極北ラプソディ の商品レビュー

海堂尊【著】

2013/04/18

■あらすじ
極北クレイマーの続編
破綻した極北市の市民病院を再建する為世良さんが活躍するのを今中さんがみてるお話
救急患者は全て極北救命救急センターへ送っているので今中さんはモヤモヤ
中盤は極北救命救急センターでのドクターヘリのお話。外部から見た極北市民病院
後半は神威島とドクタージェットのお話。医療の理想郷かな？

■感想
かなり久しぶりの海堂作品
やっぱり読みやすくて面白い
ただすっかり登場人物を忘れてた

もう一回読み直したいなぁ

しかも瑛太主演のNHKでドラマ化してた
海堂作品のドラマ化も多いなぁ

今中さんてどんな人だっけ？とか
将軍の傍に寄りそう看護師さんって名前なんだったけ？とか(→花房さん)
世良さんに大きな影響を与えた２人の人って誰だっけ？とか（→高階権太、渡海征司郎）
桃倉さんてどこにでてきたっけ？北海道から外へ出ていない人？？とか（→[ブラックペアン１９８８]、[医学のたまご]東城大学医学部らしいから矛盾してるらしい。とすると[ブラックペアン１９８８]の佐伯教授の弟子かなぁ）

ラプソディって世良ちゃんとハヤブサ、将軍の事が軸になってたのね
後は主役？の今中ちゃんのフライトナース五條ちゃんや前作の看護師並木梢ちゃんへの淡い思いとか？、五條ちゃんとパイロット大月とか。

速水将軍に寄り添う花房ハヤブサがいなくなっちゃうなんて寂しい。
速水さんが孤高の人だなんてもったいなさすぎる
世良ちゃんって50歳近くなんじゃないの？後半の記述はちょっと年齢に違和感あった。ちょっと若すぎるんじゃないかと。
でも久世先生と世良先生との会話で思わず泣きそうになった。
久世先生はホント神すぎる。出来すぎの包容力。

あれ？ヒプノス社の西野さんて殺されなかったっけ？
[モルフェウスの領域]でけっこう出てたみたい
あれれ？[アリアドネの弾丸]で死んだ人って誰だっけ？

あと南雲さん。何処かで聞いた名前だな～と思ったら[アリアドネの弾丸]で出てたみたい。いろいろ読み直したいなぁ。

清川ちゃんから水沢教授が産婦人科の三枝先生を弁護した件は
どうやら剣道つながりだったらしい
ブログから発見
「今中先生が抱いた疑問、何で水沢教授が清川や速水の依頼を受け入れたのか？は、水沢教授は極北大の剣道部で２人のライバルでもあった水沢でいいのかしら？」

■人物メモ
南雲忠義　[アリアドネの弾丸]
元極北市監察医務院院長。極北市が財政再建団体に指定されたのに伴い、桜宮市に小百合と共に赴く。「北の土蜘蛛」の通り名を持ち、極北市警察の暗部を抱えていた
■引用
久世「世良君は、そのために身体を張り、世界に喧嘩を売っている。そりゃくたびれるさ。でもね、疲れたらここに帰っておいで。私は世良君を見続けてきたし、これからもずっと見続けるから」

「私は患者を救うために飛ぶのではありません。
他人のため、自分の危険をも顧みない可憐なナースと勇気あるドクターを危ない目に遭わせないよう、それだけを考えて飛ぶんです。
申しわけありませんが、患者さんはオマケなんです。」

■速水先生のショートストーリー
しかもブログで速水先生の話を発見
花房ちゃんが世良ちゃんの元に戻ってしまい速水サンが寂しいなぁと思ってたら、如月翔子との幸せな予感のエピソード
でもやっぱり花房ちゃんとが良かったなぁ
にしても高階院長からみた速水先生は可愛いやんちゃ坊主で面白いかも

JT“一服の相対性”のショートストーリー
http://www.1puku.jp/relativity/kaido/index.html

■関連図書
極北クレイマー
ブラックペアン1988
医学のたまご
モルフェウスの領域
アリアドネの弾丸

2013/04/13

極北篇の２作目。財政破綻した極北市民病院の再建を目指す、世良先生と今中先生の話。前作で問題になった産婦人科医の術死の件は語られず、ドクターヘリの話が中心。やっぱり速水先生は最高。ヘリでの手術シーンは手に汗を握る展開で、ぜひ映像で見てみたい。世良先生と速水先生と花房さんの三角関係も一応解決。スリジエセンターも早く読みたい。

2013/03/29

登場人物がどういう人だったか、だいぶぐちゃぐちゃになってきた。
世良先生の今後も気になる。
速水先生の話が意外に多く、嬉しい。

2013/03/27

前半はまったく面白くなかった。
今中先生が極北救急センターへ派遣されたあたりからそこでの出来事は人間関係とか読み応えはあったけど・・・。
展開はいつも同じような気がする。

2013/03/23

思っていたより、速水先生がたくさん出てて嬉しかったり。
しかし最後で吃驚。花房師長、それで良いの？
まぁ、確かに速水先生とでは幸せになれそうな気はしないけれども。
でも速水先生が好きです。カッコイイ。
世良先生が後半で随分素直になったというか、もとに戻った印象。
これからスリジエセンターを読むのが楽しみ。

2013/03/18

極北の続編。ジェネラルの速水が出ると何だか賑やかになる気がするが、そこが面白い。色々医療問題も提議しながら、世良たちの頑張る姿に小さな希望が見えてくる。

2013/03/17

初めて読んだ海堂尊さんの作品。
救急医療を扱っていることや、
お医者さんが書かれていることから、
神様のカルテを思い出させ、
思ったよりも読みやすかったです。

救急医師、パイロット、管理者、様々な立場が交錯し、想いが結実した場面は映像が目に浮かぶようです。

極北市民病院の再建はまだ道半ばですので、続編があるんでしょうか。

2013/02/25

ブラックシリーズの中の世良先生のキャラが結構すきで、
極北シリーズに出てきてうれしかった。
医療経営？に携わっていてイメージがかわっていた。
なんだか、また続編がありそうな終わりかな

2013/02/23

うーん、前作読んでから時間が経ちすぎてて人間関係やキャラがよく分からなかった。僻地医療ってこんななんだな、と知ることができたのはよし。

2013/02/22

海堂尊のこのシリーズは全部図書館で借りている。予約しても回ってくるのに半年以上かかることもある。（作品によるが）
実際これも、（予約してたっけなあ）と言うころに順番が回ってくる。読み始めると、うっすらとこの話につながる作品（極北クレイマー）を読んだことを思い出す。しかし詳細は記憶の奥。
で、これを読み終わるとほかのエピソードも読みたいなあと思い検索すると、もう新作が２つくらい出てて、でも時系列があっちいったりこっちいったりしてるからどうしようかなあと思いつつ、予約を入れる。そしてきっとまた、予約をしたことも忘れたころに回ってくる。
もう全作品が出た後に、時系列に沿って読んだほうがいい気がしてきた。