1,800円以上の注文で送料無料

気分上々 の商品レビュー

3.6

127件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    50

  3. 3つ

    49

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

森絵都さんの20周年の記念で出された本らしいです。 短編集でした。 小学生のころから森さんの本よく読んでたなぁって懐かしく思いながら読みました♪

Posted byブクログ

2012/06/25

短編集。 幕の内弁当・・・という風に解釈すればいいのかもしれない。 だけど何?この乱暴すぎる短編集っていうのが第一印象。 ひとつひとつはとってもいい!「ブレノワール」「ヨハネスブルグのマフイア」 好き!特に気にいった!けど・・・ おもちゃ箱をひっくり返したような感は否めません。

Posted byブクログ

2012/06/20

2000年から2012年までの13年間に、さまざまな媒体から「お題」をいただき、そのたびに書き下ろしたという短編9編を発表順に収録した短編集。 既読のものも数編あって懐かしい気分。作品ごとの出来に、でこぼこあるものの全体感としては十分に楽しめる。 その6編の中で、共に「野性時...

2000年から2012年までの13年間に、さまざまな媒体から「お題」をいただき、そのたびに書き下ろしたという短編9編を発表順に収録した短編集。 既読のものも数編あって懐かしい気分。作品ごとの出来に、でこぼこあるものの全体感としては十分に楽しめる。 その6編の中で、共に「野性時代」に発表されたティーン・エージャーを主人公にした2つの作品、「17レボルーション」と「気分上々」は実に感度良し。 二作品とも登場する少年少女たちのちゃらけた現代っ子ぶりは鼻につくけれど、周囲のに人間関係にピリピリしながらも恋愛感情にほんろうされていく姿は、今も昔も変わらないもんだと思う。 「プレノワール」はフランス・ブルターニュに取材した一編。風土と食べ物の素敵なマリアージュが一人の青年の心の成長と共に描かれた感動作。

Posted byブクログ

2012/06/18

雑多な短編集だなぁと思ったけど、あとがき読んで納得。不思議だ。どれも面白かったのに、どれもあんまり印象に残ってない。でも印象に残らないことが悪いことではないんだなと思う。

Posted byブクログ

2012/06/15

短編集を書いた年代順に掲載しているだけあって、 最初の方は、え?森絵都こんなんやっけ?なんか・・・とおもった。 比喩とか表現がわざとらしくて妙に気になったり。 でも後半は楽しめました。

Posted byブクログ

2012/06/08

森絵都の話は、深くて胸にしみる。今回の短編集の中では「17レボリューション」が一番良かった。人生変えたいからって、そんな突飛な発想?と思いつつ、応援してしまった。

Posted byブクログ

2012/05/30

自分革命に挑戦する女子高生の葛藤が可愛い「17レボリューション」から、死を覚悟した母がまだ見ぬ息子に書いた手紙の迫力に圧倒される「東の果つるところ」まで、全く違うカラーを持つ9つの物語が収録された短編集。 1番気になったのは1番短いお話「本が失われた日、の翌日」。 書棚を解体中...

自分革命に挑戦する女子高生の葛藤が可愛い「17レボリューション」から、死を覚悟した母がまだ見ぬ息子に書いた手紙の迫力に圧倒される「東の果つるところ」まで、全く違うカラーを持つ9つの物語が収録された短編集。 1番気になったのは1番短いお話「本が失われた日、の翌日」。 書棚を解体中の書店員から「本は昨日付けでこの世界から失われたんですよ」と告げられるというなんとも衝撃的な設定。 夢で見たことがありそうなお話。 もし本当にこんな日が訪れたら‥、 物語の中の「私」のようにバッグが軽いことに違和感を感じるだろう。そこまでは想像出来る。 その後どうやって違和感を解決するかは謎。 ‥でもきっと石は使わない。はず。

Posted byブクログ

2012/05/29

「本物の恋」いろんな媒体で3〜4回は読んだかな。その度に胸が締め付けられる。 「ブレノアール」ブルターニュを舞台にした物語。169頁から206頁へ繋がる流れが素晴らしい!最後の一行に言葉もない。

Posted byブクログ

2012/05/28

いろいろな味わいのある短編集です。ショートショートやオチのある短編がありましたが、表題作が最高。3回読みました。「異国のおじさんを伴う」と印象は似た感じでした。アンソロジーで読んだことのある作品もありましたが、旅先に持ち歩いて読みたくなる本だなぁと読み終わってから思いました。

Posted byブクログ

2012/05/27

森絵都さんがあちこちで(*^_^*)書かれた短編九編をまとめた可愛い一冊です。 「気分上々」というタイトルなんだけど、ほろ苦いお話ばかり。 でも、後味が優しくて、うん、人生って色々あるけど悪いもんじゃないよね、と思えるところが嬉しかった。 「自分革命」のために、イキがいいか、...

森絵都さんがあちこちで(*^_^*)書かれた短編九編をまとめた可愛い一冊です。 「気分上々」というタイトルなんだけど、ほろ苦いお話ばかり。 でも、後味が優しくて、うん、人生って色々あるけど悪いもんじゃないよね、と思えるところが嬉しかった。 「自分革命」のために、イキがいいか、悪いか、を基準として友だちを選ぶ決心をした女子高校生。 左右対称の名前の掟から逃れようと家を出た女性、南アフリカ&タンザニアに旅行するために黄熱病予防注射の会場で知り合ったマフィアに詳しい男性(*^_^*)と恋に落ちた女性…。 私が一番好きだったのは、「本物の恋」。 17歳にして恋に絶望していた女の子の前に現れた、あるカップルを凝視する男性。なぜかその彼と一緒にカップルの後を尾けることになってしまった彼女だが、彼の号泣シーンがとてもとても悲しくて、でも、同時にとても温かいものをもらった気持ちになってしまったのはなぜだろう。 その八年後に彼と偶然再会した時に明かされる彼の秘密もよかったし。

Posted byブクログ