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プリズン・トリック の商品レビュー

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96件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    46

  4. 2つ

    19

  5. 1つ

    2

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2013/08/07

江戸川乱歩賞だし、謎解き系を読みたい気分だったので 買ってみました。 解説にもあったけど 主人公が目まぐるしく変わるので 誰のストーリーなのか読んでいて分からなくなり 迷子になる。 トリックは分かるけど最後の大きなどんでん返しが 理由がううむ・・・。 最後の最後で好き嫌いが別...

江戸川乱歩賞だし、謎解き系を読みたい気分だったので 買ってみました。 解説にもあったけど 主人公が目まぐるしく変わるので 誰のストーリーなのか読んでいて分からなくなり 迷子になる。 トリックは分かるけど最後の大きなどんでん返しが 理由がううむ・・・。 最後の最後で好き嫌いが別れると思う。

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2012/03/06

交通刑務所の中で起きた密室殺人事件。 事件の背後関係を調べるうちに、交通事故を巡って被害者・加害者を襲う悲劇の裏に浮かび上がった政治汚職。 既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われないという「一事不再理」などなど、トリックが盛りだくさん過ぎて・・・あり得んだろ・・・っ...

交通刑務所の中で起きた密室殺人事件。 事件の背後関係を調べるうちに、交通事故を巡って被害者・加害者を襲う悲劇の裏に浮かび上がった政治汚職。 既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われないという「一事不再理」などなど、トリックが盛りだくさん過ぎて・・・あり得んだろ・・・って感想も少々。 (2012/2/21)

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2012/03/05

古今東西、ミステリーと言えばいかに不可能犯罪を演出するかってことが重要で、そのためには無人島にも行くし、雪の山荘で帰れなくなるし、電話線も切れるって演出が必要でしたが、最近はケータイやGPSなんていうのがあると話は少しややこしく、犯人も苦々しく思っていたことでしょう。しかし、刑務...

古今東西、ミステリーと言えばいかに不可能犯罪を演出するかってことが重要で、そのためには無人島にも行くし、雪の山荘で帰れなくなるし、電話線も切れるって演出が必要でしたが、最近はケータイやGPSなんていうのがあると話は少しややこしく、犯人も苦々しく思っていたことでしょう。しかし、刑務所の中で殺人とは、、、これはすごい。刑務所なら確かにケータイもないし、密室は当たり前だ。交通事項で過失致死で服役中の受刑者が殺され、容疑者と思われる受刑者も脱走と言う設定はすごい。 この設定をどう収拾するのか興味深く読み始めたけど、序盤を過ぎると、登場人物が目まぐるしく変わり、しかもすり替わりがよくあるので、ますます頭の中がパニックになります。図に書かないと分からなくなる感じです(^^;だから、果たしてトリックに問題がったかどうかも分からないほどの展開だった(笑)。病院での待ち時間で200ページ読んだ作品です。

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2012/03/04

手記が気持ち悪い。 こういう殺人はかなーーーーり苦手。 (細かくはブログで書いてる) 登場人物多すぎでわけわかんない。 読みにくかったなぁ・・・。 何度も途中で読むのやめようかと思った。

Posted byブクログ

2012/03/03

「プリズン・トリック」 市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺された。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。そして同所内から受刑者宮崎が逃亡。完全な密室で起きた事件は「犯人は宮崎で決定」と思われたが、事件は思わぬ展開へ・・・。 遠藤武文氏による初小説で第55回江戸川乱歩...

