、なかなかパワーが要りそうだな。 刺さった言葉として、 もう今は何が作れるか、じゃない(もう作る術はあるはず)。 何を作るべきなのか、が問われている(無駄なものをこれ以上作るな)。 という趣旨のフレーズ。 開発現場には特に重要な観点だと感じた。
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「小さく始める」「失敗は早い目に」「最小限度のエネルギーで開始」。なるほど最近Webアプリとか見ていると「β(ベータ)版」というのが出ているがそのことか!こちらの方が「小商いのすすめ」のように思えました。 http://book.akahoshitakuya.com/b/4903...
「小さく始める」「失敗は早い目に」「最小限度のエネルギーで開始」。なるほど最近Webアプリとか見ていると「β(ベータ)版」というのが出ているがそのことか!こちらの方が「小商いのすすめ」のように思えました。 http://book.akahoshitakuya.com/b/4903908321
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起業というものが気になったので、購入してみた本。ここにかかれている手法は極めてマーケットイン的な視点でだと思った。だが、とりあえず仮説を検証可能なプロダクトを開発し、少しずつ目指すべき方向へ適宜修正を作っていく方法はプログラマー的なプロダクトアウトでもあると思えた。書いてあること...
起業というものが気になったので、購入してみた本。ここにかかれている手法は極めてマーケットイン的な視点でだと思った。だが、とりあえず仮説を検証可能なプロダクトを開発し、少しずつ目指すべき方向へ適宜修正を作っていく方法はプログラマー的なプロダクトアウトでもあると思えた。書いてあることを読むと起業というものが少し平易に見えてくるが、実際におかれた状況で、正確に判断をくだしていくのが極めて難しい事であるのは想像ができた。ただ、ここに書かれている事は起業家の為だけではなく、会社勤めのビジネスパーソンにも役立つ事だと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者の経験を元に書かれた本。詳細を知りたい人にはいいかもしれないが、要約をすぐに読めるような作りにはないっていないので、読み終わるのに少し苦労するのでは。
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素晴らしかった。私にしては珍しく、他人のレビューを斜め読みしただけで、即座に電気が走り、確信を持ってAmazonですぐに買った。そして、じっくり読んだ。たぶん、3回は読みなおす。 文句なしの星4つ。たぶんこれは、ガイ・カワサキの「完全網羅起業マニュアル」と並ぶ本だろう。 著者が同...
素晴らしかった。私にしては珍しく、他人のレビューを斜め読みしただけで、即座に電気が走り、確信を持ってAmazonですぐに買った。そして、じっくり読んだ。たぶん、3回は読みなおす。 文句なしの星4つ。たぶんこれは、ガイ・カワサキの「完全網羅起業マニュアル」と並ぶ本だろう。 著者が同世代で、同じような経験をしているだけに、問題意識や、直面したトラブルなどが同じだ。 科学的手法。まさにこれが知りたかったことだ。 人の問題ではなくシステムの問題とする。まさにそうだ。 明瞭な基準に基づく優先順位。それがないと組織は持たない。そのとおり。 工学的手法、とくにアジャイルやテストドリブンといったシステム工学の手法との互換性。これが目的だとは本書では言っていないけど、目的ではなくて手段だけど、そうなっていて、実に納得がいく。経営をエンジニアリングとして取られるという考え方だ。 アートからテクニックにする、素晴らしい本。読んでよかった。
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仮説検証でリーン的にみて非付加価値活動なものを行わないようにして無駄をなくし、リーン的な付加価値活動を検証サイクルに組み込む、ということかー。なるほそ。
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