傍聞き の商品レビュー
プロットが主張しすぎていた感じで、どうしても「意外な展開」を予測しながら読んでしまった。。登場人物たちの心情に、もっとのめりこめるようなドラマがあれば、それが気にならず、プロットの巧緻さをより楽しめたかも。
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短編なので、楽に読めます。 「迷い箱」:更正保護施設の施設長(だった、たぶん)、 「899」:消防士 「傍聞き」:母子家庭の刑事 「迷走」:救命救急士 ミステリーとしては、王道な感じ。 ミスリードしながら、「あ~、そっち!!」って結末。 そして、ちょっと心温まるような結末。...
短編なので、楽に読めます。 「迷い箱」:更正保護施設の施設長(だった、たぶん)、 「899」:消防士 「傍聞き」:母子家庭の刑事 「迷走」:救命救急士 ミステリーとしては、王道な感じ。 ミスリードしながら、「あ~、そっち!!」って結末。 そして、ちょっと心温まるような結末。 読み終わった後の感覚も悪くないです。 通勤などで読むのに適している感じがします。
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1210 期待し過ぎたせいか?全体的にあっさりして読み応えがなかった。少々淡白かな。08年日本推理作家協会賞短編部門賞
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短編集なので軽く読める。『傍聞き(かたえぎき)』は父親を事件で亡くしているが、母子関係がしっかりしている。我が家もずっとそうでありたい。
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迷走・傍聴き・899・迷い箱、4つの珠玉の人間ドラマが収められた短編集。 魅力的な主人公達の悩み・生き様が、どれも感動的な作品。 4作とも遜色のない良作です。 個人的には、タイトルにもある「傍聴き」がお奨め。 親子関係がテーマの作品ですが、人を動かすにも役立つ内容でした。
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推理ものの短編集。どれも人情味のある話で、結末含めて後味が良かった。特に表題作の「傍聞き」がいちばん良かった。 筑波大卒の作家の作品を読んだのは初めてかも。
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2012/10/18読了。日本推理作家協会賞の短編部門賞を受賞した表題作を含む短編集。 推理小説というジャンルなのかはちょっと疑問に思うんですが、ラストの種明かしで「うわ!だまされたー、うまい!」っていう、心地よい驚きと喜びみたいなのを感じました。 ひとつの話は短いけど、濃くて、...
2012/10/18読了。日本推理作家協会賞の短編部門賞を受賞した表題作を含む短編集。 推理小説というジャンルなのかはちょっと疑問に思うんですが、ラストの種明かしで「うわ!だまされたー、うまい!」っていう、心地よい驚きと喜びみたいなのを感じました。 ひとつの話は短いけど、濃くて、切れ味鋭く、結末は暖かい。表題作の「傍聞き」が一番良かったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。 娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心揺さぶられる「傍聞き」。 女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。 元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。 まったく予想のつかない展開と、人間ドラマが見事に融合した4編。表題作で08年日本推理作家協会賞短編部門受賞。 2012年の国内ミステリー部門でダントツの1位だという事で気になったので読んでみました。 迷走の室伏の仕事への姿勢は素晴らしい。 私情を挟まない消防士さん仕事をする上でこういう人間になりたいと思います。 傍聞きの菜月は、子供ながらに一生懸命周りを見ているんだと思う。 本書の4編の中で迷走と傍聞きが気に入りました。 短編だとちょっと物足りなく感じてしまいました。 登場人物に厚みがあるせいなのか、もっと彼らを見ていたいと思いました。 それでも十分楽しめる短編集だと思います。 伏線回収、ラストの意外性面白いです。
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どの短編もムダを省いてスリムな文体が心地よかった。サラサラと読めてしまった分、感動も半分だったのが、少し残念。登場人物の心の動きをもう少し深く描いて欲しかった。“傍聞き”って、そう言う意味があったのね・・・。勉強になった。
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4編の短編ミステリー。表題作はもちろんですが、個人的には『迷い箱』に何故か感情移入してしまいました。どれもショートストーリーながら深く印象に残るストーリーです。
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