HUNTER×HUNTER(30) の商品レビュー
パームの信じがたい予言から、始まる。ネテロは、負けていなかった。運命を悟ったメルエムが、ただコムギと軍棋をして過ごしたいとパームに乞うシーンは、泣ける。 会長選挙戦に突入。
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とうとう主人公と敵のボスが一度も対面せず終わる。熱いバトルで決着というよりは心理戦による展開。そして化学兵器で敵を倒す。他の少年漫画ではまずない展開。 メルエムの心情の変化や、その他の蟻達の描写、人間の非道さを表現する描写。考えさせられるものがあった。 スッキリしない終わりを...
とうとう主人公と敵のボスが一度も対面せず終わる。熱いバトルで決着というよりは心理戦による展開。そして化学兵器で敵を倒す。他の少年漫画ではまずない展開。 メルエムの心情の変化や、その他の蟻達の描写、人間の非道さを表現する描写。考えさせられるものがあった。 スッキリしない終わりを迎えたキメラアント編だけど、こういうのも面白い!
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さすがに面白い キメラ=アント篇は噂にたがはぬ面白さで、著者も足かけ7年(2004~2011)かけて連載しただけのことはあった。異常な緻密ぶりだ。 新参の漫画家が導入に多用する四角いふきだしが多量に出てくるが、なるほど、状況説明に使へば違和感がない。次々と予想外の展開に、ご都...
さすがに面白い キメラ=アント篇は噂にたがはぬ面白さで、著者も足かけ7年(2004~2011)かけて連載しただけのことはあった。異常な緻密ぶりだ。 新参の漫画家が導入に多用する四角いふきだしが多量に出てくるが、なるほど、状況説明に使へば違和感がない。次々と予想外の展開に、ご都合主義もたくさんあるが、大量の心理説明と状況説明によって、理路整然と読者に受け容られてしまふ。 一方で、グロテスクさもキメラ=アント篇から倍増した。知能戦かつ心理戦なのに、ほぼ肉体バトルと化してゐてグロい。異形の者ばかり。 最後のやりとりは感動するかといへば、私はしなかったのだが、面白さのほうが勝ってゐるからいい。 岡田斗司夫も言ってゐるが、これは悟空の側から描いたのではなく、悟飯から描いた「ドラゴンボール」である。ジャン拳とかもろにオマージュだし、天空闘技場と天下一武道会、メルエムはフリーザなど。 個人的な面白さは「キメラ=アント>ヨークシン>グリートアイランド>ハンター試験」となる。
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キメラアント完結。本当に素晴らしい回でした。他の巻は売ってしまったけれど、30巻だけは大切にもっています。 王とコムギの二人の関係性に注目です。
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むちゃくちゃおもしれえ。 こんな敵の王様初めて。 今聞くと「おめーも死ぬまで死ぬなよ」っていいな。 総選挙の看板のハンター文字、うろ覚えの自分でもわかるくらい日本語と違うから気になっちゃった。 これが噂の表紙か。
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冨樫先生があんなに泣かせる話を描けるんだということをすっかり忘れてました。幽白の初期以来だ、こんな泣かせる話は。
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ジャンプ本誌のときも思ったけど、あの『返答』と『遺言』の回はすごいわ! ハンターじゃなきゃ、冨樫じゃなきゃ出来ないわ。 連載再開は来年かな。
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コムギとメルエムの出会いは何だったんだろう。コムギは目が見えなかったからメルエムを恐れずに好敵手として、純粋の対極の場に立てたのだろうか。メルエムは頭脳を活性化させる道具として、優秀なコムギを愛でただけだろうか。相手を知ると言う事は、出会った瞬間に決まってしまい、理屈や理論で掘り...
コムギとメルエムの出会いは何だったんだろう。コムギは目が見えなかったからメルエムを恐れずに好敵手として、純粋の対極の場に立てたのだろうか。メルエムは頭脳を活性化させる道具として、優秀なコムギを愛でただけだろうか。相手を知ると言う事は、出会った瞬間に決まってしまい、理屈や理論で掘り下げられるものではなく、もうそれは、ただ相手を受け入れると言う現象だけが起こっているのではないだろうか。 コムギとメルエムの最期は、それが避けられない悔しさとか、他にやり様があったと言う様な安易な発想を寄せ付けない崇高さに包まれていた。こう言う場面に出くわすと、自分の中に入れるモノにはフルイがあって、今見ているものさえどんどん振り落とされてどうでもいいものになって行く。フルイの穴の大きさは一定ではなくて、小さい時もあれば大きくなる時もある。フルイの穴をざっと広げてしまうモノ、コムギとメルエムの場面がそうだった。 ゴンの父親ジンがようやく出て来た!!
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