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WHYから始めよ! の商品レビュー

4.1

101件のお客様レビュー

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2023/01/06

本書は「操作型」リーダーから「インスパイア型」リーダーに脱却する方法が書かれています。 それは「WHYから始め、常にWHYとWHATを一致させる」でした。 営業やチームのマネジメントに悩んでいる時に出逢った一冊でした。 私自身、ずっと「HOW」が好きで、そういう本を読む機会が多...

本書は「操作型」リーダーから「インスパイア型」リーダーに脱却する方法が書かれています。 それは「WHYから始め、常にWHYとWHATを一致させる」でした。 営業やチームのマネジメントに悩んでいる時に出逢った一冊でした。 私自身、ずっと「HOW」が好きで、そういう本を読む機会が多かったですが、違和感を感じていました。本書にはアップルなどの具体例がふんだんに盛り込まれており、WHYの重要性がわかりやすく解説されています。 個人的に参考になったのは、「最前線はメンバーに任せ、リーダーが本来なすべきこと」です。メンバーとの1on1で実践します。 「WHYをどう発見するか」については著者の他の作品を読みながら作り上げていきたいと思います。 素晴らしい本をありがとうございました。

Posted byブクログ

2022/08/22

著者であるサイモン氏が、2009年に行われた世界的プレゼンテーションイベントである「TED Talks」で披露した内容がベースとなった本。 組織や事業の動かし方、プレゼンの上手なやり方のフォーマットとも言えるのが主題となる『ゴールデンサークル』。 ◯優れたリーダーはどうやって行...

著者であるサイモン氏が、2009年に行われた世界的プレゼンテーションイベントである「TED Talks」で披露した内容がベースとなった本。 組織や事業の動かし方、プレゼンの上手なやり方のフォーマットとも言えるのが主題となる『ゴールデンサークル』。 ◯優れたリーダーはどうやって行動を促すか ・WHY(なぜ) HOW(どうやって)WHAT(何を)によって、優れた組織やリーダーが他にはない力を得た ・「WHY」が原動力となる ・優れたリーダーは、「人を操作するのではなく鼓舞させる」ような方法で行動しコミュニケーションをとっている ・WHYから始めることによって、人々を操作するのではなく、鼓舞させることができる ・ゴールデンサークルを形成していることが大事 ・「ゴールデンサークル理論」とは、WHY→HOW→WHATの順で想いを伝えることで、共感を生むことができる 数字や理論などの説明も大切。しかし、人の心を動かすのは感情であり、直感。「WHY」から話をすることで、直感的に共感を呼び起こし、その後の内容が好印象になる。 ◯ゴールデンサークル理論(WHYを中心として、HOW→HWATと和が広がる理論) ・WHYとは(ミッションビジョンパーパスに似ている) 自分が今していることを、している理由。WHYを知っている人は非常に少ない層 WHYは、「何のためにあなたの会社は存在しているのか」「なぜそれが大事なのか」という大きな問い ・HOWとは(マーケティング) 手法のこと。ブランディングやバリューチェーン、プロモーションの方法のこと ・WHATとは(アウトプット※結果として現れるもの) 「していること」であり、結果を指す。企業が何をしていて何を作っているのかということは簡潔に説明できる。誰でも自分のWHATを説明できる ◯ゴールデン・サークルを最大化させるために必要なこと ・WHYから始めたとしても、それが炎になるには仕掛けが必要 ・キャズムを超えるためには、イノベーターやアーリーアダプターが必要。信奉者を集めよ ・イノベーターやアーリーアダプターに受け入れられなければ、その後の普及もないという事実も大事。そしてイノベーターたちは、直感的に感じて動く人がほとんど →WHYから始めることが大事という裏付け ・ビジョナリー・カンパニー2の「誰をバスに乗せるか」という話とも似てる ◯その他 ・WHYから始めよ、だがHOWを知れ ・必ずHOWが必要になる ・「夢を語る人」のそばには「計画を立てる人」が存在する ・多くの人はゴールデン・サークルの外側から伝えてしまう

Posted byブクログ

2022/08/21

NASDAQに上場しビリオネアとなった企業経営者にインタビューした時に聞いたおすすめ本の一つ。 内容はAppleやウォルマート、サウスウエスト航空など、2000年代の話が古く感じられるが、重要なのはWHYから始まっている事を心に刻むこと。 特に印象的だったのは、セロリ・テスト。 ...

