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100円のコーラを1000円で売る方法 の商品レビュー

3.7

379件のお客様レビュー

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    56

  2. 4つ

    142

  3. 3つ

    105

  4. 2つ

    19

  5. 1つ

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2012/04/01
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マーケティングの本として中々勉強になった。 何でも顧客の言う通りにしてはいけない。プラスの付加価値をつける。 価格は下げずに、価値を上げていこう。 アーリーアダプターからキャズムの谷現象もすごい勉強になった。 新商品を売るのは本当に戦略を練っていかなければなぁ。

Posted byブクログ

2012/03/31
  • ネタバレ

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本屋でランキングに入っていたのと、帯に書いてある「価格を下げるな、価値を上げろ」に関する様々な事例が詳しく説明されていることを期待して購入。 物語風になっているので、気張らずにサクッと読めた。 マーケティング部門にいた頃、勉強していたことばかりであったので、自分には参考程度であったが、初めてマーケティングを学ぼうとする人にとっては、わかりやすくてよいと思う。 読み終わった後、「朝のカフェで鍛える実践的マーケティング力」の書き直し版であることがわかった。 登場人物や事例に聞いたことがあるものが多い謎が解けた(笑) =============================================== ■アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか? ・アメリカの鉄道会社は自分達の事業を"輸送事業" ではなく、"鉄道事業"と考えていたため、自分達の顧客がバスや飛行機を使うようになっても、自分達の問題ではないと考え、衰退した。 ・「製品志向」ではなく、「市場志向」、つまり 顧客中心で考える。 ■「お客さんの言いなりの商品」は売れない? ■顧客の要望に100%応えても0点 ・顧客満足の式:顧客が感じた価値ー事前期待値=顧客満足 ・顧客の要望を満たすだけでは駄目。価値のある前向きな提案(本来あるべき姿)を提案することが大事。 ■値引きの作法 ・シェアトップの企業は、業界の中で一番低コストで商品を提供できる、つまり、コストリーダーシップを握っている ■キシリトールガムがヒットした理由 ・バリュープロポジション:"顧客が望んでいて""競合他社が提供できない""自社が提供できる" 価値のこと。 ・キシリトール入りのガムは、"味"や"香り" で勝負するのはやめて、"虫歯予防"という新しい要素を加えて新市場を開いた。 ・「製品志向の考え方=虫歯治療」「市場志向の考え方=健康な歯を維持する」 ■スキンケア商品を売り込まないエステサロン ・エステサロンの仕事は、お客様の肌をもっと美しくすること。 高い化粧品や洗顔ソープを売ることではない。 ・戦略とは、コンセプトを受けて様々な活動につなげて展開していくこと。 ■商品を自社で売る必要はない ・顧客に提供する価値を最大化するために流通チャネルをどう考えるか ・Win-Win の実現。お互いにメリットがある関係を探り合いながら、新しいビジネス関係を構築する。 ■100円のコーラを1000円で売る方法 ・「カスタマー・マイオピア 」目の前のお客さんが言っていることだけを鵜呑みにして、それにすべてに対応しようとしてしまって、本当にお客さんが必要としていることに対応できておらず、長期的に見るとお客さんが離れていってしまう状態のこと。 ・値引きする場合は 、他のお客さんでも納得できる理由が必要。お得意さんと一見さんを区別せずに値引いてはいけない。 ・リッツカールトンはコーラにサービスという目に見えない価値をつけて売っている。 ■なぜ省エネルックは失敗してわクールビズは成功したのか ・コミュニケーションは戦略的に一貫していなければいけない。 ターゲットを明確にして、目的を決定する。そして、目的を実現するためのコミュニケーションの方法を設計して、メッセージを伝えるチャネルを選択する。そのために必要な予算を設定して、さまざまなメディアやイベントといったコミュニケーションミックスに予算を配分する 。 ■新商品は必ず売れない? ・新しい商品が世の中に出ると、普及段階によって、その商品を買う顧客のタイプが異なる。真っ先に買うのがイノベーター(革新性最優先)。その次に買うのがアーリーアダプター(先行ユーザーのことはあまり気にせず、実際に良さそうなら買う)。その次がアーリーマジョリティ(先行ユーザーが使ってみて良さが証明されたら買う)。 ■終わりなきマーケティング戦争

Posted byブクログ

2012/03/30

マネジメント入門書、むしろ最後の参考文献紹介がメイン(笑)主人公の女性が身勝手すぎて、始終、うっとおしい。

Posted byブクログ

2012/03/29

会計ソフトウェア企業の商品企画部を舞台に、マーケティングのイロハをレクチャーしていく。 数あるマーケティングノウハウ本とほぼ一緒だが、 個人的に改めて勉強になったのが次の3点。 ●顧客満足のメカニズム ●チャネル戦略とWinWinの実現 ●コミュニケーションの戦略的一貫性 ...

