心星ひとつ の商品レビュー

髙田郁(著者)

2024/04/21

思い人の正体が御前奉行の小野寺和馬とわかり、着々と輿入れの準備が進む。澪は料理人としての自分を捨てることができるのか？心星(北極星)のように動かない自分の心を見つめることになる。

2024/02/21

澪の前に伸びるいくつもの分かれ道。
どれを選んでも喜ぶ人と悲しむ人がいる。
女としての幸せ、料理人としての幸せのどちらしか選べないなら、どうするか。
澪の周りの人たちの優しさ、厳しさがしみる。
見つけた心星。源斉から聞くというのもまた切ないけれど。出会いの尊さを思う。
次巻もまた楽しみ。

2024/02/05

澪が様々な岐路に立たされる今作。
その優しさゆえに苦悩するが、それでも目を逸らさず自分の道を探す彼女の姿に心動かされる。

2024/01/04

こっちを立てればあっちが倒れ、という展開で読んでてもどかしい。まぁ今までもそうやったけど…。
全部うまくいく道、あればいいのになぁ。

2023/12/24

今日もつる屋の面々は強い。剛性というより、しなやかな強さというべきでしょう。澪の苦悩と決断、その意志の強さにこちらも励まされる気がする。しかしこの展開は悩ましい。

2023/12/16

小松原さまーー！ついに澪にあの言葉を！！
でも唐突すぎやしませんか？急展開ですよ。

源斉先生ーーー！種市さんも気づいてますよ！！
私も気づいてますよ！何気にあなたは私の推しですよ。

お澪坊ーーーー！あんたは職人だ！！
私なら無理だ。全力で応援するよ！！

でもこれ、次の巻からどういう展開になるんだ？…こわっ。

2023/09/26

こんなに次々と重大な決断を迫られて、澪のことが心配になってしまうほど。
1人の女性としての人生をとるか、自分の道を行くか、泣きながら読んだ。

2023/09/05

みをつくし料理帖第6巻。澪の行く末を大きく分ける選択肢が怒涛のように押し寄せて物語が大きく動いた巻。先が気になり過ぎて速攻で次巻を借りに走ってしまった。巻末付録のQAコーナー「みをつくし瓦版」もちょっとしたコーナーだけど作品理解が深まって良い感じ。

2023/08/13

新星かぁ。
いいなぁ。
それが澪には見えてるんですね。
逆境でもアイデアで乗り越える澪が大好きです。

2023/03/27

一言で言うと今回は岐路の巻だった。
今の店を手放すか、登龍楼から店を譲り受けるか、吉原で天満一兆庵を再建するかで澪は悩む。結局、現状維持で自分の道を見出す。

坂村堂の実家の一柳のおやじが意地悪で腹が立つ。料理人失格なんてどの口が言っているのか？りう婆さんが今回は大活躍！スカッとする。70代になって人生がなんたるかようやく分かってくるのよというセリフが深い。

最終話は、小松原の嫁入りでつる屋を辞めるかどうか話。今回は正直、食べ物よりも内容にインパクトがあって、そちらに目がいってしまった。嫁入りを一度は決めるも果たして！？