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計画と無計画のあいだ の商品レビュー

4.2

105件のお客様レビュー

  1. 5つ

    37

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2015/11/27

思わず手に取ってしまった。 本を作りたい、届けたいという純粋な気持ちが伝わってくる。本に携わるには本来こういう気概が必要なんだな。 簡単に書いているが筆者にしかできないというか、筆者の人柄によるところも大きいように見えた。

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2015/10/31

【読了メモ】 (151031 16:00) 三島邦弘 『計画と無計画のあいだ|「自由が丘のほがらかな出版社」の話』/河出書房新社/2011 Oct 30th/ミシマ社と代表のヒストリーに「どうしてそうしちゃうのかな!?」と突っ込みを入れながら着火される本。私も何かぽかぽかしてきた...

【読了メモ】 (151031 16:00) 三島邦弘 『計画と無計画のあいだ|「自由が丘のほがらかな出版社」の話』/河出書房新社/2011 Oct 30th/ミシマ社と代表のヒストリーに「どうしてそうしちゃうのかな!?」と突っ込みを入れながら着火される本。私も何かぽかぽかしてきた。

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2015/06/24

とても面白かった。自分で自分のことを書いてるので、誇張したり、照れ隠しにわざと失敗を大げさにかいたりしてるんだろうけれど、それらも含めて好印象。

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2015/05/12

自由が丘のとある出版社の立ち上げからの話し。 非常にテンポよく楽しく読めた。 「未来の出版を築く」べく活動しているミシマ社から出している本を読んでみたいと思った。 「最優先すべきは、どれだけ面白いか、どれだけ熱くなれるか、どれだけ夢中になれるか、そういうことだろう」

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2015/01/13

何度も「原点回帰」という言葉が出てくる。とにかく面白い本をアウトプットすることが命題で、それは良いコンセプトと思う。 ミシマ社では、全員がリーダーを担当し、全員がすべてのチームに属する、という考え方だそうだ。職人ではなく、全員が作る、考える、売る。何でもやらなきゃいけない。しか...

何度も「原点回帰」という言葉が出てくる。とにかく面白い本をアウトプットすることが命題で、それは良いコンセプトと思う。 ミシマ社では、全員がリーダーを担当し、全員がすべてのチームに属する、という考え方だそうだ。職人ではなく、全員が作る、考える、売る。何でもやらなきゃいけない。しかし、何でもできる。これは少数精鋭な企業だからできることだろうと思った。 本そのものを面白いと思う人の絶対数増に挑む、というのは熱い。自分もクラフトエヴィング商會を読んで「本という媒体」が好きになった。電子とか紙とか、そういう次元じゃなく、本を面白い、という世界を広げていってくれたらいいなぁ。 あとがきでタイトルの元ネタが「生物と無生物の間」であると書かれていたが、それも元ネタは「冷静と情熱の間」だから、オマージュのオマージュでいいのかよって感じがした。

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2014/11/06

http://tacbook.hatenablog.com/entry/2014/11/05/062607

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2014/09/27

自由ヶ丘にあるミシマ社という出版社のお話。 ミシマ社は、内田樹氏の書籍を数冊出されていて 何冊か読んだことがあります。 なんとなく参入障壁が高いのではないかと思われる 出版業界にベンチャーとして参入している会社。 仕事って本当はここに書かれてあるように わくわくして、熱量があって...

自由ヶ丘にあるミシマ社という出版社のお話。 ミシマ社は、内田樹氏の書籍を数冊出されていて 何冊か読んだことがあります。 なんとなく参入障壁が高いのではないかと思われる 出版業界にベンチャーとして参入している会社。 仕事って本当はここに書かれてあるように わくわくして、熱量があって、自由なものなのだよなあ と思う内容です。 ミシマ社の本社のあるところは、よく散歩するところで 自由ヶ丘のはずれの本当に古民家みたいなところです。

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2014/08/27

気になっていたのでほ本屋で手に取ってみた。本にかける熱意、迷いのなさ(あるのだろうけど、ちゃんと一貫してる)、既存のしくみに異論をとなえて実際に少しでも風穴を開けているところは本当にすごいなぁ・・と思った。元気がもらえる本です。

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2020/07/15

「出版社をつくる」ことは、イコール「場をつくる」こと。そして場をつくるということは、人が集まるということと同義。たとえどんなに小さいスペースであっても、人に来てもらえる場を持たなければならない。 書き手の方、印刷所の方、デザイナーさん、アルバイトさん、学生さん、ふとたずねて来た人...

「出版社をつくる」ことは、イコール「場をつくる」こと。そして場をつくるということは、人が集まるということと同義。たとえどんなに小さいスペースであっても、人に来てもらえる場を持たなければならない。 書き手の方、印刷所の方、デザイナーさん、アルバイトさん、学生さん、ふとたずねて来た人、よくわからない人・・。老いも若きも男も女も、いつもごちゃごちゃ。 そういうカオス的空間こそ、出版社の「原風景」。「ごちゃごちゃ」から、真に「面白い」本も生まれるというものだ。(p.53) パソコンの怖いのは、その前に座ってキーボードをかちゃかちゃ動かしているだけで、仕事をした気になることだ。だけど、それでは世界は変わらない。ツイッターやフェイスブックが世界を変えるといわれるが、もし本当にそうだとしたら、きっと「個人」が希薄化しているのだと思う。パソコンでちょろっと何かを書いて、ぽちっとクリックする行為と、危険を省みず身をさらして何かを動かそうとする行為とでは、重さが違う。少なくとも、一対一で面と向き合ったとき自分の意見を述べ、他者の意見に耳を傾け、共感し合える関係を築けるかどうかは、生身の感覚次第であろう。それはパソコンではけっして身につかない感覚である。(p.179)

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2014/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

計画と無計画の間に自由がある。 愛すべき出版社ミシマ社さんの種蒔き から5年間の物語。 想いの真っすぐさにホロリ、度重なる ハプニングにニヤックスッ(当事者は尋 常じゃない状況だったでしょうけど)が 止まらない。 そして、出版社にとどまらずどんな仕 事にも通じる目の前の世界に対する姿 勢。それをサッカーや野球に例え続け る愚直さがツボ! 愉快すぎる。足取りが軽くなる1冊とは こういうこと。 ひとりの人間として、ひとりのあなた を大切にしたい想いがつまった1冊。

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