WHYから始めよ! の商品レビュー
成功する企業と失敗する企業。その違いは経営者がその事業をする理由(WHY)を明確に打ち出し、その理念を後継者が継続出来るかがポイントであると自分なりに解釈致しました。WHYの次はWHATその次はHOWと、順番を追っていく事も重要なんですね! 具体例としてアップルのスティーブ・ジョ...
成功する企業と失敗する企業。その違いは経営者がその事業をする理由(WHY)を明確に打ち出し、その理念を後継者が継続出来るかがポイントであると自分なりに解釈致しました。WHYの次はWHATその次はHOWと、順番を追っていく事も重要なんですね! 具体例としてアップルのスティーブ・ジョブズさN、ウォールマートのサム・ウォルトンさん、サウスウェスト航空のハーブ・ケレハーさん等、カリスマ経営者の"WHY"について書かれています。私も早速"WHY"について考えてみたいと思います♪
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whyから始めれていなかった。何事に置いてもwhatから… 相手に理解してもらい、納得いく説明をして感情を動かせるよう、whyから話す事を意識していきたい。 ジョブズ、ライト兄弟、キング牧師など実例を用いて説明されてたので、わかりやすかった
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whyの部分がとても大事で、whyありきのHowであり、whyが失われてしまうと、全てがうまくいかなくなるんだなと感じた!! 常に立ち返るべきはwhyで、whyを追求していけたらと思いましたー^^
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2年ほど前からずっと読みたかった本だがなかなか機会がなかった。読み終えた直後の感想は「もっと早く読んでおけばよかった」である。 著者の主張は単純明快で、あとがきにもある通り「行動を起こすときには、自分のwhy(大義、理想)を明確にし、それを軸にしてすべてを始めなければならない。...
2年ほど前からずっと読みたかった本だがなかなか機会がなかった。読み終えた直後の感想は「もっと早く読んでおけばよかった」である。 著者の主張は単純明快で、あとがきにもある通り「行動を起こすときには、自分のwhy(大義、理想)を明確にし、それを軸にしてすべてを始めなければならない。それができて初めてhow(手法)を考えることができ、その結果、WHAT(成果)をあげることができる」というものである。 類書でいえば、whyは「ビジョン、クレド」でありリーダーが持つもの、howを担うのは軍師役、といったところか。 いままでも、プロダクトやサービスでwhyとhow・Whatがかけ離れている「気持ち悪い商品(サービス)」は何度か見たことはあるが、ここまで明快に言語化されて説明されて初めてその理由が得心できた。 加えて、ロイヤリティやマネジメント、組織づくりやリーダーシップに関する記述も非常に興味深い。whyから始めることにより、なぜうまくいくか(いったか)が説明できるようになるのである。 随所に使えるフレーズや腹落ちさせられた言葉も散りばめられており、事あるごとにこの本に帰ってくるのは間違いなさそう。なので星5つ。
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なぜミッション、ビジョンが大事か。それにより起こる違いを説明してくれる。全部事例なので分かりやすいが、やや長い
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ゴールデンサークル(why→how→what)の考え方を提唱したサイモンシネックの名著。偉大なるリーダーは単に人々を束ねることなく、インスパイアし続けなくてはならない。 サウスウェスト航空・apple・スターバックスという好例。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【気になった場所】 WHYから始める理由 ・人々の胸をときめかせ、鼓舞するため 自社の顧客が顧客でありつづける理由 人間の行動に影響を及ぼす行動 ・操作する=マニピュレイト→飴と鞭 ・鼓舞する=インスパイア WHYから始まらない世界=操作の世界 →一定の効果はあるが、忠誠心は生まれない ・価格競争 ・プロモーション ・恐怖心を利用する ・上昇志向のメッセージと仲間集団からのプレッシャー ・目新しさ≠イノベーション ゴールデンサークル →人々をインスパイアするコンセプト →WHY>HOW>WHATの順番で発想する 人々はあなたのWHATでなく、WHYを買う →会社が自分たちのWHY=信じているものを語り、お客様がその信条に共鳴すれば、苦労してでも自分の生活に取り入れようとする →そのWHYに共感した人々の間に一体感=帰属感が生まれる →ビジネスの目標は、理念や志に共感してくれる人を探すこと 直感による決断は、言語化しづらい →意思決定能力と、決定を下した理由を説明する能力は、脳の異なる部位に存在する →感情をつかさどる脳の部位=大脳辺緑系に、言語能力はない →決断はWHYを起点とする ゴールデンサークルの使い方 →明晰さ+厳しい指針+一貫性 ・WHYを明快にする→志や理念など ・HOWを訓練する→組織を束ねる指針を持ち、全社員がその指針を明確に説明できる ・WHATに一貫性を→信条を反映させる デートをするようにビジネスをする 出社するのが楽しくない従業員に、良質の製品をつくれるわけがない →従業員が幸せになれば、顧客が幸せになり、株主が幸せになる リーダーの役割 →名案が浮かぶような環境を整えること →つねにWHYを言って聞かせ、持ち場の仕事をこなしながらも、そのWHYを体現する方法をつねに探すよう鼓舞する テクノロジー普及の法則 ・イノベーター=導入者2.5% ・アーリーアダプター=初期採用者13.5% ・アーリーマジョリティ=初期多数派34% ・レイトマジョリティ後期多数派34% ・ラガード出遅れ16% →導入者と初期採用者は自分の直感を強く信じる →WHYから始めて、初期採用者に狙いを定めれば、大衆がついてくる →WHYに共感した人々は、その会社でなく、自分たちのためにそのWHYを広める
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whyからhowが決まりwhatが決まる!whyなきhow、whatは栄えない。 商品やサービスを売るにはwhyを売り、導入者や初期採用者に買ってもらう必要がある。そこから大衆に広まっていく。
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経営者から従業員、学生、どのような仕事、年齢の人にも薦めたい一冊。人を惹きつけるリーダーの行動、言葉、考えの原点(スタート)がすべて whyからであるということを具体例に基づき説明される。
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「爆速経営」の巻末にお薦めされていた著書。 〈ゴールデン・サークル〉は、円の中心から始まる。すべてがWHYから始まるのだ。 その応用法へと話を進めていくまえに、まず、この円のなかに記されている単語の意味を説明しよう。円の外側から内側へと、順に説明していく。 WHAT...
