計画と無計画のあいだ の商品レビュー
面白かった。本を出版社で選んで読んでみたいと思ったのは、初めて。にしても、この本はミシマ社の出版ではないわけ?手書きのアンケート葉書、出したかった。 こういう会社には残って欲しい、成功して欲しい。また成功するビジネスというのは、根本的に考え方が似ているのだなと思った。 心が晴...
面白かった。本を出版社で選んで読んでみたいと思ったのは、初めて。にしても、この本はミシマ社の出版ではないわけ?手書きのアンケート葉書、出したかった。 こういう会社には残って欲しい、成功して欲しい。また成功するビジネスというのは、根本的に考え方が似ているのだなと思った。 心が晴れ晴れとするような本です。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
確か読み終わったような気がするしミシマ社いいなあとも思った気がする。ただ、書籍というのはそれだけではないんだろう。本質は、作る人の苦労とか考え方とかとは違う部分にあるんだろうね。ということを再確認した。
Posted by
自由が丘のほがらか出版社誕生秘話。 読んで心ほっこり。 顔もにっこり。 未来に木漏れ日が射した気がしました。 終身雇用が崩壊した昨今。 こんな会社が増えると良いな。 増えていくのだろうな、と希望を抱かせてくれる本。 自分の働き方も見直すことが出来ます。
Posted by
尾原さんの本を出していたミハラ社の社長さんの本。楽しそうな会社だなぁ。自分で作り出すって、羨ましいなぁ、ていう、それに尽きる本だった。(13/8/29)
Posted by
株式会社ミシマ社 小人数の出版会社ですが、 出版としては異例の取次店を介さず 書店と直接取引を行うという 業界では、非常識なやりかたをされている会社です。 本日ご紹介する本は、 ミシマ社を単身起業して、 会社をなんとか運営していく過程の 取り組みや考え方がつまった1冊。 ...
株式会社ミシマ社 小人数の出版会社ですが、 出版としては異例の取次店を介さず 書店と直接取引を行うという 業界では、非常識なやりかたをされている会社です。 本日ご紹介する本は、 ミシマ社を単身起業して、 会社をなんとか運営していく過程の 取り組みや考え方がつまった1冊。 ポイントは 「臨機応変」 本のタイトルの ”計画と無計画のあいだ” というのは、 計画 = 決まり、常識、規則、効率、社会性 無計画 = 無計画、衝動、無秩序、非効率、野生 という意味。 計画的過ぎると全く自由度がなくなり 無計画を過ぎると、破綻します。 会社の規模が小さいときは、計画と無計画の間を 臨機応変にやっていく必要があると感じました。 「サッカー」 いったんピッチにたてばポジションなんて関係無くなります。 試合中、攻められてピンチの時に、自分はフォワードだからといって デフェンスをしない人がいるチームは強くなれません。 会社も同じ。 自分の役割じゃなくても、チームのためにできることは 臨機応変にしないと、少ない人数ではやっていけません。 「戦略」 会社が倒産寸前の状態で、 来年出る本が売れたらなんとかなる と言うときの戦略は、”次の本をなんとしても売る” だそうです。 それは、”戦略”か? と思いましたが、本書を読んでいると 小さいながらも、できることをとにかくやっていくという、 それは立派な戦略のように思えてきました。 「料理」 料理は温かいうちにお客さんに届けるもの お客さんが食べたいと思って、オーダーし、 その想いに対して、絶妙なタイミングで その料理を提供することで”おいしさ”になります。 同じ料理でもタイミングをのがせば、 気分の悪いものです。 我々の仕事もタイミングは重要だと思いました。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここまでこないと「やばい」と思えなかった自分を、ちょっと責めた。もっとはよ、気づけよ できない、は無し。できないことは、できるようにしていくだけ。そうじゃないと会社は動かない サッカー=いったんピッチにたてばポジションなんて関係無い。会社とて同じ 来年出る本が売れたらなんとかなる→そのときの戦略は、次の本をなんとしても売る パソコンの恐いのは、キーボードをかちゃかちゃ動かしているだけで、仕事をした気になること 生き物である以上、「面白いもの」は人間の動物的感覚を揺さぶるはず 真っ先にすべきは、相手を喜ばせること=プレゼントを送る、うれしいことを伝える、献身的な行為 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ 1 それでも会社は回っている 2 始まりは突然に 3 自由が丘のほがらかな出版社、誕生 4 凸凹メンバー集まる 5 手売りですが、なにか。 6 世界初!?仕掛け屋チーム 7 この無法者たち! 8 野生の感覚を磨くのだ 9 原点回帰ってなんだろう? 10 一冊入魂! 11 計画と無計画のあいだ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆マインドマップ◆ http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/de3d90f0aeadcfdd.png
