四月は君の嘘(1) の商品レビュー

新川直司(著者)

2012/12/03

ピアノの話はやはり好き。
自分が弾いている時の気持ち良さを思い出せる。
また、始めたくなる。
そんな音楽への歓びと希望と舞台に立つ恐怖とが、登場人物の淡い恋心と共にキラキラと、しかし切なく現れている。

設定はありふれていて、チンケかもしれないが、好きな作品。

2012/10/29

ピアノの音が聞こえない元・天才ピアニスト有馬公正と音楽は自由だというヴァイオリニスト宮園かをりが出会い物語は始まる。

今までピアノから逃げてきた公正の人生は彼女との出会いによってどう変わるのか。どう成長するのか。

絵が個人的には好き。
話の内容も音楽を通して語られる青春とか恋愛とかあっていいと思った。

2012/10/29

素晴らしい！BRAVO！思わずスタンディングオベーションしたくなる傑作。

３月ライオンを彷彿とさせる天才ピアニストの少年が主人公。特に鳥肌が立つような演奏シーンが素晴らしい。クラシックファンにはたまりません。

魂のこもった命を削るような素晴らしい演奏を聴くと思わず涙してしまうことがあるけれど、この作品ではそれと同じような感動が味わえます。一切音のない漫画という表現手法なのに。

YouTubeに作中曲が公開されているので、これを聴きながら読むとさらに臨場感UP。

四月は君の嘘 単行本第１巻 宮園かをり演奏曲　クロイツェル
http://www.youtube.com/watch?v=eRQZkeEYMko

四月は君の嘘　単行本２巻 デュオ演奏曲　序奏とロンド･カプリチオーソ
http://www.youtube.com/watch?v=n1MJmliSTIk

１巻を読んだその日に本屋さんに走って、４巻までいっきに読んでしまいました。
続刊が楽しみな作品がまた１つ増えました。

2012/10/26

ジャケ買いならぬタイトル買い（笑）
久々です、タイトル買い。
でも結構表紙も気に入っているのですが。

で、内容はバッチリ当たりでした。
まだまだ粗削りな絵ではありますが、印象的な場面は十二分に表現されていて掴みはOK！（笑）
場面によっては久々に本読んで鳥肌立った思いがした。
女の子たちの潔さと言うか、妖怪のような執念深さというか（笑）男の子の方が繊細に見える演出に笑いましたが、いい味出してます。

とりあえず、明日（あ、今日か）続きを買いに行く！

2012/10/19

二巻を読むのがが怖いくらい、完成度の高い一巻。

音楽と青春。重くなく軽くなく。
全てのバランスがよく、絵の見せ方が抜群にうまい。

2012/10/08

音楽に関係する作品が好きなので購入してみました。

挫折してしまった元天才少年と、

自由に音楽を奏でる破天荒な少女。

登場人物が向かう先が気になる作品だなと思いました。

2012/10/08

一言で言うならすごくバランスのいい漫画だと思います。
軽いギャグでシリアスに寄り過ぎないし、失踪感のある展開、演奏シーンの勢いなど万人受けするのではないでしょうか？
でもなにか飛び出たものがもうひとつ欲しいなと思わせるのと同時に期待も持たせてくれるので今後の展開の期待です。

2012/09/15

漫画って音が聴こえないのが当たり前なんですが、
音が今にも聴こえてきそうな漫画です。
まだ読んでない人はもったいないと思うので、是非読んでみることをオススメします。

「ちはやふる」好きな人は結構好きなお話だと思うかなー。

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内容説明
「あの日、僕はピアノが弾けなくなった‥‥」仄暗い青春を過ごす元・天才少年、有馬公生。夢も恋もない世界に佇む、彼に差し伸べられた手は名も知れぬ少女のものだった!!

母の死をきっかけにピアノを弾かなくなった、元・天才少年有馬公生。目標もなく過ごす彼の日常は、モノトーンのように色が無い‥‥。だが友人の付き添いで行ったデートが、少年の暗い運命を変える。性格最低、暴力上等、そして才能豊かなヴァイオリニスト‥‥少女・宮園かをりと出逢った日から、有馬公生の日常は色付き始める!! 青春を切り取る注目の作家・新川直司がおくる、切ない青春ラブストーリー最新作第1巻!

2013/04/07

レンタルで1～3巻まで。

かつて数々のピアノコンクールで優勝し「神童」と呼ばれた有馬公生は、
指導者でもあった母の死をきっかけにピアノを弾くことが出来なくなった。
数年後、幼なじみの椿を通じて同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと
知り合い、その力強く自由奔放な演奏に圧倒される。
その瞬間、ずっとモノトーンにしか見えていなかった公生の世界が再び
カラフルに色付き始めたのだった。

音楽を題材にした、才能溢れる少年少女たちの成長物語。
恋だの友情だの、青春グラフィティ的な要素もあり・・・かな。
ありがちな内容だけど魅せ方が上手いのか、わりと楽しめました。
「音」の持つ迫力や色を、コマ割り・構図と絵の動きだけで表現するのは
なかなか難しそうですが、そのあたりも上手いと思います。

2013/3　5巻読了

暫定　★3.0～3.5

2012/07/17

挫折中の天才少年ピアニストの成長を描く甘酸っぱい青春モノ。親に言われるがまま、楽譜通りの精密機械のような演奏をしていた主人公が、常識無視の自由奔放な演奏家に触発されていき・・・。と書くと、「ピアノの森」と何が違うのか、という話になるのだが、違いはズバリ「甘酸っぱい」かどうか。本作は、絵柄にもストーリーにも、えも言われぬ甘酸っぱい感が漂っていて、なんかこう琴線に触れてくるんだね。それに、わざと崩した描き方をしているけれど、この作者の作画はめちゃくちゃ上手い。本作の作画からは、作者の相当なこだわりが感じられ、完成度も高く、また一人すごい漫画家が出てきたという印象。（ちょっと褒め過ぎかな？）