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黒猫の遊歩あるいは美学講義 の商品レビュー

3.3

136件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

    58

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    4

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2014/02/03

図書館で森博嗣の本を探していたときに偶然発見した。タイトルの響きにひかれて手に取った久々の推理小説。 ポォを知らない自分に黒猫の論理は難しいが、苦にならなかったし夢中で読み進めた。本を閉じた後の満足感は、マンネリ化していた読書への刺激としては十分で、翌日また続きを借りに行ってし...

図書館で森博嗣の本を探していたときに偶然発見した。タイトルの響きにひかれて手に取った久々の推理小説。 ポォを知らない自分に黒猫の論理は難しいが、苦にならなかったし夢中で読み進めた。本を閉じた後の満足感は、マンネリ化していた読書への刺激としては十分で、翌日また続きを借りに行ってしまった。

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2014/01/23

黒猫のキャラがかわいすぎるだろう…。ペダンチックな美学講義と謎解きと、友達以上恋人未満な甘酸っぱさをミックスしてうまくまとめているのは素晴らしい。 モルグ街と黄金虫は小学校の図書室で読んだなあ。黄金虫の謎解きのわくわく感は好きだった。羊皮紙とか暗号とかって言葉はここで覚えたと思う...

黒猫のキャラがかわいすぎるだろう…。ペダンチックな美学講義と謎解きと、友達以上恋人未満な甘酸っぱさをミックスしてうまくまとめているのは素晴らしい。 モルグ街と黄金虫は小学校の図書室で読んだなあ。黄金虫の謎解きのわくわく感は好きだった。羊皮紙とか暗号とかって言葉はここで覚えたと思う。

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2014/01/21

黒猫シリーズ一作目。完全なるジャケ買い。若くして助教になった黒猫とその付き人の話。内容は難しく、しかもポーの作品など読んだことがないのでわけがわからないが、二人の微妙な関係が逆にいい。

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2014/01/18

エドガー・アラン・ポーの各作品に関連した分析・解釈が高尚で難しくって、本当にそれを理解して筋を追っていくには骨が折れるでしょう。それぞれの作品を既読であるかポーのファンであったら、もっとその部分は取っ付きやすかったと思います。でも、主人公・黒猫や付き人たる女の子のくっ付きそうでく...

エドガー・アラン・ポーの各作品に関連した分析・解釈が高尚で難しくって、本当にそれを理解して筋を追っていくには骨が折れるでしょう。それぞれの作品を既読であるかポーのファンであったら、もっとその部分は取っ付きやすかったと思います。でも、主人公・黒猫や付き人たる女の子のくっ付きそうでくっ付かないビミョーな関係、雰囲気が好きです。黒猫の姉・冷花さんも気になる存在。この先どう進むのか興味あります。

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2014/01/05

表紙が素敵だったので借りた。 話を1つ読んだだけですごく疲れてしまった。 専門用語?が多いのか言っていることの半分は 理解できていない気がする笑 登場人物も魅力的だと思うし、雰囲気もいいと思うけど 読み終わった後の達成感がないのでもう読まないと思う。 エドガー・アラン・ポー...

表紙が素敵だったので借りた。 話を1つ読んだだけですごく疲れてしまった。 専門用語?が多いのか言っていることの半分は 理解できていない気がする笑 登場人物も魅力的だと思うし、雰囲気もいいと思うけど 読み終わった後の達成感がないのでもう読まないと思う。 エドガー・アラン・ポーのことが好きな人は すごく楽しめる作品じゃないかなと思う。

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2014/08/14

珍しく読み終えることができなかった。文体が苦手、肝心の美学の視点が合わない、そもそも内容が少女漫画みたい。ポーについても空回り。名前使いたいだけじゃないかな… ネットで紹介されていたので図書館で借りて見たけども、思っていたレベルとは程遠かった。ポーなんて読んだ事も無いような中高生...

珍しく読み終えることができなかった。文体が苦手、肝心の美学の視点が合わない、そもそも内容が少女漫画みたい。ポーについても空回り。名前使いたいだけじゃないかな… ネットで紹介されていたので図書館で借りて見たけども、思っていたレベルとは程遠かった。ポーなんて読んだ事も無いような中高生なら興味もてるのかも。 私はポーは大好きですが、これは無いなーと思いました。

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2014/02/05

若き天才美学教授「黒猫」と、付き人の「私」が遭遇する日常のちょっとした謎を解決する短編ミステリ。 「私」がポオ研究者ということで、ポオの作品がいろいろ出てくる。「黒猫」の独特の美学理論が結構難しくて、なかなか全部は理解できないが、ポオの作品にこんな解釈があるのかと新鮮な驚きがあっ...

若き天才美学教授「黒猫」と、付き人の「私」が遭遇する日常のちょっとした謎を解決する短編ミステリ。 「私」がポオ研究者ということで、ポオの作品がいろいろ出てくる。「黒猫」の独特の美学理論が結構難しくて、なかなか全部は理解できないが、ポオの作品にこんな解釈があるのかと新鮮な驚きがあった。改めてポオを読み直したくなる。 この作者さん初読みだったけど、何より日本語が美しくて好き。2人のなんとも言えない距離感もよくて、今後が気になる。

Posted byブクログ

2013/11/25

黒猫大好きです。 読んでて面白いし、キャラも面白い。 二人の距離感がなんともいえないけど好きです。

Posted byブクログ

2013/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「あらすじ」 でたらめな地図に隠された意味、しゃべる壁に隔てられた青年、川に振りかけられた香水、現れた住職と失踪した研究者、頭蓋骨を探す映画監督、楽器なしで奏でられる音楽。日常のなかにふと顔をのぞかせる、幻想と現実が交差する瞬間。美学・芸術学を専門とする若き大学教授、通称「黒猫」は、美学理論の講義を通して、その謎を解き明かしてゆく。第1回アガサ・クリスティー賞受賞作。 とまぁ、美学理論を通して「日常の謎」を解く短編集。ミステリというより、文学な趣きだった。多分、ポオの作品に通じていれば、より楽しめる作品。

Posted byブクログ

2013/10/18

美学っておもしろい! と思ったけど難しい。私の理解を越えています。 あんまりミステリーって感じはしないかも。 短編集だし、読みやすいと言えば読みやすい? 登場人物が魅力的。 表紙もすごく綺麗です。

Posted byブクログ