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傍聞き の商品レビュー

3.5

432件のお客様レビュー

  1. 5つ

    46

  2. 4つ

    133

  3. 3つ

    176

  4. 2つ

    31

  5. 1つ

    7

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2012/02/07

本屋さんのポップ買い。 4つの短編集だが、どれも似ている。消防士さんとか刑事とか出てきて、ちょっとナゾな行動があって、あーそうだったんだーという。 短編なので非常にあっさりしているが、人を大切に書こうとしているのが好感が持てる。トリックどうこうではなく、人の心の機微からくるナゾ...

本屋さんのポップ買い。 4つの短編集だが、どれも似ている。消防士さんとか刑事とか出てきて、ちょっとナゾな行動があって、あーそうだったんだーという。 短編なので非常にあっさりしているが、人を大切に書こうとしているのが好感が持てる。トリックどうこうではなく、人の心の機微からくるナゾをさらさらっとスケッチしたような内容。私はミステリにはどっぷりはまりたい派なので星3つ。

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2012/02/06

本屋さんでポップ買い。割と薄めの本なので1日で読了しました。 消防士や刑事などを題材にした短編が4つ。いずれも、何らかの不幸エピソードが織り込まれながらも、心温まる結末であり、人情に溢れた作品。ミステリーとしても、無理矢理なこじつけ感はなく納得性の高い王道な作品だと思いました。...

本屋さんでポップ買い。割と薄めの本なので1日で読了しました。 消防士や刑事などを題材にした短編が4つ。いずれも、何らかの不幸エピソードが織り込まれながらも、心温まる結末であり、人情に溢れた作品。ミステリーとしても、無理矢理なこじつけ感はなく納得性の高い王道な作品だと思いました。 派手さはありませんが、楽しめると思います。

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2012/02/06

「かたえぎぎ」と読む。 あまりミステリらしくないミステリ。 どちらかというと人情小説に入れるべきか。 短編ながら、というより短編だからか、それぞれの 人情がほど良いテンポと終止感で書かれている。

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2012/02/05

この短編集は面白かった。一気に読み終えてしまった。 推理小説というよりはヒューマンドラマといった感じかな。 本屋の店員さんのオススメPOPに惹かれて購入。 これをオススメするのはなんかわかる気がする。

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2012/02/05

全4篇の短編小説。 ミステリーというよりヒューマンドラマな感じ。 それまで読み進めてきた内容を、最後に逆転させられる感覚が楽しくて一気に読めました。 オススメは「迷走」と「傍聞き」。。

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2012/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ミステリー」の文字を見て、もっとドロドロしているものを想像したが、そういうミステリーもあるのか…と、ちょっと拍子抜けしつつも、内容的には面白かった。 「迷走」「迷い箱」は読み始めて早々に結論が見えてしまったのが少し残念。「傍聞き」「899」は、ドキドキしながら読めて、面白かった。個人的には本のタイトルにもなっている「傍聴き」が一番面白かったかなと。

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2012/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お題にもなった「傍聞き」は第61回日本推理作家協会賞短編部門受賞作品。本屋で平積みになっていて思わず買って読んだけど、受賞した作品だけのことはある。短編でこれだけピタリとハマったミステリは、お見事。お手本にしたい作品です。

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2012/02/03

質の高い短編集! 文章に無駄がなく 伏線を張るのが上手すぎ! どんどん引き込まれていった。 視点が面白い。

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2012/02/03

4編からなる短編ミステリーです。どれも完成度が高く結構おもしろく読めました。帯の文言”おすすめだんとつ1位”も納得できるところがあります。物語の主人公の職業設定、伏線の張り方等興味深いものがあります。この著者の長編が読んでみたいものです。

Posted byブクログ

2012/02/03

日常の中の少し不穏な影の差す謎を手の込んだプロットで解き明かすミステリー短編集。巧妙な複線、2重にかかった謎。タイトルになぞらえて解き明かしていく様は見事。読後感もやさしい。 とても秀逸な作品だとは思うのだけど、ちょっと地味で、空気が暗いというか重いというか。不幸なラストがある...

日常の中の少し不穏な影の差す謎を手の込んだプロットで解き明かすミステリー短編集。巧妙な複線、2重にかかった謎。タイトルになぞらえて解き明かしていく様は見事。読後感もやさしい。 とても秀逸な作品だとは思うのだけど、ちょっと地味で、空気が暗いというか重いというか。不幸なラストがあるわけではないけど、ものすごいすっきりするという感じでもなく、登場人物が職人肌すぎるのか、あまり感情移入ができず、なんとなく自分のフィーリングとあわなかったのかな、という感じ。読書に求めている気持ちよさの違いというか。 とはいえ、よくできたプロットだなぁと思います。

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