傍聞き の商品レビュー

長岡弘樹【著】

2012/03/01

読書【傍聞き】読了。【傍聞き】は短編全4作の中の2番目の物語。4作とも全く別の物語だが主人公は他人の為に体を張る職業。腰帯の宣伝文句に『この20年で最高の傑作！仕掛と感動の珠玉短編を堪能せよ』とあるが大げさでも何でもない。タイトルの傍聞き以外も全て最高の読後感。星5つ！

2012/02/27

「傍聞き」ってサイコメトラー的な特殊能力かと勘違いしてました。
読んでみれば、ちょっと渋めの日常ミステリー短編集でした。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-846.html

2012/02/26

患者の搬送をさける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心揺さぶられる「傍聞き」。女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「８９９」。元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。まったく予想のつかない展開と、人間ドラマが見事に融合した４編。表題作で０８年日本推理作家協会賞短編部門受賞！

2012/02/25

良作だと思う。ミステリーと言えばミステリーなのだろうが、それ以上に
人情の機微を描いている作品の感が強い。

2012/02/22

救急隊員・女刑事・消防隊員・受刑者に纏わる心暖まる短編集。
各話の最期にすべてが紐解かれたとき、静かな感動を覚えるとともに、このようなストーリーを構築できる著者の凄まじい才能を感じずにはいられない。
この作品に出逢えたことに感謝。

2012/02/22

なんだか大絶賛されていたので、
たのしみに読んだのだけど・・・

人物もあまり魅力的じゃないし
４編とも、同じパターンだし。

うーん・・・でした。

2012/02/22

評判のミステリー。短編。
それぞれ仕事をしながら、考えている様子。それにミステリが加わる。短い作品の中に、伏線が自然に無駄なく織り込まれている。それでいて、日々を生きる人に対して温かい。ただのミステリじゃなく人情物。
最近凄惨なミステリばかり読んでいたのでほっとしながら楽しんだ。

2012/02/21

すごくよかった。すごかった。短編なのに、長編以上の読みごたえがあって、感動的で、ストーリーも素敵だった。読書をしていて、読みながらドキドキして、読み終わりが楽しみだったのは久しぶり。どういう展開になるんだろうと思って推測して読んだけど、どれもいい意味で予想と違って、4編とも心に残る作品だった。最高☆

2012/02/21

社会派短編ミステリーとしても人情小説としても中々の佳作。四編収録で、ネタは違えど、ミステリーとしての構成が統一されている。

2012/02/20

自分がおかしいのかと思うくらい全然のめりこめず面白くなかった。
しかも間違えて2冊購入してしまっていた。