1,800円以上の注文で送料無料

WHYから始めよ! の商品レビュー

4.1

101件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2015/06/06

数あるTED映像の中で一番心に残っているのがサイモン・シネックの『優れたリーダーはどうやって行動を促すか』です。そのサイモン・シネックの著書。 TEDのプレゼンが完成されているので、本書を読むぐらいならTEDの動画を10回見たほうが有益かもしれませんが、本書ではもう少しだけゴー...

数あるTED映像の中で一番心に残っているのがサイモン・シネックの『優れたリーダーはどうやって行動を促すか』です。そのサイモン・シネックの著書。 TEDのプレゼンが完成されているので、本書を読むぐらいならTEDの動画を10回見たほうが有益かもしれませんが、本書ではもう少しだけゴールデンサークル理論を組織論に展開しています。 ゴールデンサークル理論の一番面白いところはそれが生物学的に裏付けられている点です。人間の決断を司るのは感情や信念を支配する大脳辺縁系であり、ここに言語機能はありません。言語を理解するのは大脳新皮質であり、ここは合理的な分析も行います。 だから人にWHATをいくら言葉で説明しても、確かにそれは理解はされますが、直接決断にはつながることは稀です。でも自分のWHYが、信念が相手に伝わり、そして相手も同じ信念を持っていれば、それは決断に直結します。なぜなら脳の構造がそうなっているからです。 周囲をインスパイアする人たちはWHYから始めるのです。

Posted byブクログ

2015/02/14

確かに企業の栄枯盛衰は、WHYを持っているかどうかで説明ができる。また、WHYとWHATとの同期も重要。成功をターニングポイントに、その後も成功し続けられるかどうかは、メガホンテイカーをWHYでインスパイヤできるかにかかっている。なっとく。でも日本人的センスを付け加えるならば、イ...

確かに企業の栄枯盛衰は、WHYを持っているかどうかで説明ができる。また、WHYとWHATとの同期も重要。成功をターニングポイントに、その後も成功し続けられるかどうかは、メガホンテイカーをWHYでインスパイヤできるかにかかっている。なっとく。でも日本人的センスを付け加えるならば、インスパイヤの後に「継承」という言葉がほしい。

Posted byブクログ

2015/01/08

戦略に関して「WHY」の重要性はよくわかる。つかみも良いし文章も読みやすい。しかし「私は弊社を愛しています」からトークが始まる営業に好感を持てるかと、いうと否だ。「WHY」はリーダーシップを発揮するための指針であるが、構成員の思考停止、自己犠牲の強制を生みかねない、諸刃の剣である...

戦略に関して「WHY」の重要性はよくわかる。つかみも良いし文章も読みやすい。しかし「私は弊社を愛しています」からトークが始まる営業に好感を持てるかと、いうと否だ。「WHY」はリーダーシップを発揮するための指針であるが、構成員の思考停止、自己犠牲の強制を生みかねない、諸刃の剣であるとも言えるのではないか。 国全体を巻き込んだ「WHY」でほんの数十年前に壊滅した国の人間から見ると、そのように感じる。

Posted byブクログ

2014/10/05

著者が分析し提唱するwhyからスタートするゴールデン・サークルの理論は、どんな企業であっても意識し、徹底していきたい在り方です。特に、whyからスタートした企業であったとしても創業者が離れることによって、whyとwhatと乖離していくという図はとても組織の問題を端的に表わしている...

著者が分析し提唱するwhyからスタートするゴールデン・サークルの理論は、どんな企業であっても意識し、徹底していきたい在り方です。特に、whyからスタートした企業であったとしても創業者が離れることによって、whyとwhatと乖離していくという図はとても組織の問題を端的に表わしていると感じます。

Posted byブクログ

2014/07/05

多くの組織や個人の活動に理念であるwhy,このメッセージが明瞭で人々を鼓舞する力があるものが時代を牽引する。

Posted byブクログ

2014/06/17

新規事業を始める時に大切な考え方、チームで議論する上で重要な考え方を学べる本だと思う。 最近は、よく素晴らしい本に出会う。この本もまさに名著だった。 なぜアップルには、多くのファンが集まるのか。 それは、WHYが常に明確でブレることがないからだとわかった。 すべてはWHYか...

