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傍聞き 双葉文庫
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傍聞き 双葉文庫

長岡弘樹【著】

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傍聞き 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介 「傍聞き」「迷い箱」「899」「迷走」4つの人間ドラマを収めた珠玉の短編ミステリー集。娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心動かされる「傍聞き」(表題作)で2008年日本推理作家協会賞<短編部門>を受賞。
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2011/09/16
JAN 9784575514537

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商品レビュー

3.5

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みんなの感想まとめ
  • 人間ドラマ
  • ミステリー短編
  • 女刑事
  • 娘の成長
  • 傍聞き手法
  • 心温まるエピソード
  • 伏線と驚き
  • 思いやりと葛藤
  • 洗練された筆致
  • シリーズ化作品

人間ドラマとミステリーが絶妙に融合した短編作品集で、主人公の女刑事とその娘の心温まるエピソードが描かれています。特に、娘が使う「傍聞き」という手法が印象的で、直接伝えるよりも周囲の会話から得られる感情の深さが表現されています。物語は短いながらも濃密で、登場人物たちの思いやりや葛藤がリアルに描かれ、読者の心に響きます。また、洗練された筆致で進行するストーリーは、伏線を巧みに散りばめながらも自然に展開し、驚きの結末へと誘います。短編ミステリーの醍醐味を味わえる一冊であり、シリーズ化されている作品も気になる読者が多いようです。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/23

分厚い。ページ数ではなく、中身が。 救急隊員、刑事、消防士、更生保護施設長。人の命や人生の再生に携わるプロフェッショナルたちの葛藤と、極限状態で交錯する人間模様を描いた4編の短編集。圧倒的な緊迫感のなか、伏線が鮮やかに解き明かされた瞬間に景色が一変し、胸に深い余韻が残る。 ...

分厚い。ページ数ではなく、中身が。 救急隊員、刑事、消防士、更生保護施設長。人の命や人生の再生に携わるプロフェッショナルたちの葛藤と、極限状態で交錯する人間模様を描いた4編の短編集。圧倒的な緊迫感のなか、伏線が鮮やかに解き明かされた瞬間に景色が一変し、胸に深い余韻が残る。 「迷走」 一刻を争うはずの救急車が、患者を乗せたまま病院へ直行せず、ぐるぐると迷走し続ける。ハラハラする焦燥感が半端ないが、種明かしがされた瞬間「そういうことか!」と胸がすくような納得感が広がる。プロとしての信念と覚悟が最高にカッコイイ一編。 「傍聞き」 「かたえ聞き=人の会話を聞くともなしに聞くこと」。娘の不可解な行動に悩む女性刑事。直接対峙するのではなく、間接的に聞こえてくる言葉(=傍聞き)だからこそ届いた我が子の真意と切ない親心に、深く心を揺さぶられる。 「899」 「899」とは緊急救護者を意味する消防用語。煙と炎に包まれた火災現場の凄まじい緊張感のなか、ある人物のとった意外な行動。その裏にある切実な背景と、作中に登場する「甘口のカレー」に込められた想いに泣けた。 「迷い箱」 「捨てるか迷うものを一時保管する箱」という言葉の通り、拭いきれない過去や葛藤を抱える元受刑者と、彼らを見守る施設長のドラマ。人生の迷いと再生への道筋が静かに胸に迫る。 短いページ数の中に濃密な人生が凝縮されていて、長編を一冊読み切ったかのような手応えを味わえる傑作。

Posted by ブクログ

2026/08/20

著者初読み。 「迷走」「傍聞き」「899」「迷い箱」の4編を収録した短編集。 どの話も50ページほど。 それなのに、人間ドラマがあり、違和感があり、伏線があり、最後にはそれまで見ていた景色をひっくり返すような真相がある。 そして何より印象に残ったのは、そこで働く人たちだった...

著者初読み。 「迷走」「傍聞き」「899」「迷い箱」の4編を収録した短編集。 どの話も50ページほど。 それなのに、人間ドラマがあり、違和感があり、伏線があり、最後にはそれまで見ていた景色をひっくり返すような真相がある。 そして何より印象に残ったのは、そこで働く人たちだった。 救急隊員、刑事、消防士、更生保護施設の職員。 立場も仕事も違うけれど、それぞれが自分の仕事に責任と誇りを持っている。 「何やってんだこの人」 「まさか、そんなことを?」 そう思わせておいて、行動の真意が分かった瞬間にその人物の見え方まで変わる。 中には決して褒められない行動もあるし、簡単に「いい話」で片づけられないものもある。それでも、そこに至った人間の感情を考えずにはいられない。 自分が今更なろうとしてもなれない、「仕事に誇りを持つ人」たち。 短い物語の中にミステリーと人間ドラマを詰め込みながら、どちらかが添え物になっている感じがしない。 一編ごとの完成度が高く、読み終えるたびに心を揺さぶられた。 著者初読み。 短編集でここまで刺さったことも含めて、文句なしの星5。

Posted by ブクログ

2026/08/11

教場の作風そのままに、個性豊かな登場人物が織りなす4編の人物劇。 時に厳しくも人間味のある、風間教官に通じるキャラクターがそれぞれの短編に重みを加えていた。

Posted by ブクログ

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