傍聞き の商品レビュー

長岡弘樹【著】

2012/04/09

解説の人も言っているけど
好きなだけ大長編を書くことよりも
短編にぎゅぎゅっと凝縮して面白い話を面白く書き切る方が難しい。
全編同じくらい素晴らしかったとは言わないけど
少なくとも、タイトル作は文句なしに面白かった。
無駄に難解ではないけど引っかかる。
読みやすいから解けた瞬間もすんなりわかる。

じょうず。

ふと一冊読んでみようか、というときに手に取れるくらいのボリューム感もよかったです

2012/04/08

あまりにいろいろな本屋でごり押しされているので読んでみた。
ミステリというよりヒューマンドラマな短編集。
ぐいぐい読ませる力はあるけどちょっと詰め込みすぎな気がした。不要な登場人物が多い。
主人公も主要人物たちも共感できず。
なんかネタはいいけど料理の仕方が悪いなって印象。
文章が薄い。更に視点が無意味に離れたり近づいたりして気が散る。なんだか読みにくかった。

人情があるし視点が変わって世界が変わるって、好かれる話だろうなあとは思うけれど、とりあえず、ごり押ししすぎ。

2012/04/07

3に限りなく近い2です。

長編ばかり読んでいたので、物足りなかったのもあります。
あとは、書店の煽りすぎ。
同じ理由でがっかりした本が何冊もあります。
もう書店の声は真に受けないようにしよう。

面白くない、というのではないのですが、
取り立てて感動などはなし。

頑張って3作目まで読んだけど、
最後まではいけず。

なので、もし4作目がとびきりのいい話だったとしたらこの☆の評価は無価値です。

今まで読んだ短編なら、村上春樹や向田邦子の方がよっぽどいいです。

毒にも薬にもならないとは、まさにこのこと。

2012/06/03

巧すぎるというかなんというか。伏線なんだろうな～というのが分かってしまうし。悪くはないけど。朝日書評のここに載るのって，がっかりさせられるのが多い気が。

2012/04/01

短編集を普段読まない私には、若干物足りなさがありましたが、同じくらい爽快感も味わえた気がしています。
短い中で、色々と想像させられ、最後は「おぉ」「なるほど」などと思わされる感じは、心地良かったです。
「ミステリー＝恐怖」と思って遠ざけている人に読んで欲しいです。ミステリーとは、人の心の切なさ、歯がゆさ、奥深さを感じられるものだと思ってもらいたいです。

2012/03/30

正直言って、短編小説とはいえ軽いな〜。

分かりやすいと言えばそれまでだが、ストーリーの展開にも奥深さがないし、結末も早々に読めてしまう。
う〜ん、イマイチ、、、、、

2012/03/29

今年はじめに本屋で結構プッシュしていたので読んでみたかった。
そして今日読むことができた。
確かに短編として「あーなるほど」と思わずうなずけるし、「へーそうくるか」って言う感じ。
解説にも書いてあったが、作者は基本的に取材をしないという。でもどうしてそこまで書けるのかと、思ってしまう。想像力豊かであるがゆえ描写が鋭いのだろうか？
短編なので「これってどういうこと？」と思いもう一度読み返してみるが詳しくは書いていない。その人物背景をもう少し知りたいと思わせる内容でそれを知りたくなるようなぜいたくなストーリー設定。４編しかないのが残念。もっと読んでみたい。

2012/03/27

短編集なので読みやすい。

『２０年に一度の大傑作』的な帯の評価に期待し過ぎてしまいました。

普通です。

2012/03/27

短編集だけあって、さらっと読める中でも、一つ一つのエピソードにかるくおぉとさせられるところがあって、隙間時間に楽しめる本。

2012/03/26

★4つか5つかで悩んだけど、最後に読んだ作品に心を打たれたのでオマケだコノヤロー!

なーんて言ってるけど良かったです。全部で4本の短編なんですが、後半2つが好きです。でも、象さんの方がもっと好きです