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夢違 の商品レビュー

3.4

301件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    113

  3. 3つ

    102

  4. 2つ

    33

  5. 1つ

    2

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2012/01/09

怖かった…これ…夜中にひとりで読んでて、怖くなって思わずテレビつけたくらい… ラストが物足りないって人もいるみたい。 でも実際にこういうことは繰り返されてて、史実にもたくさん残ってるから、それ考えるとさっぱり目に終わったほうが現実味と怖さが倍増していいのかも…

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2012/01/08

ぐいぐい引き込まれて行きました。 本が手放せないくらい。 読み終わった直後、「えーーーーっ」と、叫んでしまった。 今もずっしり、残ってます。

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2012/01/04

ちょっとホラーな雰囲気で、 興味深く読み進んだのですが、 読み終わった時点では、 あちらこちらが未消化なままという感じが強く残りました。 なんだかピンとこない作品でした。

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2011/12/28

夢を保存・視覚化できる機械が発明された社会を舞台に、次々と起こる怪事件を描いたホラーミステリー。 この作者の作品らしく、前半の謎の提示の部分はなかなか面白かったが、結局広げた風呂敷がラストまでほとんど回収されず、読み終わっても頭の中に「?」が沢山残ってしまった印象。 キャラク...

夢を保存・視覚化できる機械が発明された社会を舞台に、次々と起こる怪事件を描いたホラーミステリー。 この作者の作品らしく、前半の謎の提示の部分はなかなか面白かったが、結局広げた風呂敷がラストまでほとんど回収されず、読み終わっても頭の中に「?」が沢山残ってしまった印象。 キャラクターについても、やたら意味ありげな人物が沢山登場するが、結局ストーリーとの関連はあまりなく、全体的にとにかく消化不良。

Posted byブクログ

2011/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人が見た夢を鮮明に映像化する技術が発達した近未来の話。 夢と現実、過去と未来が混在する世界観には終始ぞぞっとする怖さがある。 ストーリーも先が気になる展開でかなり楽しめた。 個人的には小説内で、映画「ミスト」の解釈を語る部分がすごく好き。この小説の核たる部分もそこなんだろーなと深く考えさせられた。(ミストはすごく好きな映画なので)

Posted byブクログ

2011/12/27

ぞわぞわした雰囲気を作るのがすごくうまい。恩田陸さんのホラー・サスペンスものはいつもそうだ。そして、それだけだなあという感想を持つのもいつも同じ。 恩田作品で一番好きなのは「夜のピクニック」。ホラー系は「六番目の小夜子」をはじめとして、読み進めていく時のワクワクドキドキが常に肩...

ぞわぞわした雰囲気を作るのがすごくうまい。恩田陸さんのホラー・サスペンスものはいつもそうだ。そして、それだけだなあという感想を持つのもいつも同じ。 恩田作品で一番好きなのは「夜のピクニック」。ホラー系は「六番目の小夜子」をはじめとして、読み進めていく時のワクワクドキドキが常に肩すかしに終わる感があって、納得できない。それでも読む気になるところがうまい人だなあとは思うけど。 本作も、もっときっちりSF的に展開して欲しいけど、そうはならないんだろうなあと思いながら読んでしまった。不穏な気配や不安感を高める書き方はもう本当に巧みだ。でも欲張りな読者としては、その先が欲しいのだ。驚愕の真相、もしくは納得の結末、という形で。 北上次郎さんが恩田陸さんのことを「さわりの作家」と書いていたが、これは言い得て妙だと思う。すごく面白い予告編を見ている感じ、と言ってもいい。本編を読ませてほしい!

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2012/02/01

「何か」が教室に、侵入してきた。 すごく恩田陸っぽい作品だと思った。自分の“夢”が視れたなら、とつい考えてしまう。少し謎が残る作品ではあったけれど、心地よいゾクゾク感が味わえて満足。

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2011/12/25

夢を映像として記録しデジタル化出来るようになった時代。予知夢を見る結衣子は死んだはずなのに浩章の前に現れ――― まさに恩田ワールド。不思議な女の子を書くのが本当に上手い。ぞくぞくするのに温かく哀しい文章で世界に引き込まれる。 視覚、嗅覚、聴覚…第六感。あらゆる感覚から迫ってく...

夢を映像として記録しデジタル化出来るようになった時代。予知夢を見る結衣子は死んだはずなのに浩章の前に現れ――― まさに恩田ワールド。不思議な女の子を書くのが本当に上手い。ぞくぞくするのに温かく哀しい文章で世界に引き込まれる。 視覚、嗅覚、聴覚…第六感。あらゆる感覚から迫ってくるので、文章酔いしてしまう。…亜麻色の髪の乙女は今後不吉な歌にしか聞こえない気がする。 物語の結末ももやっとして終わるけれど、まぁこれが恩田陸さんらしさだよね。それで結局、なんだったんだ…また読もうって思わせる。 うん、文庫になったらまた読もう。

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2011/12/21

良くも悪くも恩田さんぽい作品。 何ともいえない不穏で怖い雰囲気に惹きつけられ一気に読めるんだけど、最後にいつも通り、曖昧ですっきりしない結末が待っています。 確かに雰囲気作りは抜群で、他の人の感想にもあるように結末はそれぞれが感じ取ればいいのかも知れないけど、それにしては提示され...

良くも悪くも恩田さんぽい作品。 何ともいえない不穏で怖い雰囲気に惹きつけられ一気に読めるんだけど、最後にいつも通り、曖昧ですっきりしない結末が待っています。 確かに雰囲気作りは抜群で、他の人の感想にもあるように結末はそれぞれが感じ取ればいいのかも知れないけど、それにしては提示される伏線が意味ありげ過ぎだし、回収されなすぎ。 まあでも悪いラストじゃないけど・・・。 映画「エターナルサンシャイン」を少し思い出しました。

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2011/12/17

久しぶりの恩田さんの最新作! 期待を裏切らない恩田ワールド。夜中に読んでいると本当に怖い!恩田さんの本は結末云々というより、その過程で読んでいる人をゾッとさせるのが本当にうまい。あんなに怖かったのに、蓋を開けてみるとすごく他愛無いことだったりするんだけど、それでもあんなにも雰囲気...

久しぶりの恩田さんの最新作! 期待を裏切らない恩田ワールド。夜中に読んでいると本当に怖い!恩田さんの本は結末云々というより、その過程で読んでいる人をゾッとさせるのが本当にうまい。あんなに怖かったのに、蓋を開けてみるとすごく他愛無いことだったりするんだけど、それでもあんなにも雰囲気たっぷりに怖がらせてくれるんだからすごい。 恩田さんらしさを存分に楽しめる一冊でした。面白かった!

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