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これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学 ハヤカワ文庫NF
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2011/11/26 |
| JAN | 9784150503765 |
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これからの「正義」の話をしよう
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商品レビュー
3.9
317件のお客様レビュー
10年前に買ってた積読。今になってやっと読み終わった。 正義とは何か、自由が重視されるアメリカ社会の諸問題を取り上げて論じていく。 何が正しいのか何が善いのか 全てを理解できたとは言い難いが、難しいなりにも面白く読み終えれた。 これを機に哲学を学び直すこともできた。
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この本を読んで感じたことは,価値は多義的であり,決して定まりきる事はないという事です。倫理的,社会的な問題と向き合った時,唯々諾々と用意された解答を読み上げるのではなく,自分自身の台本を生み出す事がこれからは必要とされると思いました。
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正義をめぐるこれまでの政治哲学の議論を、さまざまな事例をもとに紹介している。功利主義(ベンサムとミル)→リバタリアニズム→リベラリズム(カントとロールズ)→アリストテレス→コミュニタリアニズムと展開し、サンデルは功利主義やリバタリアニズム、リベラリズムを批判し、コミュニタリアニズ...
正義をめぐるこれまでの政治哲学の議論を、さまざまな事例をもとに紹介している。功利主義(ベンサムとミル)→リバタリアニズム→リベラリズム(カントとロールズ)→アリストテレス→コミュニタリアニズムと展開し、サンデルは功利主義やリバタリアニズム、リベラリズムを批判し、コミュニタリアニズムの立場をとっている。 訳文であるため少し読みにくいけれども、さまざまな事例と政治哲学を結びつけて論述しているため、政治哲学の入門書として読めると思う。 ただ一つ気になるのは、善き生に基づく政治を提案しているが、世界で市場原理を採用した政策、新自由主義的な政治が行われる中で、市場・効率と政治のバランスをどうとるのかということだ。
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