会計ソフトウェア企業の商品企画部を舞台に、マーケティングのイロハをレクチャーしていく。 数あるマーケティングノウハウ本とほぼ一緒だが、 個人的に改めて勉強になったのが次の3点。 ●顧客満足のメカニズム ●チャネル戦略とWinWinの実現 ●コミュニケーションの戦略的一貫性 ですね。 あと、本の題名にもある「100円のコーラを1000円で売る方法」も妙に共感できるものでした。

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2012/03/27

マーケティングの入門書。 商売をやっている方で「まーけてぃんぐ?」という感じの方にオススメ。 自分の商品の価値を売る、ということに関して わかりやすい小説で説明してくれます。 素直に勉強になりました。

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2012/03/26

コトラーから、ブルーオーシャン、キャズム理論まで、広く浅いマーケティングの知識が得られる小説風ビジネス書。それぞれのマーケティングのエッセンスは的確に捉えられている。それぞれのタネ本は、そのエッセンスを説明するために具体的なデータや例などを挙げているわけだが、その代わりに本書のよ...

コトラーから、ブルーオーシャン、キャズム理論まで、広く浅いマーケティングの知識が得られる小説風ビジネス書。それぞれのマーケティングのエッセンスは的確に捉えられている。それぞれのタネ本は、そのエッセンスを説明するために具体的なデータや例などを挙げているわけだが、その代わりに本書のように物語にしてしまっても有りなのではないだろうか。とても読みやすいので、マーケティングに興味有りの初心者には大変オススメ。物語としても好きです。

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2012/03/25

マーケティングの基本を知る。 顧客価値の創造。 顧客満足=感じた価値ー事前期待値 バリュープロポジション、カスタマーマイオピア、キャズム理論などを解説。

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2012/03/25

顧客の要望は無理をしてでも100%応える。 そんなカスタマーマいオピアが一人の師匠によって成長していくストーリー仕立てのお話。 キシリトールが歯医者市場のありかたを変えた戦略 S社がネットワークのありかたを価格破壊によって行った事例 リッツカールトンのコーラに価値をつけて提供す...

顧客の要望は無理をしてでも100%応える。 そんなカスタマーマいオピアが一人の師匠によって成長していくストーリー仕立てのお話。 キシリトールが歯医者市場のありかたを変えた戦略 S社がネットワークのありかたを価格破壊によって行った事例 リッツカールトンのコーラに価値をつけて提供する事例 などなど実際の事例を交えてあり、とても面白くよめた。 顧客の要望をすべてこたえるのは逆に顧客のためになっていなくて、潜在的に抱えている要望をみたすことが真の顧客満足につながる。 これって話としては何度もきいていたことだけど、実際には理解していなかった。 これ読んで目からウロコ。

Posted byブクログ

2012/03/24
  • ネタバレ

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様々なマーケット理論を分かりやすく、ストーリー形式で説明している。 基礎を学ぶ、入門書として読みやすかった。 

Posted byブクログ

2012/03/23

ネタバレするなら、リッツカールトンでコーラを頼むとこうなる、ということ。図書館で借りた。 もしドラ的にストーリー立てられていて、商品企画部を舞台にしている分読みやすい。がセリフ回しなどが幼稚でちょっと違和感あり。 内容はマーケティングに関する話。 ●市場志向と製品志向。自社事業...

ネタバレするなら、リッツカールトンでコーラを頼むとこうなる、ということ。図書館で借りた。 もしドラ的にストーリー立てられていて、商品企画部を舞台にしている分読みやすい。がセリフ回しなどが幼稚でちょっと違和感あり。 内容はマーケティングに関する話。 ●市場志向と製品志向。自社事業の考え方について。 ●顧客のいうことを全部聞くのはよくない。言ったことしかしてくれない。 ●バリュープロポジション。 ●客の言いなりになることカスタマーマイオピア。 ●コーラの話、プロダクトとバリューセリング。 ●省エネルックとクールビズ

Posted byブクログ