HUNTER×HUNTER(30) の商品レビュー
あまりに強力なパワーを持ったキャラクターは神様にちかくなってしまうようです。なんか『Watchmen』を思い出してしまった30巻でした。
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長期休載したりもしますが、連載するとジャンプの売上が変わるという恐ろしい作品。グリードアイランド編までの見事な完成度。 キメラアント編はちょっとがっかり。インフレしすぎ。 ラストは泣けます。 アルカ、ナニカ編は何でもありになってきて冨樫どーしたって思った。 良くも悪くも続きが気になるな〜。
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なんというか、蟻の話のラストが衝撃的過ぎて、うまく言葉になりません。 ……そういうオチなんだ……と。 何の疑問も持たず、あんなにたくさんの人を虐殺して、あんなに大勢の人を殺したのに。 最後の最後が、そんなオチだとは思わなかった……。 なななななななんで、あたし、これ読んで泣きそうになってるのー!! びっくりした。 もうすぐ自分が死ぬかもしれないってプフの能力もユピーの能力も同時に手に入れた最強の王様が最後の最後に向かった先は、たった一人の少女の下で。 たった一人の少女もまた、その王様と共に殉ずることを厭わなくて…… 何で、何で、最後だけそんなに簡単に綺麗に終わってしまったのだろうか……。 結局一番ひどいやつだったのは誰だったんだろうね……。 蟻は、人間の能力を手に入れたことで、殺戮能力と知能を得て。 知能を得た蟻は、すべてをわが手中に収めようとした。 自分の分だけではなく、他人の分まで。 でもそんな大それたことをしようと考えたのは、人間の知能を手に入れたから。 そして、その人間の知能を使って、人間を選別にかけて、より強い能力を手に入れようとした。 けれど、すべての能力を手に入れ、最強の蟻となった王が向かった先は、たった一人の少女の下で。 自分が先が長くないと知ったら、その少女の下で死ぬことを選んだ。 なんでかなー、なんでかなー。 蟻が人間を食して最初に手に入れたのは、人間のもっとも醜い部分で。 その蟻が、人間と接したり、仲間同士で接したりするうちに最後に手に入れたのは。 人間の醜くない部分だったんだ……つらい。 結局のところこれって、どういう育てられ方をするかによって善悪の判断ってすべて決まってしまうってことなのかしら? なんて難しいことも考えちゃったりして。 冨樫せんせーにいいように手玉に取られてる気がして、「ギリリ」。 でもこの結末を迎えるまでには、何もかも失われるモノの方が多すぎたとは思う。 でさ。 もう一つ言うんだったら、何もの中途半端放置の謎とか放ったらかしで、ここで終わったら綺麗だったのに……ってちょっと思っちゃった。 後日談的に始まった流れに、元気になったゴンが映って、それでサヨナラでもよかったんだと思ってしまったのに、新しい話が始まるんですね。 また長い旅になりそうです。 これっていつ終わるんですか……?(言っちゃダメ) なんか、イルミが物騒なこと言い出してて、お姉さんは気が気ではありません。 でも、あんまりにも綺麗な終わりすぎて、ゾルディック家のもう一人の兄弟のことなんか忘れてたわー。 ていうか、やっぱり弟なのねー。 いよいよ「アルカ」が出てくるのかー……と思ったら、楽しみなような出てきてくれなくてもいいような……。 悩みどころですね。
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「余には過ぎた者達だ…」 相変わらず面白い。ひとまずキメラアント編完結ということで。 蟻編序盤の戦力差はなかなかの絶望感でしたね。これ、今更ヒソカや旅団とか他のキャラ出てきてもこれ以上の念能力者同士での戦闘シーンは無いのでは…とか余計な心配したりしてました。この作品の前で“誰...
