傍聞き の商品レビュー
短編の小説がまとまった本。 面白い話がたくさんだった。 中でもかたえぎきは読めば最後に題名の由来が納得のいくものだった。
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読みやすい短編。 新聞紙上の宣伝文句のように「大げさ」な一冊ではなかったけど、 まぁそんなに嫌いでないし、新たに知った言葉でもある「傍え聞き」という言語は使っていくかも。。。
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読み方が悪いのかもしれないが、正直そこまで絶賛されるような内容とは思えない本。綺麗にまとまってる短編集だとは思うけど、あまりしっくりとはきませんでした。
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テンポの良い短編集。 ミステリーにありがちな過剰な伏線やネチネチした駆引きが少ないので、サクッと気持ちよく読める。ハートフル路線のライト・ミステリー。 ただ、「どこが面白かった?」と具体的に聞かれると、パッと思い浮かばず、「えーと…」と考えてしまうような気がしないでもない。
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初めて短編集を読みましたが、一言で言えば、内容がとても濃かった。 長編小説にありがちな間延びした感じがなく、短編小説の良さを存分に楽しめる作品だと思います。 短編小説を読んだ事がない人にこそ読んで欲しい一作です。
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どれもひねってあるけど、いまいち。先が読めたり、納得がいかなかったり。なんだろ。 登場人物に感情移入ができなかったからかなぁ。よくできている割にはおもしろくなかった。
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『迷走』、『傍聞き』、『899』、『迷い箱』の四編からなる短編集。どの内容も面白い。特に『傍聞き』は個人的には群を抜いて面白かった。オススメしたい一冊!
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短編のため、すき間時間で読めるのがうれしい。 皆も同じ意見のようだが、帯にだまされた感がある。 別に悪いわけではないんだけど・・・。 個人的には、899がよかった。
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表題作の他に3つの短編が収められた短編集。 無駄が無くシンプルな文章は個人的に好みでした。 どの作品においても、密室殺人や思いつかないトリックやアリバイ崩しなど、 ミステリの華々しい事象はありません。 主人公たちが職業上であってしまった、身近な「なぜ?」を取り上げ、 それが物語りの終わりで明らかにされます。 「なぜ?」の裏には人の心の優しさがあり、 心が温まるようは話の結び方をしています。 帯の文言、 「この20年で最高の傑作! 仕掛けと感動の珠玉短編を堪能せよ」 「百万部売っても売り足りない!」 は、煽りすぎと思いますが、読んで良かったと思える本です。
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帯で絶賛だったので購入。巧いは巧いが、なんとなくどこかで読んだような職業もの。横山秀夫だと言われるとそう思ってしまうような… 十分すぎるほど上手い、ってことか! それとなく漏れ聞かせることで、直接伝えると疑わしいことを確実に信じこませる『傍聞き』ほか、消防士が遭遇した火災現場での...
帯で絶賛だったので購入。巧いは巧いが、なんとなくどこかで読んだような職業もの。横山秀夫だと言われるとそう思ってしまうような… 十分すぎるほど上手い、ってことか! それとなく漏れ聞かせることで、直接伝えると疑わしいことを確実に信じこませる『傍聞き』ほか、消防士が遭遇した火災現場での真相など、人物造形も構成も技あり。もっと長いものを読みたい。
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