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黒猫の遊歩あるいは美学講義 の商品レビュー

3.3

136件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

    58

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    4

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2021/05/23

語られる作品はどれも知らないけど、黒猫の語りはおもしろく読めた。付き人私と黒猫の関係性もなんだかおもしろい

Posted byブクログ

2020/04/04

黒猫の言っていることが難しくて、 よくわからなかいことが多かったです。 途中で読むのをやめようかと思ったけれど、 頑張って読み切りました。 ポーの作品がおもしろそうなので、 読んでみたいなという気持ちになれました。 登場人物はみんな魅力的。 漫画だったら、 もっとおもしろく感じた...

黒猫の言っていることが難しくて、 よくわからなかいことが多かったです。 途中で読むのをやめようかと思ったけれど、 頑張って読み切りました。 ポーの作品がおもしろそうなので、 読んでみたいなという気持ちになれました。 登場人物はみんな魅力的。 漫画だったら、 もっとおもしろく感じたのかもしれないです。 いや、 漫画にしたら言ってることが難しすぎて無理かな? 続編出ているようですが、 私は、 たぶんもう読まないと思います。

Posted byブクログ

2020/01/10
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タイトル買い 森博嗣さんも難しいこと言うけど、この人はタイプの違う難しさ 美学博士なだけあって使う単語とか言い回しとかは綺麗なんだけど意味が分からなすぎる笑 それ楽しめれば、ポォ?の作品を知らなくても楽しめるのかしら

Posted byブクログ

2019/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

森晶麿さんの黒猫シリーズ第一作目、アガサクリスティー賞受賞。 話は黒猫と付き人が出会うところから始まる。 ポオの作品の解剖も面白いですが、何かを人に教える側の黒猫、教育上手い! ミステリとも恋愛小説とも取れる二面性のある小説です!

Posted byブクログ

2018/10/08

48:ポオの小説をベースに、独自解釈(=美学講義)を交えてちいさな謎を説いてゆく、「黒猫」と「わたし」の物語。 黒猫の性格が嫌味でなくさらっと読めるのですが、ポオを未読なので作者さんの解釈にもただ頷くばかりだったのが、物語の上辺を触っているだけのようで残念でした。 変に血なまぐさ...

48:ポオの小説をベースに、独自解釈(=美学講義)を交えてちいさな謎を説いてゆく、「黒猫」と「わたし」の物語。 黒猫の性格が嫌味でなくさらっと読めるのですが、ポオを未読なので作者さんの解釈にもただ頷くばかりだったのが、物語の上辺を触っているだけのようで残念でした。 変に血なまぐさくなく、人と人とのつながり、関係性を描く謎だったのは、鋭い解釈ながら透明水彩のようにふんわりとした作品の雰囲気に合っていて、素敵だなあと感じました。 ポオの作品を読んでいたらもっと楽しめたのかな。

Posted byブクログ

2018/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

物事を解釈するということはこういうことなんだろうなぁと思った。本筋とは全く別な話だけども、美学とはこういうものかというのがわかっただけでも意味があった。 ミステリーとしては、人が死ぬことがあるにも関わらず、淡々とものごとがすすんでいく様に日常なのナゾなのかとおもわされる不思議なペースがある。謎解きも「美的推理」という素人が介在できない小難しさがあって、読者としては入り込めない感もあるが、逆にそれが作品の魅力とも言えるような印象。 大げさに持ち上げるつもりはないけど、ある意味難しいナゾを婉曲的に解くという古典のような作品なのかなと思った。

Posted byブクログ

2018/01/15

【あらすじ】 でたらめな地図に隠された意味、しゃべる壁に隔てられた青年、川に振りかけられた香水、現れた住職と失踪した研究者、頭蓋骨を探す映画監督、楽器なしで奏でられる音楽。日常のなかにふと顔をのぞかせる、幻想と現実が交差する瞬間。美学・芸術学を専門とする若き大学教授、通称「黒猫」...

【あらすじ】 でたらめな地図に隠された意味、しゃべる壁に隔てられた青年、川に振りかけられた香水、現れた住職と失踪した研究者、頭蓋骨を探す映画監督、楽器なしで奏でられる音楽。日常のなかにふと顔をのぞかせる、幻想と現実が交差する瞬間。美学・芸術学を専門とする若き大学教授、通称「黒猫」は、美学理論の講義を通して、その謎を解き明かしてゆく。第1回アガサ・クリスティー賞受賞作。 【感想】

Posted byブクログ

2017/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

黒猫の回帰の文庫版が出たので再読。最初に出会ったのは大学生の時だったので、久しぶり。 「月まで」と「月と王様」は互いに相互的関係にあるなあと思った。そして今後の黒猫と付き人の関係にも……。 「壁と模倣」「頭蓋骨の中で」はどちらも悲しいひとりの人間の物語だった。〈自分〉を持たなくなった青年と、〈自分〉とのせめぎ合いに苦しむ人の話。後者は生と死の相反するようで同じところにあるものという解釈を初読では持っていたので、また違う楽しみ方もできた。 「水のレトリック」は初読では、イマイチ理解追いつかずだったけど、今回はなんとなく理解。詩的というか言葉遊びの世界というか。 「秘すれば花」の存在と不存在。黒猫と世舟の話はポーの「盗まれた手紙」のデュパンとDのよう。木の葉隠すなら森の中。 今後の展開を知っていると付き人と黒猫の関係は安定だなあと。

Posted byブクログ

2017/03/21

図書館で借りた本。 引用が多かった。ミステリって昔のミステリを引用するのが好きなのかな。読んだことのない本のネタバレがふんだんに盛り込まれていた。

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2016/12/21

黒猫シリーズ第1弾。本格的に読む本がなくなってきて、友人に勧められて、読み始めたシリーズ。ポーの短編集に沿って、描かれた短編集だが、最初は独特な雰囲気に慣れず、そもそもの作品のあらすじを2,3回読まないと理解出来ない部分も…文体にもくせがあり、違和感もあるが1冊読めば、結構慣れる...

黒猫シリーズ第1弾。本格的に読む本がなくなってきて、友人に勧められて、読み始めたシリーズ。ポーの短編集に沿って、描かれた短編集だが、最初は独特な雰囲気に慣れず、そもそもの作品のあらすじを2,3回読まないと理解出来ない部分も…文体にもくせがあり、違和感もあるが1冊読めば、結構慣れる。推理も独特なので、続編も読んでいこうと思う。

Posted byブクログ