「余には過ぎた者達だ…」 相変わらず面白い。ひとまずキメラアント編完結ということで。 蟻編序盤の戦力差はなかなかの絶望感でしたね。これ、今更ヒソカや旅団とか他のキャラ出てきてもこれ以上の念能力者同士での戦闘シーンは無いのでは…とか余計な心配したりしてました。この作品の前で“誰が最強”とか安い響きなのでいらぬ心配ですが。 終盤のゴンは凄く驚いたけど、ブレなさすぎて今後も扱いが難しそうですね、主人公なのに(笑)。 最期の締め括り方も見事でした。確かにピトーもコムギも最終的に可愛くなり過ぎて最初と描写が違うじゃねぇか!となるのも解りますが、より成長して感情豊かになった結果と解釈したいです。まぁ本人が本気でタッチを忘れるとおっしゃっているのでフォローしたところでアレなんですが。 ともあれタッチの表現域が豊かで魅入る漫画だなぁと。ネテロ会長とか老人を描かせると他の作者との画力の差が露骨に出ますね。最近は同じ顔しか描けない方が多くて残念です。イケメン、美少女ばっか、お腹いっぱいです。 現在、富樫先生は休載中ですが、ゆっくり休んで下さい。あれだけのストーリー展開とプロットを組んでおいて、物語を破綻させない作業はとんでもない時間と労力を要すると思います。ジャンプで最新章新大陸編に突入して休載発表があったのは、編集担当者が富樫先生の作品を尊重して、且つ逃がさない様に図ったのでしょう(笑)。楽しみに待ってますぜ。や、まず31、32巻や!
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最後に蟻に泣かされるのか……。コムギがでてきた時点である程度は読めている展開なのですが、それでも、それをここまで自然に着地させる技は凄いと思います。 しかも、重要な話が、何本も並列で走っている中で、この安定感ですから。 連載時に読んだ時は気づかなかったけど、冨樫 義博、実は「幽...
最後に蟻に泣かされるのか……。コムギがでてきた時点である程度は読めている展開なのですが、それでも、それをここまで自然に着地させる技は凄いと思います。 しかも、重要な話が、何本も並列で走っている中で、この安定感ですから。 連載時に読んだ時は気づかなかったけど、冨樫 義博、実は「幽遊白書」の時にも同じ事をかいていて、そう考えるとテーマ的には、変わっていないというかぶれていない。 でも、見せ方の違いで、印象が全然違う。すごいなあと思います。 そして、まだ、お話を続ける意志はあるんだという驚き。うれしい。多分、「幽遊白書」のときみたいに、かきたくないと思ってはいないんだなぁ。 長期休載。 ……長期?
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キメラアント編完結。主人公達人間を『餌』としか捉えない『圧倒的強者』である敵(捕食者)達を相手に異常な緊張感を持って進んだこの物語が少年ジャンプ的インフレパワーゲーム化するかと思われたに見えた矢先、絶対王者を跪かせたのは実は…という感動的な幕切れ、やはり冨樫 義博は天才だとしか言...
キメラアント編完結。主人公達人間を『餌』としか捉えない『圧倒的強者』である敵(捕食者)達を相手に異常な緊張感を持って進んだこの物語が少年ジャンプ的インフレパワーゲーム化するかと思われたに見えた矢先、絶対王者を跪かせたのは実は…という感動的な幕切れ、やはり冨樫 義博は天才だとしか言いようが無い、必読。
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ついに30まで読みました。 週間ジャンプで一瞬連載してたけど、 今はどうなってるのかしら。 っかゴン大丈夫かな? それと、最初の4人のうち、 キルアとゴンしか出てないけど、 みんな元気でやってるかね。 今後あるかわかんないけど楽しみは楽しみ。
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王様とコムギの最後の軍儀は涙なしには読めなかった。 なにあの夫婦感。 母子というよりは夫婦だなぁあれ。 会長選挙とか ゴンのその後とか ゾルディック家のもう一人の弟とか 気になる要素が満載すぎる…!! 待つ!次巻!!
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取り合えず最新刊だけ…。 これは最終回の流れだと勘違いしますよねー。 蟻編の幕切れは存外あっけなく感じました。 良かった、とも言い換えれますが。 あまりに犠牲は多かった感じはしますけれど、ねー。 ジンって蟻が暴れてる間何してたの?(素朴な疑問)
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久しぶりにふっと読むと超展開。 油断できない漫画、さすが冨樫先生。 もう一回読み直さないと話ついていけないよ。 いや、読み直してもついていけない可能性大だよ。
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