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新規参入が難しい仕組みになっている出版業界に新風のごとくあらわれた自由が丘のほがらかな出版社のおはなし。 一度システム化されてしまうと個人レベルで変えていくのがなかなか難しいもの。多くの人が「何かがおかしい」と思っていても一度動き始めたシステムというのは自立してしまい、強固で、なかなか変わらない。人によっては、そのシステムは出版業界であり、国や学校であり、世界経済という単位であり、世間の常識や親なのかもしれない。対象が何であれ、それにぶつかっていく個人の側に立っていたいと思う。
Posted by
ミシマ社さんの本を手にしたとき、愛嬌あるロゴに心惹かれてました。 どんないきさつでミシマ社が立ち上げられたかが、ひしひしと伝わって、今後ミシマ社さんの本を読む気構えが変わりそうです。実際、三島邦弘さんにお会いしましたが、気骨ある素敵な方でした(o^^o)
Posted by
社員さんたちの話、めっちゃ笑った〜 Oさん、いいわ〜www 初めて、読者はがきを書いてみようかと思った。お返事くるかな((^艸^))ワクワク
Posted by
時代の大きな流れとして、効果効率からの反動が来ているのは確かだと思う。それはたぶん、大きい組織ではなし得ないことで、本気で「そっち」に行くには、小さい組織でなければ無理だろう。その方が、いろいろ目に見えるし。 すごくシンプルに言うと、お金のためじゃない何かに価値を見出すかどうか...
時代の大きな流れとして、効果効率からの反動が来ているのは確かだと思う。それはたぶん、大きい組織ではなし得ないことで、本気で「そっち」に行くには、小さい組織でなければ無理だろう。その方が、いろいろ目に見えるし。 すごくシンプルに言うと、お金のためじゃない何かに価値を見出すかどうか、なのだけれど、こう言い換えるとかっこよく聞こえるけど、はたして。
Posted by
出版関係者で知らない方はモグリであると言わざるを得ないでしょう。「自由が丘のほがらかな出版社」ミシマ社の社長であられる三島邦弘様のご著書でございます。出会いはスタンダードブックストア心斎橋でのイベントでありましたか。旅が好きだのそう言った観客の皆様を前にしてお話していた覚えがござ...
出版関係者で知らない方はモグリであると言わざるを得ないでしょう。「自由が丘のほがらかな出版社」ミシマ社の社長であられる三島邦弘様のご著書でございます。出会いはスタンダードブックストア心斎橋でのイベントでありましたか。旅が好きだのそう言った観客の皆様を前にしてお話していた覚えがございます。 クロスオーバーな出版社 本書ですが三島邦弘社長がミシマ社を如何にして立ちあげられたかなぜ立ち上げることにしたのか立ち上げてから何があったのかといった内容となっております。 他の業界も徐々にそうなって来ておりますが業態の垣根がどんどん曖昧になってきているのでございます。 ミシマ社は出版メインでございますが本屋さんを京都で開いておりますしそれ以前でも会社の中にお客さんが入ることができるという仕組みとなっております。まさに近代以前の日本の本屋さんに近くなっているではないですか。ミシマ社様は「クロスオーバーな出版社」でもあるのです。 まっすぐな出版社 さてそんなクロスオーバーな出版でもあるミシマ社様ではございますが、なさっていることは至極まっとうなことであります。出版したい本、世に問いたい本をきちんと出版しそれをしっかり売っていく。それだけでございます。それだけではございますがそのことの難しいことと言ったら! 世の出版社は「売れる本」ばかりを出版し手にとって「良い本だなあ」と言われる本が少ない中で、そんなことが実現できているミシマ社様の偉大さが分かって頂けたでしょうか!? 本ブログをお読みの皆様に置かれましてはアマゾンでも構いません。すぐにでも購入されることを深く深くお願い申し上げます。
Posted by