NASDAQに上場しビリオネアとなった企業経営者にインタビューした時に聞いたおすすめ本の一つ。 内容はAppleやウォルマート、サウスウエスト航空など、2000年代の話が古く感じられるが、重要なのはWHYから始まっている事を心に刻むこと。 特に印象的だったのは、セロリ・テスト。 以下、気になった箇所の抜粋: アメリカの鉄道会社の例: とてつもない成功をおさめ、アメリカの風景さえ変えてしまうと、WHYを意識し続けることは、重要なことではなくなった。すると、自分たちのWHATにしがみつくようになったー「我が社は鉄道会社だ」と、自分をがんじがらめにしたのである。 あまりにも長い間同じ手法をとってくると、新たなテクノロジーに対抗したり、新たなものの見方を獲得したりするのが、ますます辛い任務になる。 初心、大義、信条といったものに立ち戻っていれば、業界の変化に対応出来たかもしれない。「競争に勝つには何をすべきか?」と自問するのではなく、「そもそも、自分たちの理念はなんだったのだろう?今現在、利用可能なすべてのテクノロジーと市場機会を考慮したうえで、その理念に生命を吹き込むには、何ができるだろう?」と自問すべきなのだ。 ビジネスの目標を、あなたが持っているものを単純に欲しがる相手との取引成立に置いてはならない。あなたが信じているものを信じてくれる相手との取引に集中すべきだ。自分たちの理念や信条といったものを信じてくれる相手とだけビジネスを行うよう慎重に取引先を選びはじめたとき、初めて信頼関係が芽生えるのだから。 WHYはただの信念に過ぎず、HOWはその信念を実践する手法であり、WHATはそうした行動の結果である。 商品を購入する際に、必ず自分のWHYと言うフィルターにかけてから決定すれば、スーパーでの買い物に時間をかけずに済むし、お金も使わずに済む。その上、もう一つ有利な点がある。そうして購入した商品はすべて、あなたにとって必ず価値があると言う点だ。そして、何より重要なのは、購入しようとする商品をカゴに入れたとき、あなたが何を信じているかが、誰の目から見ても理解できると言う点だ。

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2022/08/17

1.リーダーになることが多くなってきたことと、自分の説明に説得力がなく、綺麗事のように感じられることが多いので読みました。 2.人をインスパイアすることができる能力は非常に大切です。これはリーダーならチームを、社長は社員を率いるためには必ず通る道です。上からの一方的なメッセージ...

1.リーダーになることが多くなってきたことと、自分の説明に説得力がなく、綺麗事のように感じられることが多いので読みました。 2.人をインスパイアすることができる能力は非常に大切です。これはリーダーならチームを、社長は社員を率いるためには必ず通る道です。上からの一方的なメッセージだけではフォロワーの心には響かず終わってしまいます。 本書ではWHY→WHAT→HOWの順番で自身に問いかけていき、言語化していくことが大切だと言ってます。なぜこの順番だと人の心に響くのか、なせ人は動くのかということが書かれています。 3.人は誰しも応援したくなる生き物なのだと思いました。例えばマンガがわかりやすい例であり、目的に対して真っ直ぐに進んでいる姿に読者は惹きつけられます。現実では、目的を立てずにとにかくこなすことだけに囚われていることが多々あります。そんな状態では「何をしているのかわからない」と見られてしまいます。そうなれば応援しようがありません。だからこそまずはWHYの徹底が先決なのだと思いました。そして、それを理解してもらうためには自分のことを伝えていきながら相手の意見を聞くことも大事だと思いました。

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2024/04/19

今となっては当たり前のことしか書いていないが、これを発刊当時に提唱したのは、素晴らしいことだと思う。(本間)

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2022/04/09

名著。この書籍に書かれたことを会議などで実行するだけで、非常に効率よく物事が進む。この本との出会いは、人生を変える。

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2022/04/08

WHY 創業者の想い:創業理念 HOW 創業者に共感した(インスパイアした)信奉者の行動 WHAT その結果:利益、売上 創業時は、 WHY→HOW→WHAT で成長を続けるも、 創業者の退出で、WHAT が目的となり、WHYとの乖離が行われる その結果、WHYも、共感したH...

