黒猫の遊歩あるいは美学講義 の商品レビュー
謎解きが大学講義的で些か難解。わかるようなわからないような。 しゃべる壁が好き。雨と寺の異界も好き。 女性向けのような。装画と合わせて女性向け漫画のようなキャラクターと雰囲気。 ポオ作品のネタバレ多数は確かにルール違反ですね。 ポオ作品を基盤にしてるのでポオ知ってたらより...
謎解きが大学講義的で些か難解。わかるようなわからないような。 しゃべる壁が好き。雨と寺の異界も好き。 女性向けのような。装画と合わせて女性向け漫画のようなキャラクターと雰囲気。 ポオ作品のネタバレ多数は確かにルール違反ですね。 ポオ作品を基盤にしてるのでポオ知ってたらより面白いかと。
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難しかったし、都合が良過ぎな展開とか ちょっと苦しい謎解きもありました。 が、最後まで読めたのはキャラクターの魅力かな。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-898.html
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ポーの作品をモチーフにした、というかネタばれを含んだ、不思議な連作短編。(全体として設定は続いているけれど。) 第一回アガサクリスティー賞受賞作。 性別不明の若手の作者。 話のひとつひとつは綺麗で面白いけれど、まとめて読むとちょっとこわい。 作者はどんな人なのか・・・。 学者っ...
ポーの作品をモチーフにした、というかネタばれを含んだ、不思議な連作短編。(全体として設定は続いているけれど。) 第一回アガサクリスティー賞受賞作。 性別不明の若手の作者。 話のひとつひとつは綺麗で面白いけれど、まとめて読むとちょっとこわい。 作者はどんな人なのか・・・。 学者って言うか、変わった人なんだろうと思う。 美術とか文学関係の固有名詞はわからないものばっかりだったけれど、それでも楽しめた。 とてもとても綺麗な文体。風景。感覚。 ポーの作品を全く読んだことないのだで、読んでみようと思った。 表紙の絵も、作品の雰囲気を作り上げていてとても素敵。 後日談。 ネットで作者のことを検索したら、性別も顔も判明。 知らないままのほうが、作品の世界観にどっぷり浸れて楽しいかも(笑)
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なかなか難しかったですね。 こんなに辞書を引きながら読んだ本もないかもしれない。 でもこの不思議な世界観とキャラクターはすごく好きです。 短編なのでちょっと駆け足で謎解きしちゃってる印象が残りました。 続編は長編みたいなので、どっぷり浸れそうで楽しみ☆
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「黒猫」の哲学的・衒学的な謎解きが、わかりやすくはないけれど軽やかで、不思議に美しいと思いました。モチーフとなっているエドガー・アラン・ポーの作品も読みたくなります。「黒猫」と「付き人」の関係は、もどかし過ぎます。
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第一回アガサ・クリスティー賞受賞作。 難解ではあるが、おもしろかった。 もし自分に美学や哲学の素養があれば、もっとおもしろかったのかもしれない。 第一話から第六話まであるが、それぞれがエドガー・アラン・ポオの小説をモチーフにしているので、少なくともそれらを事前に読み込んでおくべき...
第一回アガサ・クリスティー賞受賞作。 難解ではあるが、おもしろかった。 もし自分に美学や哲学の素養があれば、もっとおもしろかったのかもしれない。 第一話から第六話まであるが、それぞれがエドガー・アラン・ポオの小説をモチーフにしているので、少なくともそれらを事前に読み込んでおくべきだった。
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日常の謎なのだけど、それに挟まる文学の考察?が私には難しかったです。 頑張って飲み込んだ気分です。
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黒猫さん戯言遣いみたいっすね…。 根拠不明の京極堂っぽい。なんとなく。 おかしな地図、しゃべる壁、川に香る香水、失踪した研究者と住職、映画監督と詩人の謎、青い月に歌う研究者。 アガサクリスティに関係あるのかと思っていたら、ただ賞の名前がそれってだけで、ポオに関係のある連作ミス...
黒猫さん戯言遣いみたいっすね…。 根拠不明の京極堂っぽい。なんとなく。 おかしな地図、しゃべる壁、川に香る香水、失踪した研究者と住職、映画監督と詩人の謎、青い月に歌う研究者。 アガサクリスティに関係あるのかと思っていたら、ただ賞の名前がそれってだけで、ポオに関係のある連作ミステリでした。 こういう、あくまで推論系はあまり好きでないので期待ハズレでした。特に柚木くんはあまりにご都合的な気が…。 最後はきれいで好きです。
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連続短編集で、6月から6月へという一年もの。 黒猫、とあだ名で呼ばれる青年の友人をしている少女の一人称。 ポーが物語の土台…というか内容に織り込まれているので そちらを読むつもりの人は、先に読まない方がいい、らしいです。 まったく読むつもりがなかったので、そのまま読んでましたが...
連続短編集で、6月から6月へという一年もの。 黒猫、とあだ名で呼ばれる青年の友人をしている少女の一人称。 ポーが物語の土台…というか内容に織り込まれているので そちらを読むつもりの人は、先に読まない方がいい、らしいです。 まったく読むつもりがなかったので、そのまま読んでましたがw ミステリーというよりは、日常でこういう事にぶつかったら 確かに首をかしげそうなもの、の方が多かったです。 何故だろう? と思う少女と、それを簡単に解いてしまう青年。 友人以上ではあるが、そこからでないと思ったら 最後の最後にきましたよ! 淡々としているので、どっちであろうとも面白いですが。 最後の音楽、は今の自分ではできそうにもないです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
若き大学教授黒猫とその付き人である私のまわりで起こる不思議な出来事。 ポオの小説を読み込んでいればもっと楽しめたのかもしれませんが、残念ながらほとんど読んだことのない私にとってはちょっとしんどかった。
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