これからの「正義」の話をしよう の商品レビュー
読もうと思ってやっと読めた。。 サンデル教授の最終的な主張は今の価値観がどうやって醸成され、共同体主義(命名方法は著者の云う通り違和感あり)を目指したほうが良いということにあると理解。(浅い理解かなぁ。。) 共同体主義は、アメリカ人は違和感あるのかな?日本人は割りと賛同する価値...
読もうと思ってやっと読めた。。 サンデル教授の最終的な主張は今の価値観がどうやって醸成され、共同体主義(命名方法は著者の云う通り違和感あり)を目指したほうが良いということにあると理解。(浅い理解かなぁ。。) 共同体主義は、アメリカ人は違和感あるのかな?日本人は割りと賛同する価値観なような気もする。
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人間社会の正しさとは何なのか。理不尽や矛盾に溢れ何を持って正義とするか、例を豊富に挙げて投げかけ、読み手に考えさせてくれる。もちろん、答えなんて載っておらず、個々の見解や解釈が、それぞれの正義。
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NHK『ハーバード白熱教室』で放送され、人気となった本。 正義は物事を評価する正しい方法に関わる。とにかく難しい。
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どこまで市場経済に自由があるのか、道徳的な制約はないのか。分かりやすい事例で、行き過ぎた市 場経済の問題点を指摘していて、考えさせられた。
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有名なトロッコ問題から始まり、我々の正義とは何か?を深く考えさせてくれる一冊。 考え方として、功利主義の話や、平等主義の無知のベールの話など、様々な考え方を紹介しつつ どう考えていくことが誰もが納得するような正義や価値観を作っていけるのか? そうした答えに対して、多くの補助線...
有名なトロッコ問題から始まり、我々の正義とは何か?を深く考えさせてくれる一冊。 考え方として、功利主義の話や、平等主義の無知のベールの話など、様々な考え方を紹介しつつ どう考えていくことが誰もが納得するような正義や価値観を作っていけるのか? そうした答えに対して、多くの補助線が引いてある一冊であった。
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いろんな考え方を持つ人がいるから、正義の定義はその人によって変わる。いろんな正義があってかまわないと思うけれど、正義を振りかざして人を傷つけたり、貶めたり、それを押し付けたりするのは絶対に違うと思ってる。
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自分が政治哲学に興味をもつきっかけになった本。 サンデルの文章は分かりやすくて毎度感動する。現実に起きている問題と政治哲学を結びつけて議論していく内容となっている。例も分かりやすく、これからの世の中を考えるには最適な1冊。ただ、カントの内容は難しい。 2回目 やっばりサンデルの...
自分が政治哲学に興味をもつきっかけになった本。 サンデルの文章は分かりやすくて毎度感動する。現実に起きている問題と政治哲学を結びつけて議論していく内容となっている。例も分かりやすく、これからの世の中を考えるには最適な1冊。ただ、カントの内容は難しい。 2回目 やっばりサンデルの考えはいい。だけど、ロールズの話もなんとなく魅力に感じてきた。
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10年以上前の本だが、内容に古さは全くない。それどころか、挙がっている課題の多くは現在も解決されていないし、ようやく日本でも話題に出てくるようになったような課題ばかり。いまさら、と思わずに読んでみる価値のある本だと思う。日本人でも想像しやすい例が豊富でとっつきにくい「政治哲学」を...
10年以上前の本だが、内容に古さは全くない。それどころか、挙がっている課題の多くは現在も解決されていないし、ようやく日本でも話題に出てくるようになったような課題ばかり。いまさら、と思わずに読んでみる価値のある本だと思う。日本人でも想像しやすい例が豊富でとっつきにくい「政治哲学」をジブンゴトとして考えてみやすくしてくれている。正直内容の三分の一も理解できてないと思うけど、どのように考えていけばよいのかのヒントをもらえたように思う。 それはそうと、アリストテレスと四書五経の中庸って似たような考え方してる?なんかその辺をわかりやすく教えてくれる本ってないかな。
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うーん。ひさびさに読むのにすごく頭を使った気がする… こういうノンフィクションものというか、現実的な物事を題材とした本をわたしはもっと読むべきだなぁと実感。 いろんな考え方をする人がたくさんいるこの世界で、必ずしも“正義”は一致しない。 そんな世の中でどう“正義”を定義できるの...
うーん。ひさびさに読むのにすごく頭を使った気がする… こういうノンフィクションものというか、現実的な物事を題材とした本をわたしはもっと読むべきだなぁと実感。 いろんな考え方をする人がたくさんいるこの世界で、必ずしも“正義”は一致しない。 そんな世の中でどう“正義”を定義できるのか。 この本では答えは出ません。 もっと、高校の時に哲学について学んでおけば良かったなぁと反省するばかりです。 知らないことが多すぎる。 ケネディ大統領がもし暗殺されていなかったら、今のアメリカはどうなっているんだろう? オバマさんが大統領に選ばれたときは、何かがアメリカで変わりつつあるんだ…なんて思ったけれど、そのあとトランプが大統領になったし…ますますアメリカって国がわからなくなりました苦笑 難しい国だなと思います。 なんか話が脱線してしまったけれど、この本は繰り返し読むべきだと感じました。 そしてわたしももっと勉強しなければと、奮い立たされる思いです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2・5・8章読了 ベンサムの功利主義…最大多数の最大幸福と言われるもの。馴染みがある影響か、他二つより読みやすかった。たしかに定量的に扱いづらいものや個人の尊重が課題であると感じた カントの義務論…義務・自律・定言命法が満たされたものが道徳的な行動とされる(嘘をつかない、生きたいために生きるなど) ただ、これに当てはまること現代にほとんどない気がする アリストテレスの倫理観…社会的営みはそれ自体のテロス(目的因)を考え、称賛される美徳の観点から正義や正しさが決まるが述べられている。言うことは分かるが、現代的な問題に当てはめると難しい。
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