WHY 創業者の想い:創業理念 HOW 創業者に共感した(インスパイアした)信奉者の行動 WHAT その結果:利益、売上 創業時は、 WHY→HOW→WHAT で成長を続けるも、 創業者の退出で、WHAT が目的となり、WHYとの乖離が行われる その結果、WHYも、共感したHOWもなくなり、WHATしか残らなくなる 創業当初の目的、理念からは大きく外れ、企業は別の道を歩むことになる 心に残った言葉 ・従業員が幸せになれば、客もまた幸せになれる。そして、客が幸せになれば、株主もまた幸せになる。 ・自分に尽くしてくれる人のために、自分も尽くす。 ・信頼とは数値に表せないもの。信頼は理詰めで得られるものではく、感情だ。 目次は以下 はじめに なぜ、WHYから始めるのか? 第1部 WHYから始まらない世界  第1章 あなたの思い込みが間違っていたら?  第2章 飴とムチ 第2部 WHYから始まる世界  第3章 ゴールデン・サークル  第4章 これは生物学だ  第5章 明快さ、厳しい指針、一貫性 第3部 リーダには信奉者が必要  第6章 危機に瀕する信頼  第7章 ティッピング・ポイントとは 第4部 信じる人間をどう集結させるか  第8章 WHYから始めよ、だがHOWも知れ  第9章 WHYがわかり、HOWもわかった。で、WHATは?  第10章 コミュニケーションとは耳を傾けること 第5部 成功は最大の難関なり  第11章 WHYが曖昧になるとき  第12章 WHATとWHYの乖離 第6部 WHYを発見する  第13章 WHYの源泉  第14章 新たな競争 謝辞 訳者あとがき

Posted byブクログ

2022/02/27

WHYから始める重要性は理解できたが、 どのようなプロセスでWHYを設定すると良いか、については、 読み取れなかった。(斜め読みで読み飛ばしている可能性あり) 冒頭に記載された、 形式的なリーダーはただ権力のある人で、 本当のリーダーは「人を鼓舞できる人」はまさにそうだと思う。

Posted byブクログ

2021/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

WHYとは何を意味しているかというと、「理念」とか「志」。サブタイトルが示すように「インスパイア型リーダーはここが違う」というのはインスパイア型リーダーは顧客にも従業員にも自分たちの会社あるいは商品に対する理念や志を語るということですね。理念に共感できれば、従業員もそれから顧客も付いてくる。だから「WHY」を語らないといけないということ。もちろん、そういう人だけで会社が成り立つわけではなく、こうした理念を共有しながらも、計画し、実行する人は必要。でも、計画や実行があってもWHYが無ければ共感されないし、無意味な企業間競争に発展するだけ。そこが違うということかな。凄く良く判るけど、こうした理念とかって、ある種の宗教だから、その宗教を信じさせることが重要。そこはやっぱりカリスマ性ということなのかもしれません。ただ、確かに共有できる理念が必要であり、それが有れば従業員も顧客も付いてくるというのは正にその通りかもしれない。

Posted byブクログ

2021/12/24

本人のプレゼンに比べ、この本の内容はあまり要領を得ない感じがします。 事例の羅列がランダムに出てきて、そのストーリー自体は面白いのですが結局何を言いたいのか?さっきも同じこと言ってなかった?となってしまいビジネス書としての読後感はあまり良くありません。 加えて一般的なビジネス書に...

本人のプレゼンに比べ、この本の内容はあまり要領を得ない感じがします。 事例の羅列がランダムに出てきて、そのストーリー自体は面白いのですが結局何を言いたいのか?さっきも同じこと言ってなかった?となってしまいビジネス書としての読後感はあまり良くありません。 加えて一般的なビジネス書に比べると文字ばかりで視覚的な説明はほぼなく、文字も小さめなので単純に読むのに時間がかかります。 ゴールデンサークルと理解したいのであればサイモン・シネックさんのTEDプレゼンを見た方が遥かに分かりやすいと思います。時間の節約にもなります。

Posted byブクログ