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WHYから始めよ! の商品レビュー

4.1

101件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2019/07/29

面白い本でした。考えさせられる内容も多く読んでよかったと感じました。 より良い商品を作ろうと考えるだけではなく、その商品によって人の生活をどうしたいかまで踏み込んで考える。そうしないとすぐにコモディティ化の波にのまれてしまうことに危機感を覚えました。 また、行動の原因を外に求...

面白い本でした。考えさせられる内容も多く読んでよかったと感じました。 より良い商品を作ろうと考えるだけではなく、その商品によって人の生活をどうしたいかまで踏み込んで考える。そうしないとすぐにコモディティ化の波にのまれてしまうことに危機感を覚えました。 また、行動の原因を外に求めるばかり(しなければならない症候群)ではなく、内に求められているか?ということ。自分の中のやりたいと思っていることや楽しんでいることを一歩踏み込んで、それはなぜなのかを内省することが重要だと感じました。 多くの人が自分をビショナリーだと思い込んでいるということも肝に銘じておきたいです。 「イノベーションの普及」・「ティピングポイント」などイノベーションの基本ポイントについてもこの本から得ることができます。これをきっかけにもっと深めていきたいと感じました。 何より企業の存在意義、言い換えれば、社会をどうしていきたいか?なんの目的のために存在しているか?と行動が一致していることが最重要だと感じました。

Posted byブクログ

2019/06/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

様々な事例を用いて個人、組織、企業の成功例と失敗例を分析するなら、人をインスパイアさせることができたかどうかの1点だと思われる。 人が幾重の層になってフィルターをかけているが、単純に分解するなら、WHYという言葉から行動の源泉はスタートする。 WHYを解決するために、方法があり、方法を実施してこそ成果がある。 突きつけられるものは当たり前かもしれないけど、実践には足りていないものだと思う。 紙面の中で挙げられていたのはスティーブ・ジョブズ。 傑出した人物が掲げていたものは何か。 翻って自分の中の何故を探すことにしようと思う。 自分の何故に共感して一緒に立ち上がってくれる人たちがいるかもしれないから。または、似たような考えでいる人と一緒に仕事や活動をともにしたいと思うから。 Whyをひたすら突き詰めて考えること、それを実現するためのフレームを作ること ただ漫然と生活をしていたことを猛省し、自分の行動を新しく定義しなおすいいきっかけになった本だと思う。

Posted byブクログ

2019/06/07

 就職したときのことを考えると、その会社のwhat、つまり売っているもの・サービス、業務の内容で選んでいたか。whyや理念、価値観できちんと選んでいただろうか。whyから生まれたwhatだとしても、きちんとwhyを読み取っていたかは怪しい。売るものが変わっても、仕事の内容が変わっ...

 就職したときのことを考えると、その会社のwhat、つまり売っているもの・サービス、業務の内容で選んでいたか。whyや理念、価値観できちんと選んでいただろうか。whyから生まれたwhatだとしても、きちんとwhyを読み取っていたかは怪しい。売るものが変わっても、仕事の内容が変わっても、whyに共感したならついていける。そうでなければ、辛い環境で働くことになる。この本を読んで、今の状況を改めて考える。

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2019/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジョン・ジェイのスペシャル講義の課題図書として指定されたのが本書。 アップルやスタバなど、周りを巻き込んで、やる気を起こさせていくインスパイア型のリーダーは、共通してWHYから思考が始まっている。 WHYからHOWそしてWHATにつながるゴールデンサークルというコンセプトを紹介。われわれは素晴らしいPCをつくっています、デザイン、シンプルな操作性があります。一台いかが?これが、ふつうによくあるセールスだ。 我々は現状に挑戦しシンクディッファレントを信条としています。製品を美しくデザインし、操作性をシンプルに、現状に挑戦しています。その結果素晴らしいPCが生まれました。いかがでしょう? 全く同じことを、方向性が変わるだけで大きく違う。何をもって、人々をインスパイアするか。生活、仕事など、あらゆることに通じているし、七つの習慣などにも言えることだと思う。コンセプト思考もそうだ。就職活動もそうだったな。要は、源泉は何かと、そこを突き詰めていく作業が大変だけど、大事ということ。

Posted byブクログ

2019/03/13

ライト兄弟、スティーブ・ジョブズ、マーティン・ルーサー・キング。人々を奮い立たせる彼らはWHYから始めていた。 本書のテーマは、アップルやハーレー、スターバックスに代表される企業がなぜ顧客を魅了し続けるのか、である。なぜ人々は行列をなしてまでiPhoneを求め、愛するのか。 ...

