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極北ラプソディ の商品レビュー

3.7

219件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    86

  3. 3つ

    79

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    0

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2013/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

極北クレーマーに続いて、北海道にある財政破たんした都市、極北市中心に繰り広げられる医療エンタテイメント。 前作に続き、今中先生を中心に、極北市民病院院長となった世良や、極北救急救命センターに赴任したジェネラル;速水の奮闘を描く物語。 「~クレイマー」では速水は電話のみの登場でしたが、今回は速水の活躍がしっかり描かれています。 そして、速水を追いかけてともにやってきた花房も登場。 時期的には、極北市監察医務院崩壊が描かれていることから、「アリアドネの弾丸」以降です。 「ナニワモンスター」での彦根の動きも出てくるので、この辺ともかぶってますね。 しかし、花房はモテるなぁ~。 速水と世良という、ある意味クセのある2人を虜にするとは。

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2013/09/19

極北シリーズ完結編。ついに飛び立つドクターヘリ。果たして今中先生は極北市民病院を救うことができたのか。 本当に、ただの完結編でした。NHKのドラマのほうが面白そう。

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2013/09/08

スリジエを読んでいる途中に、図書館の返却期間の関係で先にこちらを読んだ。 私の中で、世良先生は数年前から気にかけてきた人物。研修医時代、ブレイズメス、極北クレイマーでの再登場、そしてスリジエ時代、そして、このたび極北ラプソディーで。 速水先生も世良先生も、一人社会に戦いを挑んで...

スリジエを読んでいる途中に、図書館の返却期間の関係で先にこちらを読んだ。 私の中で、世良先生は数年前から気にかけてきた人物。研修医時代、ブレイズメス、極北クレイマーでの再登場、そしてスリジエ時代、そして、このたび極北ラプソディーで。 速水先生も世良先生も、一人社会に戦いを挑んでいるようにみえて、実は見守り、引き止めたり、突き放したりしながら、力をかしてくれているよき理解者がいる。 いつもの海堂シリーズよりも、一人一人の登場人物が丁寧に描かれているという印象。そして、海堂さんもまた、人間に向ける視線が優しい。きわどい問題をテーマにしながらも安心して読めるし、読後感が気持ち悪くないのは、医療関係、またはそれを超えた人間への優しさか。 痛烈な批判や問題提起ばかりの文章ならだれでもかける。 全然エリアはちがうけど、重松清さんの、人間への優しさと通じるところがある。 それにしても、花房師長のポジションはずるい!

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2013/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スリジエセンター1991を読んだ後に本作を読んで、気になってた世良先生のその後が知れて良かった。 スリジエセンターで号泣し、世良先生がそれからどうなっていったのかずっと気になってました。 極北クレイマーの続編ですが、クレイマーのラストで華々しく登場した世良先生なのに、ラプソディでは最初から周りは敵だらけで苦難続き。。 なんとも暗い雰囲気で物語は進んでいく。。 途中、速水先生や花房師長も登場しますが、ジェネラルルージュの時の興奮よりも「美和ちゃん、世良先生のことはもういいの?」って、そればかり気になります。。 救命のほうはイイ感じだけど、極北市民病院の世良先生はこのまま報われないままラストまで行っちゃうのかと思いきや、、 ヤッター、世良先生!!ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ 良かったー!! ラストは大号泣です。 世良先生のスリジエが極北に咲きますね!! 本当に本当にうれしいです。。(*ノ∀`) 世良先生は海堂作品のなかで一番好きな登場人物。 ブラックペアンシリーズは完結したけど、極北シリーズはまだまだ続いてくれるといいなー。(*´∀`*)ノ

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2013/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

財政破綻した極北市の市民病院の世良院長、今中副院長と、極北救急センターにいる速水先生や花房師長などが登場人物。ドクタージェット導入による日本を3分割する構想に結び付く。速水先生のその後が読めて嬉しかったけど、まさか花房師長が世良先生とくっついちゃうなんてショック。

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2013/08/26

「極北クレーマー」の続編であるが、他の海堂作品ともリンクしていて、はっとさせられる。今中、世良、速水をはじめ、それぞれのキャラクターが魅力的で、海堂作品の中ではシンプルに読める。

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2013/07/30

海堂尊さんの本は、小難しいんだけど面白いんだよなぁ。。 この作品は、面白かった! 登場人物も、知った名前が出て来たし。 ただ、性格を思い出すのに少し時間がかかったー笑 やっぱ発売順にもう一回読み直そうかなぁ。。

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2013/07/28

『極北クレイマー』の続編。前作の伏線が幾つか回収されている。世良の病院改革はまさに抗癌剤。救急搬送を一切受け入れず、市民、行政の反発を受ける。凡人の今中は振り回っされぱなし。 ドクターヘリと最先端医療を行う極北救命センター。破綻してほぼ機能していない極北市民病院。信頼篤い神威島の...

『極北クレイマー』の続編。前作の伏線が幾つか回収されている。世良の病院改革はまさに抗癌剤。救急搬送を一切受け入れず、市民、行政の反発を受ける。凡人の今中は振り回っされぱなし。 ドクターヘリと最先端医療を行う極北救命センター。破綻してほぼ機能していない極北市民病院。信頼篤い神威島の診療所。内容紹介にある通り、これは日本全体の医療の縮図と言える。 大月の「何のために飛ぶのか」の理由がかっこいい。前作から読み始めて読者置いてけぼり感にイライラしたが、やはり処女作から読み始めないといけないか。シリーズが分かれてるとはいえ、過去の登場人物が多く出演するので読みづらい。今回は2冊目のせいかいくらか緩和された。『チーム・バチスタの栄光』から読んでみようと思う。けど一部の中二病の会話はどうにかならないか。劇か。

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2013/07/17

北海道の財政破綻した極北市民病院。医師不足のため救急患者は全て雪見市の救急へ回さざるを得ない。救急へレンタル移籍された今中、財政赤字のなか孤軍奮闘する世良院長、救急医の速水…「極北クレイマー」に続く第二弾

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2013/07/02

週刊誌に連載されてたとあって、数ページに一回なにか起こったり、不安を掻き立てられられたり、前作同様に読むのに疲れました。けどジェネラルも登場した後半は展開も早くてどんどん読めました。 それにしても、惜しい…ハヤブサさん。今後ジェネラルを動かしやすくする為かしらとか思ったり。嘆いて...

週刊誌に連載されてたとあって、数ページに一回なにか起こったり、不安を掻き立てられられたり、前作同様に読むのに疲れました。けどジェネラルも登場した後半は展開も早くてどんどん読めました。 それにしても、惜しい…ハヤブサさん。今後ジェネラルを動かしやすくする為かしらとか思ったり。嘆いてもしかたがないですが…。 アクロバット・フライトの章は名場面として心に刻みましたよ。せつないなーもー! てか、そろそろ海堂せんせの世界、人物を覚えられなくなってきました。久世先生とか、どこかで聞いた気がするのですが思い出せません。復習しないと!

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