「プリズン・トリック」 市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺された。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。そして同所内から受刑者宮崎が逃亡。完全な密室で起きた事件は「犯人は宮崎で決定」と思われたが、事件は思わぬ展開へ・・・。 遠藤武文氏による初小説で第55回江戸川乱歩賞受賞作品。舞台は日本で一番受刑者思いの交通刑務所。トピックは密室殺人事件。犯人は既に逃亡していて、被害者は奇妙な死に方・・・。とまさにこれだけの要素が揃うと、後は「トリック次第だなぁ」と思いました。なぜならこれだけ謎が詰まっているとどうしても私は「犯人はどうやってこの密室殺人を作り上げたのか?」や「何故刑務所内で殺人を実行したのか」を考えてしまうからですw そうなると、これらの疑問を一気に解決してくれるのは説得力あるトリックだと思います。「成程、このトリックなら密室は可能かもしれない」と思えれば、密室殺人事件も刑務所での殺人も理解できるからです。ちなみにこの作品は江戸川乱歩賞受賞な訳ですから、私としてはどうしても凄いトリックが仕掛けられていることや意外な伏線を期待してしまいます。ましてや選考委員も驚きの作品としているんですから。 (良いなぁと思った箇所について) 順を追っていくと、序盤の刑務所内での描写は私が知らない世界を細かく描いているのでとても現実感を感じました。また犯行を匂わせる展開もテンポも良くて、キーの密室殺人も期待を抱かせるものでした。さらにここでは刑務所で受刑者を監視する視点(刑務官の野田)も登場し、事件をこの視点でも描いていくのだろうと思っていました。 (おや?と思った箇所について) しかし中盤辺りでどっと登場人物が登場します。まず逃げた受刑者を追うキャリア組の武田警視(出向中)率いる千葉県警チーム。私は「この物語の主人公はここから武田か?」と思っていました。次に元雑誌記者で現保険会社勤務の滋野がある人物を経て事件に介入してきます。さらに刑務所組では満期出所の日を迎えた中島も本格的に登場。そして犯人も当然ここに入ってくるわけで、物語を語る主人公はどんどん変わっていきますw まあこれだけだとそこまで珍しいものではないと思いますが、この作品では各々の登場人物の背景も描かれているので、事件の本筋から脱線するのではないかと思いながら読んでいました。しかし少し利点もあったかと思います。例えば中島の話は事件の真相とまるで関係ないだけに書かなくてもいい気もしますけど、書いてあるのはとても考えさせられる話であったので、一概に脱線で全く意味が無かったとも言えません。とにかく色々ふんだんではあります。 そしてこの人物背景のふんだんさが原因か分かりませんが、中盤での流れは正直停滞気味かと思いました。先の中島の話に加えて彼は再度警察の御用になってしまうのですが、その後の流れも回収していない気がします。また野田や滋野の脱線気味も出てきますし、さらには別の謎(成りすまし)からも動きが出てくるので、さらにふんだんにw そして物語は終盤に向かいます。最終的にこの作品では結末がはっきりと出ない分、今までの伏線と言うか納得させられる要素を物語に入れてくれているのかどうかが、個人的に重要ではないかと思うのですが、私としてはそれらは不十分であったのではないかと思います。 密室で不可能犯罪である為にトリックが肝であると思いますが、そのトリックの点は良いとしても、果たしてそれを上手く処理できるのかが気になりました。これは解説でしっかり書かれているので、是非読んで欲しいと思います。 小説としての成立を危うくしかねない破綻、穴だらけ傷だらけの中盤、という恩田氏東野氏の指摘がなんとなく分かる作品でした。

Posted byブクログ

2012/03/03

刑務所脱獄、身元不明死体をめぐるトリック。刑務所の描写が細かいことに対して肝心のトリックは…。最後の手紙が理由を説明してたけど今ひとつ悪い読後感。

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2012/02/24

やりたかったことは何となく分かったのだけど、やや強引な印象。話を広げすぎて収まりきってないような。 1回読んだだけでは何が何だか…みたいなところもあり。 人物の書きわけがイマイチなのかも。キャラが立ってるようで立ってない、というか。 読んでる時はそこそこ読みやすくハラハラ感の...

やりたかったことは何となく分かったのだけど、やや強引な印象。話を広げすぎて収まりきってないような。 1回読んだだけでは何が何だか…みたいなところもあり。 人物の書きわけがイマイチなのかも。キャラが立ってるようで立ってない、というか。 読んでる時はそこそこ読みやすくハラハラ感のようなものもあるだけにもったいない気がした。 刑務所の中での入れ替わり殺人とかそのトリックとか脱走とか、ネタは面白い。 そして、刑務官の野田が、ただ殺されるためだけに出てきたようで切ない。

Posted byブクログ

2012/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物が多すぎて途中まで大混乱。 一回では理解しきれてないから再読します。 トリックは面白かった。 前にならえに重大な意味が隠されてると思ったのに、 理由が大したことなくて、逆にびっくり。

Posted byブクログ

2012/02/12

乱歩賞作品。全体的に荒削りな印象。特に登場人物の多さと若干収拾がつかなくなっていく感は否めない。ただ、オチとしては納得できるし、ダイナミックな設定と若々しさには好感が持てた。

Posted byブクログ

2012/02/11

期待される序盤。そして中だるみ。最後はとりとめのない結末。想定外のオチだったので★4。そうじゃなかったら、もっと低い

Posted byブクログ