気分上々 の商品レビュー

森絵都【著】

2012/10/05

『17レボリューション』『ブレノワール』『気分上々』が好き
なんかちょっと胸がほっこりしたり、ブレノワールは泣きそうになった
短編でさらっと読めるので電車の中とかで読みやすい

2012/09/23

いろんな短編寄せ集め。
最後の「気分上々」が一番森絵都らしい？
「東の果つるところ」は左右対象の名前って発想が面白い。次の「プレノワール」と内容的には同じっていうか、出生や血にとらわれる話し。

2012/09/13

作者が語るとおり、とても表情豊かな一冊。
ひとつのテーマのもとに集まる短編小説も好きだけど、無秩序なのも楽しい。
ブレノワールは最近読んだ、好きなはなし。
１７レボリューションも、読むのは二回目。これも好き。

2012/09/11

森絵都さんの短編集
色々なところから集めたようで、既読のものもあり。
既読なものでしたが、フランスブルターニュの話が好きです。

2012/08/23

短編集。「ブレノワール」は森さんがブルゴーニュを旅するNHKの番組でドラマとして見たけど、こうして文章になってまた読むと、ブルターニュの風景が目に浮かんできていい感じ。

2012/08/21

９つの短編収録。
いまいちな話もあったけれど、打率は高かった。
『１７レボリューション』の真野の薄暗い幸福感に吹き出してしまった。好きだなあ（笑）。主人公の女子もチャーミング。
表題作の『気分上々』も良かった。
そういえば、どちらも多感なお年頃の子どもたちが主人公だな。

2012/08/21

題名通り「気分上々」になりたい時再読したい本。
特に再読「プレノワール」の主人公が、地縁との呪縛が自分のアイデンティティである事実を認めた時、母の深い想い、愛に気付く素敵な最後のオチに再度感銘。

「17レボリューション」のイヅモという冷静な分析力を持つ女子高生とは思えぬ親友と主人公との掛け合いが秀逸。
「東の果つるところ」は「プレノワール」に通じる地縁の呪縛がテーマ。やはり呪縛から逃れられずしを迎える主人公が出した答えは、呪縛を乗り越えることではなく、他者との「人間の背後には過去があり、過去の中心には家族がいる。…人はむしろ他人を大切に生きるべきではないのか、と。家族は選べない。けれど他人は選ぶことができる。家族の数は限られているけれど他人は無限に開けている。p155…何者へも縛られることはありません。p156」

2012/08/14

著者があとがきに記しているように, 重要な何かがもたらされるのに, 必ずしも長い時間は必要とされないかもしれないということを, ストレートに感じた. 人生には「これまで」と「これから」があり, 大概「これから」は「これまで」に引きづられるのだが, そうではない場合もあって, しかも意図しないちょっとしたことの影響で大きく変わってしまうこともあるのだ

2012/08/11

ウェルカムの小部屋・・・★
彼女の彼の特別な日　彼の彼女の特別な日・・・★
17レボリューション・・・★★★
本物の恋・・・★★★★
東の果つるところ・・・★★★
本が失われた日、の翌日・・・★
プレノワール・・・★★★★
ヨハネスブルグのマフィア・・・★★★★
気分上々・・・★★★★

2012/08/01

最近私が読んでた、学生時代の葛藤とは違う、もう少し大人な、そんなショートショートが入った本。また違った作風でわくわく読めた。