ピダハン の商品レビュー
チョムスキーの言語理論に真っ向から異を唱える本書は、特に言語学を学ぶ人皆さんに読んでほしいと思います。絶対一読の価値があります。
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「キーフレーズ」 今を生きるということ。 ピダハンの人々は過去も未来もなく、今を、今、出来ることを忠実に行なっていく。 ある意味消費的な生き方ではあるが、それでも幸福論の一つとして、比べない。人は死ぬ。やれることをやる。そんなことを伝えてくれる本だった。
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チョムスキーやウォーフの説があたかも完全であるかのように捉えていたかもしれない。ピダハンの文化も、"ダン"とその家族たちの文化も私に馴染むそれとは異なるなぁと考えながら読んでいた。いまはピダハンはどう暮らしてるのだろう
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自分自身がクリスチャンとして、伝道師である著者が無神論者になった経緯と影響を与えたピダハンについて詳しく知りたくて本書を手に取った。 文化人類学は学生の頃の専門分野だったので読むだけでドキドキワクワクが止まらなかった。彼らの価値観や文化は実に興味深いものだった。 また、著者が最...
自分自身がクリスチャンとして、伝道師である著者が無神論者になった経緯と影響を与えたピダハンについて詳しく知りたくて本書を手に取った。 文化人類学は学生の頃の専門分野だったので読むだけでドキドキワクワクが止まらなかった。彼らの価値観や文化は実に興味深いものだった。 また、著者が最後に無神論者になった経緯を書いていたが相当の葛藤があった事が目に浮かんだ。自分自身も信仰に揺らぐ事もあるので生まれた場所・価値観・文化でイエスを受け入れてなかったかもしれない。信仰とはなんなのか、改めて考えていきたい。 そしてこれを機にまた文化人類学系の本を手に取っていきたいと思った。
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アマゾンに暮らす少数民族ピダハンの言葉を研究するキリスト教伝導師の話。面白い言語的な特徴を紹介するにとどまらず、彼らの価値観ー直接体験の原則ーを紐解く。巻末、エピローグに入る前の一節にこうある。「(ピダハンは)自分たちが知らないことは心配しないし、心配できるとも考えず、あるいら未...
アマゾンに暮らす少数民族ピダハンの言葉を研究するキリスト教伝導師の話。面白い言語的な特徴を紹介するにとどまらず、彼らの価値観ー直接体験の原則ーを紐解く。巻末、エピローグに入る前の一節にこうある。「(ピダハンは)自分たちが知らないことは心配しないし、心配できるとも考えず、あるいら未知のことをすべて知り得るとも思わない。その延長で、彼らは他者の知識や回答を欲しがらない。」 ピダハンはアマゾンに居住する民族に珍しく、ほほ笑んだり笑ったりする時間が非常に長いらしい。出会った中で最も幸せそうな人々とも書かれている。直接体験の原則は、私たちに幸せになるヒントを教えてくれているような気がする。
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面白かった!言語学の基礎知識をあまり知らないので難しい部分もあったが、ピダハン族との交流の記録が多く書かれていたので楽しく読めた。 ピダハン族の言語研究を通してキリスト教信者から無神論者になった、という前情報(あらすじに書いてある)を最初に見た時、言語研究をしているだけで?と不思...
面白かった!言語学の基礎知識をあまり知らないので難しい部分もあったが、ピダハン族との交流の記録が多く書かれていたので楽しく読めた。 ピダハン族の言語研究を通してキリスト教信者から無神論者になった、という前情報(あらすじに書いてある)を最初に見た時、言語研究をしているだけで?と不思議に思ったが、読了後はなるほど……と納得した。 そもそも言語研究の仕方を知らなかったので、どのように現地の人から言葉を採取して理解していくかの方法が面白く感じた!多くの言語に見られて当然だと思われていることがピダハン語に存在しないと分かるのは相当大変だっただろうなぁと思う。その何年もかかったであろう過程を本で読ませてもらえるのって本当に贅沢!ありがたいな〜
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ゆる言語学ラジオで紹介されていたのをきっかけに手に取った。 誰にでも読みやすいタイプの本ではないと思うが、独自色の強いピダハンの世界に触れることは、新しい視点に気付かされることに繋がると思う。
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30年以上アマゾンの一部族ピダハンとともに暮らして学んだことをまとめた本 数えたり計算したりしない 色もない 遠い過去も未来も空想も話さない 左右もない
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赤ちゃん言葉がなく子供も大人も対等に扱われ、親族が死にかけていてもそれが運命と助けることをせず、自分の目で見たものしか信じず、それでいて先進国の我々よりは精神的に豊かで幸せな民族。 常に進化や物質的な豊かさを追い求めることが本当の幸せかを考えさせられる。 ただし言語学的な考察...
赤ちゃん言葉がなく子供も大人も対等に扱われ、親族が死にかけていてもそれが運命と助けることをせず、自分の目で見たものしか信じず、それでいて先進国の我々よりは精神的に豊かで幸せな民族。 常に進化や物質的な豊かさを追い求めることが本当の幸せかを考えさせられる。 ただし言語学的な考察がしっかりしている分、教養を求めて興味本位で読む一般人には辛い部分も多い。
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この本をこれだけの人が読んでいるということ自体に驚くけど、その方面では有名なんかな。 言語の研究でありつつも、部族、文化の研究で、やっぱりこういう異文化を知るというのは面白い。全く新しいものを受け入れない頑固さが、キリスト教やらを押し付ける西洋人ならではのアイデンティティとぶつか...
この本をこれだけの人が読んでいるということ自体に驚くけど、その方面では有名なんかな。 言語の研究でありつつも、部族、文化の研究で、やっぱりこういう異文化を知るというのは面白い。全く新しいものを受け入れない頑固さが、キリスト教やらを押し付ける西洋人ならではのアイデンティティとぶつかり合うさまは小気味よく読める。これが200年前に起きてたら、日本もまた違う未来を進んだんだろうか。 ともあれこの強烈な虫どもと共存できる力は分けてほしい。アマゾンで上半身裸ってヤバい。誰か科学者がこの遺伝子を解明して薬作ってプリーズ。
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