君が降る日 の商品レビュー
男女の関係は単純な恋愛関係だけではないのだなと思った。 静かに、だけど確実に心に言葉が届く、良い小説だった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
TikTokのおすすめに出てきて、紹介文に惹かれ購読。 登場人物みんな苦しい。 そんな中で矢部さんのキャラクターはすごく よかったなあ。 最後の最後にようやく志保に希望の光が 見えてくるような結末。 またしばらくして読み返したい。 すべての物事はタイミングが偶然重なっただけ。 『野ばら』も谷川俊太郎さんの詩とリンクする ラストがすごく好き。 けど、ずーんっと重くのっかかる感じ。
Posted by
3編収録された短編集。 どれも、まだまだ先が気になるなぁってところで終了。それ程面白かったということで…。 島本さんの作品に外れなしで、また未読作品を開拓したいです。
Posted by
私が大好きな谷川俊太郎さんの詩「あなたはそこに」が小説に出てくるからという単純な理由で読んだがすごくよかった。仕事の昼休みは寝ると決めているのに、寝る体制に入っても続きが気になって寝付けずすぐ読み始めるくらい面白かった。 短編3作を読んで感じたことは、私たちは偶然に生かされて...
私が大好きな谷川俊太郎さんの詩「あなたはそこに」が小説に出てくるからという単純な理由で読んだがすごくよかった。仕事の昼休みは寝ると決めているのに、寝る体制に入っても続きが気になって寝付けずすぐ読み始めるくらい面白かった。 短編3作を読んで感じたことは、私たちは偶然に生かされているのだということと、まだ知らない誰かのために魅力的でありたいということだ。読み終わったらなんだか知らない人に話しかけてみたくなる気持ちになった。
Posted by
あまり恋愛小説は読んでこなかったんだけど、これは甘々なだけじゃなくて惹き込まれた。 大人の恋愛ってわけでもないんだけど、面白く読めたな。 一番好きだったのは最後の話。 切なくて。 姉から目線で妹への思い。 祐から佳乃への思い。 好きだった人が、思ってた形じゃなくて家族になる...
あまり恋愛小説は読んでこなかったんだけど、これは甘々なだけじゃなくて惹き込まれた。 大人の恋愛ってわけでもないんだけど、面白く読めたな。 一番好きだったのは最後の話。 切なくて。 姉から目線で妹への思い。 祐から佳乃への思い。 好きだった人が、思ってた形じゃなくて家族になるってどんな気持ちなんだろう。 私だったら、苦しくてしかたないな。 そっちの家族ごと見たくない気もするし、妹の幸せを願いたい気もするし。 それにしても祐は大人だ。好きな人が幸せになるのを願ってる。
Posted by
恋の終わりとともに訪れる新たな始まりを描いた短編集。喪失感と孤独の中に埋もれる息苦しさ。失う怖さを味わっても、救いを求めるようにまた手を伸ばす。主人公のその姿が"生きる"を体現しているようでした。私は表題作よりも恋と友情の間で揺れる「野ばら」が好きです!
Posted by
本を好きになった時のことを思い出させてくれる本 島本理生さんは20代後半から30代前半の女性特有の悩みや考えについて深く共感を生む表現が多いイメージ。 恋を切なく大切に書く人かと思えば、「野ばら」では、ぞんざいに表現しているところが惹かれる 「星が降る日」どれだけ失い悲しんでも...
本を好きになった時のことを思い出させてくれる本 島本理生さんは20代後半から30代前半の女性特有の悩みや考えについて深く共感を生む表現が多いイメージ。 恋を切なく大切に書く人かと思えば、「野ばら」では、ぞんざいに表現しているところが惹かれる 「星が降る日」どれだけ失い悲しんでも、人は人と出会うことで惹かれ己の感情に振り回される。どんなに悲しく辛いものでも同じ痛みを持つ人が居て同じものに浸れることが羨ましくも感じる。 「動物園」年下の男の子特有の真っ直ぐさや強引さがうまく表現されている。 もう終わりなの、と短編が終わるごとに何回も溢れる。繋がりがないことがまた魅力となる
Posted by
全体的に静かに話が展開していくイメージの作品でした→ここは決して「淡々」とは違う。 失ったことで感じる気持ちを後ろ向きすぎず、かと言って無理やり前進させるような展開もなく、己と向き合う、主人公たちの内側の様子が読み取れる一冊。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
島本理生さんの作品を初めて拝読した。読み終わったあとに『ナラタージュ』の原作者だと知り、納得。美しい恋愛、だけど手放さなければならない恋愛を描くことに長けた作家さんだと思う。 表題作『君が降る日』は、恋人を亡くした女性と、亡くす原因となった事故を起こした男性の話。大切な人を失う苦しみを幸いにもまだ味わったことがないので登場人物の気持ちに完全には共感できなかったが、読み進めていくうちに志保と五十嵐さんの関係性に胸が痛くなった。 「私はこの人が、痛々しい。怖い。愛しい。自分には重すぎる。」 怖いと愛しいが同居している難しい感情を、読み手が容易に想像できる描き方が素晴らしかった。 『冬の動物園』は、若い男のおかげで失恋から立ち直れる話。簡単に言えば、男を忘れるには男だね、という話。 『野ばら』は、高校生の男女の友情物語。高校を卒業してお互いに恋愛を知った頃には、あの頃の気兼ねない友人はそこにはいない。男女だけど大人になっても親友!的な現実味のないラストじゃなくて良かった。
Posted by
島本理生は苦しい恋愛話を書くのが上手い。 ナラタージュのような報われない恋というか楽しい恋愛が少ないって感じの
Posted by
