リーン・スタートアップ の商品レビュー
リーン生産方式をビジネスモデルにまで広げた感じの内容…かな? スタートアップとあるが、起業だけでなく、巨大企業の中で新しい事業を立ち上げるのも含まれている。たぶん、もっと広範囲に適用できる。成長法則にたどり着けていない既存事業に従事するすべての人にお勧めしたいところ。 日頃、...
リーン生産方式をビジネスモデルにまで広げた感じの内容…かな? スタートアップとあるが、起業だけでなく、巨大企業の中で新しい事業を立ち上げるのも含まれている。たぶん、もっと広範囲に適用できる。成長法則にたどり着けていない既存事業に従事するすべての人にお勧めしたいところ。 日頃、職場の人たちに "その仕事、価値あるの? 価値のないことにいくら頑張っても徒労に終わるよ?" と言い続けている私が、もっとも感銘を受けた文を紹介する。 --- 無駄の原因は組織の効率が悪いからではなく、まちがった仕事をしているからだ。…しかも産業規模で。ピーター・ドラッガーが指摘しているように、「やってはいけないことをすばらしい効率で行うほど無駄なことはない」のだ。 --- 幸いなことに、よい師に恵まれた私は、この考え方を徹底的に仕込まれた。今は、これを多くの人たちに広めるべく奮闘している。 たくさんの人に読まれますように…。
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アジャイル開発を学ぶならこれを読みなさいと言われて購入。 失敗から学ぶ、学習のサイクルを回す、などよくビジネス書に書いてあることだが、なぜそうするのか目的・実践場面がはっきりしていてめちゃくちゃわかりやすく読んでいて楽しかった。
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ドロップボックスやグルーポンなど、それなりに成功したスタートアップの名前も出てきますが、骨子はトヨタの生産方式をシリコンバレーに応用してみたら、みたいな中身です 出来れば読んでおいた方がいい本だとは思うけれど、実際に役立つものを持ち帰れるかと思うと留保がつきます
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スタートアップビジネスを実験と考え、まず仮説を立て、小さくはじめ、定量分析するという手法、「リーン」を解説した一冊。 なんとなく「サラリーマンには関係ないかなー」なんて考えてスルーしていたが、非常にもったいなかった。本書でいうスタートアップとは、新規の事業すべてに当てはまる。 ...
スタートアップビジネスを実験と考え、まず仮説を立て、小さくはじめ、定量分析するという手法、「リーン」を解説した一冊。 なんとなく「サラリーマンには関係ないかなー」なんて考えてスルーしていたが、非常にもったいなかった。本書でいうスタートアップとは、新規の事業すべてに当てはまる。 ビジネスを取り巻く情勢がドラスティックに変わっていく現代では、ひとつの事業の形を変えず継続させていくということはとても難しい(逆にそういうモデルを確立させられた企業は羨ましいかぎり)。 ビジネスをスタートアップさせる人だけでなく、時代に対応するため、ビジネスの方向を転換させる必要に迫られた人にもオススメ。
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イノベーションの教科書として推薦されている本。実例が日本ではなじみの無い物があって、実感が持てないことがままあった。文章も冗長で、読みやすい、分かりやすいとは思わない。書かれていることは色々な示唆に富んでいる。
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久々に読みごたえのあるビジネス本でした。Webサービス等のスタートアップにおける、トヨタのカンバン方式の応用であるMVPモデルを理論立てて学べます。自分の仕事にも役に立ちそう。でも図がほとんどなく字ばかりで約400ページなので、テーマにかなり興味が無かったら、多分、挫折してたと思...
