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黒猫の遊歩あるいは美学講義 の商品レビュー

3.3

137件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    58

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    4

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2013/10/18

美学っておもしろい! と思ったけど難しい。私の理解を越えています。 あんまりミステリーって感じはしないかも。 短編集だし、読みやすいと言えば読みやすい? 登場人物が魅力的。 表紙もすごく綺麗です。

Posted byブクログ

2013/10/13

かわいい表紙につられて図書館で借りたものの、それに反してなかなか読み応えのあるミステリでした。 こんな風に、音楽や詩などの、芸術と言われる様々なものと関連付けたミステリを読んだことがなく、最初から最後までハラハラ・ドキドキ。自分が芸術と無縁(音楽は好きだったけど深く追求したことな...

かわいい表紙につられて図書館で借りたものの、それに反してなかなか読み応えのあるミステリでした。 こんな風に、音楽や詩などの、芸術と言われる様々なものと関連付けたミステリを読んだことがなく、最初から最後までハラハラ・ドキドキ。自分が芸術と無縁(音楽は好きだったけど深く追求したことない)だった為、黒猫の説く解釈が難しく、何を言っているのか理解できない、予測できない怖さと、題材になるポオの小説が恐怖小説だったりすることの怖さとで、ページを捲る手がこわごわしてしまいました。 そんな緊張感を、黒猫と女の子のやりとりがいい具合にほぐしてくれて、バランスが良かった…かな、でもやっぱり難しかったし怖かった〜!!><

Posted byブクログ

2013/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

美しく流麗で静かな文章を書く人です。キャラもたっていてテンポもいいのに、軽すぎない。黒猫の洗練された会話や語り口は、それだけでワクワクします。連続短編集なのですが、どの短編も、最後の一行が美しく、幸せな余韻に浸れます。 アガサクリスティ賞とのことですが、純粋にミステリとして読むと期待外れかも。伏線が後出しだったり御都合主義だったりな感。美学談義も面白かったのですが、私自身素地となる知識が不足していて、半分ほども理解出来ませんでした、残念。 それにしても、タイトルだけでも心惹かれますよね。美学の名に恥じず美しい。

Posted byブクログ

2013/08/18

「アガサ・クリスティー大賞」との帯にひかれて借りてみる 内容は難しいところも多いけど、、、 黒猫と私の関係やら 謎解きやら 面白い

Posted byブクログ

2013/08/08

謎とその解明があるので、たぶんミステリ。 ミステリ風の何かと思って読んだ方がよいかも。 以降は長編なので、美学的推理はそちらを読めばはっきりする?

Posted byブクログ

2013/08/02

だ~~~~~っ!!!!!! 疲れた~~~!! なんだこの人、訳わかんない専門用語ばっかり使いやがって馬鹿にしてんのかよっっ!! えぇえぇ、僕は馬鹿ですよ。本を読むだけの知識のない人間ですよ。 エドガー・アラン・ポーなんか読んでませんよ~だっ!! このシリーズ、他も借りてるけど読む...

だ~~~~~っ!!!!!! 疲れた~~~!! なんだこの人、訳わかんない専門用語ばっかり使いやがって馬鹿にしてんのかよっっ!! えぇえぇ、僕は馬鹿ですよ。本を読むだけの知識のない人間ですよ。 エドガー・アラン・ポーなんか読んでませんよ~だっ!! このシリーズ、他も借りてるけど読むの止めた~ 苦痛で仕方なかったわ~ キャラが立ってるのだけが救いでした

Posted byブクログ

2013/07/24

凄く面白かった。 文章が目から脳に入ってそのまま文体にずぶずぶ沈んでいる感覚。 キャラクターが個性的なのに淡々としていて読みやすい、ポーの解釈や推理や講義も飽きずに読めた。 人間というものに接している推理というのも好ましかった。

Posted byブクログ

2013/06/02

24歳の大学教授「黒猫」と付き人「私」の謎解き話し。短編6話。装丁がかわいくて惹かれたけど、内容はだいぶ都合よいような?恋愛要素はなくてもいいかな。

Posted byブクログ

2013/05/13

「黒猫」と「私」の二人のキャラクターはイイと思う。ポーの小説を絡めた謎解きで、それなりに楽しめたのではあるが、如何せん美学についての講義が私には難しすぎた。肝心のミステリの方も、結局のところ人間関係が二人に集まりすぎていて、ご都合主義的な部分を感じてしまう。続編があるようだけれど...

「黒猫」と「私」の二人のキャラクターはイイと思う。ポーの小説を絡めた謎解きで、それなりに楽しめたのではあるが、如何せん美学についての講義が私には難しすぎた。肝心のミステリの方も、結局のところ人間関係が二人に集まりすぎていて、ご都合主義的な部分を感じてしまう。続編があるようだけれど、この作品を完全に楽しむには自分の理解力が乏しすぎるような気がして、手を延ばし辛い。

Posted byブクログ

2013/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よいよい。 期待以上だ。国内早川ミステリはここまでちゃんと賞を作れるのか。 割りと少女漫画脳な作品。探偵に美男子。足が長いとの記述がくどいほどに。ピアノは一級。顔も一級。24で教授職。探偵というよりも解説者。メタ探偵。 事件はまあまあ。割りと雑。というか解釈の幅を広くとって黒猫のいう「美学的解決」できるようにしているのでしょう。事件とその周りの人間関係、お話を味わうという従来の日常型ミステリと異なっているのは、終始物語の関心事が私、と黒猫にしかないからだろう。 異常なまでのポオへの執着が物語の縦軸としてしっかり通っているおかげで、読んでてブレが少なく思える。 続編があるらしい。どう書いたか。

Posted byブクログ