新規事業を始める時に大切な考え方、チームで議論する上で重要な考え方を学べる本だと思う。 最近は、よく素晴らしい本に出会う。この本もまさに名著だった。 なぜアップルには、多くのファンが集まるのか。 それは、WHYが常に明確でブレることがないからだとわかった。 すべてはWHYから始まるべきで、WHATから考えたサービスはファンを作らない。 これは著者が推奨しているWHY、HOW、WHATという3つの視点のうちの2つだが、 シンプルにマーケティングの本質を突いていると思った。 また、洗剤の例え話も興味深く、実際の業務での考え方の参考にあると思った。 ユーザにどんな洗剤がほしいか?というアンケートを取ったら、よりきれいになる洗剤がいいと殆どの人が答えた。 ただ、実際にユーザの行動を見てみると、洗い終わってから発色のチェックをしている人はほとんどおらず、 匂いを嗅ぐ人が多いことがわかった。 アンケートは重要だが、その本質が理解できるようなものにすべきだ。 このように多数の具体例をもとに展開されているので、非常にわかりやすく腹落ちする。 下記に気になったフレーズを列挙。 普通は外側から考えるが、傑出している人は内側から考える。人はあなたのwhatを買うのではなく、whyを買うのだから。 義理堅い顧客と、会社に尽くす社員の存在は安心感をもたらす。 操作は有効であるからこそ危険が伴う。 そして有効であるからこそ、操作は当然の作戦となる。 操作↔︎感激させてやる気を起こさせる 帰属意識はどんな文化であろうと人間が持つ普遍的なものだ 帰属意識は非常に強力だから、私たちはどこかの一員になるためなら苦労をいとわない。 感情や意思決定を司る脳の部位は、言語能力を司ってないため、後付けの理由は返せるが真の動機まではなかなか掘り起こせない。 もしある企業のリーダーが製品やサービスという言葉を使わずに自社の存在意義を明確に説明できないのなら、毎日自分がなんのために出社しているのか、従業員にわかるはずがない。 指針を明確にするには動詞にするといい。誠実→常に正しいことをしよう whyは信条、howは行動、whatは結果。やること、言うことすべてがwhat。 リーダーの役割は、様々な名案を示すことではなく、名案が浮かぶよう環境を整えることだ。 成功をするとwhatが洗練されていき、そちらに注力するので、whyとの乖離が起こりやすくなる 人は誰かと争う時、誰も助けたいとは思わない。常に自分と戦おう。 あなたのライバルは?と聞かれたら、いないと答えよう 誰と比べてどこが優れているんですと聞かれたら、あらゆる点で優れているところがないと答えよう それならどうしてあなたと取り引きをすることがいいの?と聞かれたら、半年前の私たちの商品よりいいし、半年後はもっとよくなってると答えよう。 操作する方法 プロモーション=付加価値 価格競争 恐怖心 上昇志向のメッセージ 目新しさ ゴールデンサークル 円の外側から what:企業は自身がしていることを把握している how:自身がしていることの手法を知っている企業もなかには存在する why:自分がいましていることを、している理由を明言できる企業は少ない ゴールデンサークルをうまく働かせる順序 whyを明快にする howを訓練する 終始一貫したwhatを貫く

Posted byブクログ

2014/04/30

題名の通り「WHY」から思考する重要性を説いている。 何をするにもWHYから考えなければ、成功ないし幸せになれない。 そしてWHYがあるからこそ周りをインスパイアすると言うことを、生物学視点からも知った。 今後の幸せの為に、何事にもWHYを考えて生きていきたいと思えた。

Posted byブクログ

2014/04/29

確かに本書を読んでインスパイアされたし、Why の重要性も理解出来たと思う。 が、本文中にあるように、本当に顧客はWhyを買ってるのだろうか? 自分がものを買うときの事を考えても、正直Why を買ってるものって少ない。 勿論、音楽やゲームとかの娯楽、家電などのちょっと高めの買い物...

確かに本書を読んでインスパイアされたし、Why の重要性も理解出来たと思う。 が、本文中にあるように、本当に顧客はWhyを買ってるのだろうか? 自分がものを買うときの事を考えても、正直Why を買ってるものって少ない。 勿論、音楽やゲームとかの娯楽、家電などのちょっと高めの買い物をするときはWhy を買ってるような気もするけど、大半の場合は、はやい、うまい、やすいのWhat 基準で買う。 また、BtoBのように顧客が個人でなく組織の場合、稟議等で複数の関係者が絡んできて、より価格や性能等のWhat 面が重視されるのではないだろうか。 とか思ってたら、アーリーアダプターとかのとこに書いてあった。Why を買うのはアーリーアダプターまでで、アーリーアダプターの心をがっちり掴んで口コミしてもらうためのWhy 重要ってことみたい。

Posted byブクログ

2014/03/31

行動を起こす時は、自分のWHY(大義、理想)を明確にし、それを軸にしてすべてを始めなければならない。それができて初めてHOW(手法)を考えることができ、その結果WHAT(成果)をあげることができると言っている。著者はこのWHYを中心とし、HOW-WHATへ広げる考えをゴールデンサ...

行動を起こす時は、自分のWHY(大義、理想)を明確にし、それを軸にしてすべてを始めなければならない。それができて初めてHOW(手法)を考えることができ、その結果WHAT(成果)をあげることができると言っている。著者はこのWHYを中心とし、HOW-WHATへ広げる考えをゴールデンサークルと表現していた。WHYを見失ってWHATに走ってしまい、衰退していく多くの事例はビジネスの教訓です。自分の会社にも経営理念はあるが、正直自分自身に落とし込めていないので、もう一度その意義をじっくり考えてみようと思った。

Posted byブクログ

2014/03/25

TEDで有名なコンサルタントが著者。 その内容を詳細に記載したのが本書。 非常に興味深い。 同心円の内側からWhy(なぜその製品を生み出すのか?)、How(どうやってその製品の違いを明確にするのか?)、What(何を売るのか?)で描き、これを「ゴールデンサークル」と呼んでいいる。...

TEDで有名なコンサルタントが著者。 その内容を詳細に記載したのが本書。 非常に興味深い。 同心円の内側からWhy(なぜその製品を生み出すのか?)、How(どうやってその製品の違いを明確にするのか?)、What(何を売るのか?)で描き、これを「ゴールデンサークル」と呼んでいいる。 大半の企業がいちばん明確なWhatからWhyの順番で考え、行動し、顧客に伝達しているが、 優れた企業は、WhatからではなくWhyに重きを置き、自分たちは何者であり、何をしたいのかを明確にしてそれを顧客に伝えてい。 そして顧客はWhatではなくWhyを買う、つまり企業のWhyに共感して、Whatである製品を買うのだと説いている。

Posted byブクログ