久々に読みごたえのあるビジネス本でした。Webサービス等のスタートアップにおける、トヨタのカンバン方式の応用であるMVPモデルを理論立てて学べます。自分の仕事にも役に立ちそう。でも図がほとんどなく字ばかりで約400ページなので、テーマにかなり興味が無かったら、多分、挫折してたと思います。(^^;
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特に印象に残ったのは様々なピボット手法たちと大企業でのアントレプレナーの真髄。最近、法則やロジックに飲み込まれていたような気もして少々反省。非常に明快なメッセージが興味深い良書。
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完成度ではなく顧客の定義とその要望に答えられているか、と課題を置く事で無駄の無い事業立ち上げにつながる 去年の春頃に日本語訳が発売されて、主にIT系界隈(と、僕の中では認識しています)で話題になった本。 実は発売直後に買って、かつ読んでたんだけどすごーく記憶に残っていませんで...
完成度ではなく顧客の定義とその要望に答えられているか、と課題を置く事で無駄の無い事業立ち上げにつながる 去年の春頃に日本語訳が発売されて、主にIT系界隈(と、僕の中では認識しています)で話題になった本。 実は発売直後に買って、かつ読んでたんだけどすごーく記憶に残っていませんでした。 多分、初見の際に「システムを作る人向けの本」と解釈したからですね。実際は「ビジネスを作る人向けの本」だと思います。 とにかくバッジの単位を小さくして、顧客のニーズを実験(ヒアリングで無いのがポイントだと理解しましたが、確かに実験が出来るのはシステム系が有利)しつつ、細かい開発/修正をしていくみたいな概念です。 今している仕事が、やや新規事業に近い内容なのですが、ガントチャート的な物を作るように要望されるたびに感じる違和感(およびその難しさ)が凄く納得できた事が、自分の中での最大ポイントでした。 この領域勉強しよう…
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業界問わず、起業や社内で新事業を立ち上げる人にとっては、必読書です。バッチサイズの最小化はすごくヒントがある内容でした。たとえば、教育。教育のバッチサイズは、巨大すぎます。国家から、各教科、全体的なカリキュラムは決められており、これは、いつの時代もずっと大きく変わっていないのだが...
業界問わず、起業や社内で新事業を立ち上げる人にとっては、必読書です。バッチサイズの最小化はすごくヒントがある内容でした。たとえば、教育。教育のバッチサイズは、巨大すぎます。国家から、各教科、全体的なカリキュラムは決められており、これは、いつの時代もずっと大きく変わっていないのだが、学校の先生が、新しいことを試せる余地が残されていない。全体的に、順番に沿って、単元を進めていく。教科書の単元の順番を変えることさえできない。教育機関で唯一『もっとも革新的なアイデア』だとタイムズ誌に選ばれた教育機関のバッチサイズを小さくした取り組みは、まさに目から鱗でした。バッチサイズが小さいからこそ、いつも新しい試みができるという最大のメリットがある。そこで学ぶ生徒にとっても、この単元は、一人で、この単元は、少数で難問にチャレンジする。この問題は、みんなで議論するなど。もちろん、学ぶ人同士は、同じ年齢とは限らない。これは、まさに、福澤諭吉の教えの一つ、半学半教の精神であるのだが、ワクワク学べる環境がそこにある。ポイントは、教えてもらうでなく、学ぶ環境だ。思い込みを捨てられる良書でした。
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スタートアップ企業の立ち上げについての方法論が書かれた一冊だが、既存サービスで新しいメニューや機能を追加する時も実践できる方法論。 http://blog.kentarok.org/entry/2012/07/10/185408 で紹介されているように、 (1)サービス開発を科...
スタートアップ企業の立ち上げについての方法論が書かれた一冊だが、既存サービスで新しいメニューや機能を追加する時も実践できる方法論。 http://blog.kentarok.org/entry/2012/07/10/185408 で紹介されているように、 (1)サービス開発を科学実験のように仮設とその検証を通じて行うこと。(2)まずは仮説検証のための必要最小限の製品を作ること。(3)仮説検証ループをできるだけ速く回すこと。 といった方法論とその重要性が書かれた一冊で、正直ウェブサービス開発・運営も出してみないと当たるかどうかなんてわからないので、このあたりの開発手法を実践することは非常に重要だと思って、自分もウェブサービスの運営に携わっています。
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