ライト兄弟、スティーブ・ジョブズ、マーティン・ルーサー・キング。人々を奮い立たせる彼らはWHYから始めていた。 本書のテーマは、アップルやハーレー、スターバックスに代表される企業がなぜ顧客を魅了し続けるのか、である。なぜ人々は行列をなしてまでiPhoneを求め、愛するのか。 一般的な企業とアップルとの間には、根本的な思想に違いがあるという。一般的な企業が物をつくること(WHAT)に主眼があるのに対し、アップルは理念やビジョン(WHY)に主眼がある。アップルの根本にある理念やビジョンを体現したものがMacやiPhoneであり、WHY→WHAT為す。WHYから始めているところに大きな差があるのだ。 メーカーの開発現場でこれに遭遇することがよくある。「何のためにその製品を作るのか」を置き去りにし、他社との競争に明け暮れ、製品の本質を見失ってしまう。それでは顧客を惹きつけることはできない。 ゴールデンサークルの説明。 WHAT:企業や組織は自分のしていることがわかっている。明確に説明できる。 HOW:自分がしていることの手法を知っている人や企業も、いる。よそとは違う方法、より良い方法をとる。あまり明確ではない。 WHY:自分がいましていることを、している理由。これを明言できる人や企業は少ない。 ー以下、抜粋ー 「どうして貴社の顧客は忠実にずっと顧客であり続けているのでしょう?」、なぜ自社の顧客が顧客でありつづけているのかを大半の企業は分かっていない。大半の企業は自社のビジネスを駆り立てているものの正体がわからないまま、不完全な前提や、もっと悪いことに完全に誤った前提に基づいて決断を下している。 競争に勝つために何をすべきか?と自問するのではなく、そもそも自分たちの理念はなんだったのだろう?今現在、利用可能なすべてのテクノロジーと市場機会を考慮したうえで、その理念に生命を吹き込むには何ができるだろう?と自問すべきだ。 消費者にwhyを尋ねたメーカーはなかった。whatを聴くと白いものをより白くする洗剤が欲しいと言われた。実際には、清潔になったかどうかより、清潔に感じられることが肝心だった。 マックファンに理由を聞いても具体的な理由しか出てこない。シンプルだから、デザインがいいから、など。ところが、実際は購入を決めた理由は実に個人的なものである。そうした理由は、アップル側にあるわけでなく、個人にある。

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2019/03/03

カリスマ的インスパイアー型リーダーは、確固としたwhy大義理念を持ち、そこからスタートしている。 企業例とか多くて、途中読むのがだるくなって、さらーっと、で終える。tedだけでも良かったかな。

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2018/12/20

Vol.183 世のリーダーたちはこっそり読んでいる。WHYなきところにイノベーション無し!http://www.shirayu.com/letter/2012/000368.html

Posted byブクログ

2018/03/09

Why →How →Whatは○、その逆は×。 リーダーが取るべきアプローチ、モチベーションが永続する組織の妙が、簡潔に語られている。

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2017/11/06

一時的ではなく長年にわたり消費者に愛される製品を供給し続ける成功する企業とはどんなものかが書かれていおり、その一例としてアップなどが何度も挙げられている。 以下覚書 whyが一番大切でありこの会社の、リーダーの理念はなんであるか、何を志す会社であるかを示す。成長し続ける企...

一時的ではなく長年にわたり消費者に愛される製品を供給し続ける成功する企業とはどんなものかが書かれていおり、その一例としてアップなどが何度も挙げられている。 以下覚書 whyが一番大切でありこの会社の、リーダーの理念はなんであるか、何を志す会社であるかを示す。成長し続ける企業でらあるために、これはリーダーが変わっても引き継がれ、社員全体に浸透していなければならない。 このリーダーの理念を言語化し実現する為にはそれを実践する方法howを知る幹部が必要である。 その結果産まれるのがサービスや商品と言ったwhatである。whatはwhy.howと矛盾していてはいけない。 whyの無いwhat=商品、サービスは目新しいと感じた消費者が最初こそ目を向けるがいずれ類似のものとの価格競争に陥る。why、信念に共感して選ぶ消費者は値段ではなくその会社のものだから、自分の信念にあっているからこそそのwhatを選ぶ。

Posted byブクログ

2017/10/13

有名なTED(Technology Entertainment Design)動画を本にしたもの。WHY(なぜ)を企業理念に入れている企業は強いが、時代と共にWHYが薄れると企業が衰退していく、という感じの内容。TED動画見てから本を読んだんだけど、話の骨子自体はTED動画を見れ...

有名なTED(Technology Entertainment Design)動画を本にしたもの。WHY(なぜ)を企業理念に入れている企業は強いが、時代と共にWHYが薄れると企業が衰退していく、という感じの内容。TED動画見てから本を読んだんだけど、話の骨子自体はTED動画を見れば掴めるので、わざわざ本を読む必要は無いかな、というのが読了後の正直な感想。内容は面白いけど、動画ほどのインパクトは無いというか。興味のある方はまずは動画から見るのオススメ。

Posted byブクログ