「爆速経営」の巻末にお薦めされていた著書。 〈ゴールデン・サークル〉は、円の中心から始まる。すべてがWHYから始まるのだ。 その応用法へと話を進めていくまえに、まず、この円のなかに記されている単語の意味を説明しよう。円の外側から内側へと、順に説明していく。 WHAT:企業や組織は、自分のWHATがわかっている。大企業であろうが中小企業であろうが、どんな産業であろうが、だれもがわかっている。自社が扱っている製品やサービスのことならだれだってすらすらと説明できるし、会社や組織のなかで自分がどんな職務についているかも簡潔に説明できるはずだ。このようにWHATは、明確に説明することができる。 HOW:自分がしていることのHOWを知っている人や企業も、なかにはある。「価値観に差異をもたせる」、「独自の工程」、「ユニークな販売計画」など、よそとは違う方法、よりよい方法をとるのだ。これをHOWと呼ぶ。HOWはたいてい、WHATほど明確ではない。ひとつの決断をくだすうえで、よそと差異化をはかり、人にやる気を起こさせるのはHOWのはずだと考える人は多いだろう。だが、HOWさえわかっていればそれでいいと考えるのは間違っている。ひとつ、見逃している点があるのだ。 WHY:自分がいましていることを、しているWHY。これを明言できる人や企業は少ない。ここで留意してほしいのは、このWHYには「お金を稼ぐため」という理由は含まれない。それは結果にすぎない。私がWHYと問うとき、それは、あなたの目的はなんですか、大義や理念はなんですかと尋ねているのだ。なぜ、あなたの会社は存在しているのか?なぜあなたは毎朝、ベッドから這いだし、出勤しているのか?なぜ、そんなことを気にかけねばならないのか? 1970年代初頭、旅行客のなかで航空機利用者はたった15パーセントにすぎなかった。当然航空会社の市場はまだ小規模であり、大手航空会社の競合会社になりそうな企業があったとしても、結局は、採算がとれないだろうと市場参入を断念していた。ところがサウスウエストは、旅行客の15パーセントの人々に目をくれたのである。ライバルはだれですか、と当時のサウスウエスト航空に尋ねたら、「車やバスがライバルだ」という返答が返ってきただろう。だが、その真意は「われわれは庶民のために戦う闘志である」ということだった。それこそ、かれらが航空会社を創業したWHYだった。それがかれらの志であり、目的であり、存在理由だった。 人類がこれまで成功をとげてきた理由は、私たち人類が最強の動物だからではない―とんでもない。身体の大きさと腕力だけでは、成功は保証されない。文化を形成する能力があったからこそ、人類は種として成功をおさめた。文化とは、同じ価値観や信条をもつ人々の集合体だ。ほかの人と価値観や信条を共有できれば、そこから信頼が生まれる。他人を信頼すれば、自分の子どもを守る際に力になってもらえるし、自分が生き延びる確率も高くなる。洞穴の外にでて狩猟にでかける能力、帰宅するまで自分の家族や所有物を近隣の人が守ってくれるという自信をもって探検にでかける能力は、個人の生存、そして人類の進化においてもっとも重要だ。 偉大なるリーダーが共通してもっているのは、組織の適材を見つける能力だ―リーダーが信じるものを信じる人間をさがす能力である。サウスウエスト航空は、適材を雇う能力をもつ企業の好例である。自分の信念を体現する人材を見つける能力があれば、すばらしいサービスを簡単に提供できる。ハーブ・ケレハーがこう語ったのは、語り草となっている。「技術を雇うんじゃない、姿勢を雇うんだ。技術なんぞ、いつだって教えられる」。まさに言い得て妙。
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